Unreal Engine 5による圧倒的なグラフィックと進化したサバイバル体験が楽しめる『ARK: Survival Ascended(ASA)』。「友達と一緒にマルチプレイを始めたいけれど、ホストから離れられず強制ワープされる」「Steam版のPCとPS5でクロスプレイしたいのに合流できない」「自分たちだけの非公式専用サーバーを立てるにはどうすればいい?」といった悩みや疑問を抱えていませんか?
結論から言うと、ASAでテザー距離制限に悩まされず、異なるプラットフォーム間で自由にマルチプレイを楽しむためには 「専用サーバー(Dedicated Server)」の構築が必須 です。
サーバーを立てる方法には、主に 「レンタルサーバー(Nitrado等)を利用する最も手軽な方法」 と、 「自宅のWindows PCを使って完全無料で自力構築する方法」 の2種類があります。
この記事では、マルチプレイ手法の徹底比較から、レンタルサーバーでの即時クロスプレイ設定、自宅PCでのSteamCMD/ASA Server Manager構築手順、ポート開放、そしてサーバー一覧に表示されない時のトラブルシューティングまで、専門知識がない方でも迷わず設定できるように分かりやすく完全解説します!
📌 この記事でわかること(目次ダイジェスト)
- ARK ASAマルチプレイ3大手法の決定的な違い(比較早見表つき)
- 非専用セッションのテザー距離問題と、専用サーバーが必要となる理由
- レンタルサーバー(Nitrado)でクロスプレイを有効化する最短3ステップ
- 自宅PCでSteamCMDを使って完全無料の非公式サーバーを自力構築する全手順
- ルーターのポート開放(UDP 7777 / 7778 / 27015)とWindowsファイアウォール設定
- 日本の光回線特有の「IPv4 over IPv6(v6プラス等)」問題と回避策
- サーバー一覧に出ない・入れない時の原因と即効チェックリスト
- クロスプラットフォームMOD(CurseForge)導入時の必須注意点
目次
【比較早見表】ARK ASAマルチプレイ3大手法の違いを徹底比較
ARK ASAで友達とマルチプレイを楽しむ方法は、大きく分けて以下の3通りが存在します。それぞれの特徴、費用、制限事項、設定の難易度を比較表にまとめました。
| 比較項目 | 非専用サーバー(ローカルホスト) | 自宅PC非公式サーバー(自力構築) | レンタルサーバー(Nitrado等) |
|---|---|---|---|
| 月額費用 | 完全無料 | 無料(電気代が月約2,000〜3,500円) | 月額 約2,000円〜 |
| クロスプレイ可否 (Steam × PS5 × Xbox) |
✕ 不可(同一機種のみ) | ◯ 可能(起動引数の指定必須) | ◯ 可能(管理画面でワンクリック) |
| テザー距離(距離制限) | あり(約200〜300m・強制ワープ) | なし(完全自由に行動可能) | なし(完全自由に行動可能) |
| 24時間常時稼働 | ✕ 不可(ホスト起動時のみ) | △ 可能(PCを常時つけっぱなし) | ◯ 完全対応(365日常時オンライン) |
| 必要マシンスペック | プレイ用の標準スペック | 超高スペック(メモリ最低16GB / 推奨32GB以上) | 不要(低スペックPCやPS5のみでOK) |
| 構築難易度・設定の手間 | ★☆☆(ゲーム内ですぐ開始) | ★★★(コマンド・ポート開放が必要) | ★☆☆(ブラウザ操作のみで完了) |
| おすすめの読者対象 | 同一ハードの2人でお試しプレイしたい方 | ハイスペックPCがあり完全無料で立てたい方 | 手軽・安全・快適にクロスプレイしたい全ユーザー |
上の表からもわかる通り、 「SteamのPCとPS5でクロスプレイしたい」「離れた場所で自由に探索・建築したい」 という場合は、非専用セッションではなく専用サーバー(自宅PCまたはレンタルサーバー)の導入が不可欠です。
なぜ非公式サーバーが必要なのか?非専用セッションの限界と専用サーバーのメリット
ゲーム内のメインメニューにある「非専用セッションホスト」を使えば、費用をかけずにフレンドを招待できます。しかし、実際にプレイを始めると多くのプレイヤーが深刻な不満やトラブルに直面します。ここでは非公式専用サーバーが必要とされる決定的な理由を解説します。
非専用サーバーのテザー距離問題(ホストから離れると強制テレポート)
非専用セッションにおける最大の障害が 「テザー距離制限(見えないゴム紐)」 です。
非専用セッションでは、ホスト(部屋を立てたプレイヤー)のPCやゲーム機本体がゲームワールド全体の演算処理を一人で負担しています。そのため、ハードウェアのクラッシュやメモリ枯渇を防ぐ目的で、ゲストプレイヤーは ホストから約200〜300メートル以上離れることができない仕様 になっています。
⚠️ 非専用セッションで発生する四大トラブル
- 別行動が一切できない:一人が拠点で建築作業を行い、もう一人が遠くの山へ鉱石採掘や恐竜テイムに出かけるといった自由な役割分担ができません。
- 強制テレポート(ワープ事故):ホストが洞窟に入ったり、ベッドへのファストトラベルやテレポートを行うと、遠くにいたゲスト全員が強制的にホストの目の前へ瞬間移動させられます。
- 飛行中の落下死や恐竜ロスト:飛行恐竜に乗っている最中にホストが移動して強制ワープが発動すると、騎乗解除されて高所から落下死したり、テイム中の恐竜を見失ってしまう大事故につながります。
- ホスト不在時は遊べない:ホストがPCやゲーム機を起動してワールドを開いていない限り、他のメンバーは自分のキャラクターでログインすることすらできません。
Steam版×PS5版×Xbox版のクロスプレイは「専用サーバー」が必須
ARK ASAの大きな魅力はPC(Steam)とPlayStation 5、Xbox Series X|Sを跨いだクロスプレイですが、 非専用セッションでは異なるプラットフォーム間での通信に対応していません。
家庭用ゲーム機(PS5やXbox)とPCでは通信プロトコルやネットワークセキュリティの制限が異なるため、ローカルホスト形式の非専用セッションでは機種の壁を越えられない設計になっています。
Steam版のプレイヤーとPS5版のプレイヤーが同じワールドで冒険するためには、 双方が外部から接続できる中継地点としての「専用サーバー(Dedicated Server)」が必須 となります。
※クロスプレイ全体の対応仕様や旧作ASEとの違いについては、以下の解説記事で詳しく整理しています。
👉 【ARK】クロスプレイ対応状況とやり方完全ガイド!ASAとASEの違い・サーバー設定と入れない時の対処法
サーバーホスト用PCに必要なスペック(Unreal Engine 5による超高負荷・メモリ最低16GB/推奨32GBの理由)
もし自宅のWindows PCを使って自分専用の非公式サーバーを立てる場合、PCの性能(スペック)には細心の注意を払う必要があります。
ARK ASAは最新のゲームエンジン「Unreal Engine 5(UE5)」を採用しており、高度なグラフィックや物理演算、広大なオープンワールドの動的処理を行うため、 旧作ASEと比べてもサーバープログラム単体の負荷が跳ね上がっています。
| パーツ | サーバー専用機の場合 | 同一PCでサーバー稼働+プレイする場合 |
|---|---|---|
| メモリ(RAM) | 最低16GB(推奨24GB〜32GB) | 最低32GB(推奨64GB) |
| CPU | 4コア / 8スレッド以上(定格3.2GHz〜) | 8コア / 16スレッド以上(Core i7/i9, Ryzen 7/9) |
| ストレージ | 高速NVMe SSD(空き容量50GB以上) | 高速NVMe SSD(空き容量150GB以上) |
サーバー起動直後だけで約10GB〜12GBのメモリを消費します。さらにプレイヤーが探索を進めてマップアセットがロードされ、野生恐竜や建築物が増加すると、サーバープログラムだけで14GB〜18GBに達することがあります。自宅PCで「サーバープログラム」と「自分自身のゲームクライアント」を同時に動かす場合は、 最低でも32GB、快適に動かすなら64GBのメモリが強く推奨 されます。
【一番簡単】レンタルサーバー(Nitrado等)でクロスプレイサーバーを即時起動する手順
「難しいコマンド操作やポート開放は避けたい」「自宅PCのメモリや電気代を気にせず、24時間いつでも友達と遊べる環境を作りたい」という方に最もおすすめなのが、公式パートナーである Nitrado(ニトラド)などのゲーム用レンタルサーバー を利用する方法です。
専門知識が一切不要で、Webブラウザの管理画面から数クリックするだけでクロスプレイ対応サーバーを開設できます。
管理画面で「Crossplay」を全プラットフォーム(All)に設定するだけ
レンタルサーバーでのクロスプレイ有効化は非常に簡単です。
- Nitradoダッシュボードにログイン:契約したサーバーの管理画面(コントロールパネル)を開きます。
- 一般設定(General Settings)へ移動:左メニューの「Settings(設定)」から「General(一般)」をクリックします。
- Crossplayの設定を変更:設定項目の中にある「Crossplay」欄を探し、プルダウンまたはチェックボックスで 「All(Steam, PlayStation 5, Xbox Series X|S)」 を選択します。
- 設定の保存と再起動:画面最下部の「Save Changes(変更を保存)」をクリックし、ダッシュボード上部の「Restart Server(サーバー再起動)」を実行します。
これだけで、Steam版、PS5版、Xbox版のすべてのプレイヤーが参加できるクロスプレイ専用サーバーがオンラインになります。
サーバー名・パスワード・経験値・テイム倍率の変更方法
Nitradoの管理画面では、サーバー名やゲーム内倍率も直感的に変更できます。
- サーバー名(Server Name)の設定:
フレンドがゲーム内検索で見つけやすいように、分かりやすい名前を設定します。日本語(全角文字)を使うとゲーム内の検索インデックスで文字化けしたりヒットしにくくなるため、 半角英数字(例:Tokyo_Survival_Serverなど)で設定するのが鉄則 です。 - パスワード(Server Password)の設定:
身内だけで遊びたい場合は、必ず「Server Password」を設定してください。部外者の乱入や荒らし被害を完全に防ぐことができます。 - 管理者パスワード(Admin Password)の設定:
ゲーム内で天候を変えたり、スタックした恐竜を救出するなどの管理者コマンドを実行するためのパスワードです。プレイヤー用パスワードとは異なる文字列を設定しましょう。 - ゲームバランス倍率の調整:
「Gameplay Settings」欄で倍率をカスタマイズできます。社会人や学生でプレイ時間が限られている場合は、以下の設定に調整するとサクサク快適に遊べます:- Taming Speed Multiplier(テイム速度倍率):
3.0〜5.0倍(大型恐竜のテイム時間が数時間から30分前後に短縮) - Harvest Amount Multiplier(採取量倍率):
2.0〜3.0倍(木材や石、鉱石の集まりやすさが向上) - XPMultiplier(経験値倍率):
2.0倍(レベルアップが適度にスムーズ)
- Taming Speed Multiplier(テイム速度倍率):
専門知識・ポート開放不要で初心者にも安心なメリット
レンタルサーバーを利用する最大の価値は、 「ネットワークトラブルに巻き込まれないこと」 です。
自宅PCでサーバーを立てる場合、後述するルーターのポート開放やファイアウォール設定、日本の光回線特有のIPv6制限など、多くの技術的ハードルが存在します。設定を1箇所でも間違えるとフレンドが一切接続できず、何日も原因究明に追われるケースが少なくありません。
💡 設定の手間なく手軽にサーバーを立てたい方はこちら!
「自宅PCのスペックが足りない」「ポート開放が難しくて挫折した」という方は、ARK公式提携のNitradoをはじめとするレンタルサーバーの導入がおすすめです。主要3社の料金・スペック比較や失敗しない選び方は以下の解説記事で詳しく紹介しています。
👉 ARK ASAおすすめレンタルサーバー比較!初心者でも失敗しない料金・スペックと選び方
【完全無料】自宅PC(Windows)で非公式専用サーバーを自力構築する手順
十分なスペックを持つゲーミングPCがあり、「月額料金をかけずに完全無料でクロスプレイサーバーを立ち上げたい」という中〜上級者向けに、Windows PC上で非公式専用サーバーを自力構築する完全手順を解説します。
「ASA Server Manager」または「SteamCMD」のダウンロードとセットアップ
ARK ASAのサーバープログラムは、Valve社が公式提供しているコマンドラインツール 「SteamCMD」 を使用して直接ダウンロードします(GUIで管理できるASA Server Managerを利用する場合も、内部でSteamCMDが動作します)。
ここでは確実かつトラブルの少ないSteamCMDによる手動セットアップ手順を紹介します。
手順1:作業用フォルダの作成とSteamCMDの配置
- Cドライブの直下などに、半角英数字で作業フォルダを作成します(例:
C:\SteamCMDおよびC:\ASAServer)。 - Valve公式ページから
steamcmd.zipをダウンロードし、C:\SteamCMDフォルダ内に解凍します。
手順2:サーバープログラムのダウンロード
コマンドプロンプト(cmd.exe)を開き、以下のコマンドを順番に実行します:
cd C:\SteamCMD
steamcmd.exe +login anonymous +force_install_dir C:\ASAServer +app_update 2430930 validate +quit
※ 2430930 はARK: Survival Ascended Dedicated ServerのSteamアプリケーションIDです。
※ 初回ダウンロードには数十GBのデータ転送が発生するため、回線速度に応じて15分〜30分程度待機します。「Success! App ‘2430930’ fully installed.」と表示されればダウンロード完了です。
クロスプレイを有効化する必須起動引数(-ServerPlatform=ALL)の設定
サーバーを起動するためのバッチファイル(.bat)を作成し、クロスプレイを有効化する必須パラメータを記述します。
手順:起動用バッチファイルの作成
- サーバーの実行ファイルがあるフォルダ(
C:\ASAServer\ShooterGame\Binaries\Win64)を開きます。 - フォルダ内で右クリックし、「新規作成」>「テキスト ドキュメント」を選び、ファイル名を
StartServer.batに変更します(拡張子.txtが.batに変わるようにリネームしてください)。 - メモ帳などのテキストエディタで
StartServer.batを開き、以下の内容を貼り付けて保存します:
@echo off
title ARK ASA Dedicated Server
start ArkAscendedServer.exe TheIsland_WP?listen?SessionName="MyAsaServer"?ServerPassword="MyPassword123"?ServerAdminPassword="MyAdminPass123"?Port=7777?QueryPort=27015?MaxPlayers=10 -ServerPlatform=ALL -WinLiveMaxPlayers=10 -culture=ja -log
exit
記述内容の重要パラメータ解説
-
TheIsland_WP:ロードするマップ名(アイランドの場合は TheIsland_WP、スコーチドアースの場合は ScorchedEarth_WP)。 -
?listen:外部からの接続要求を受け付ける必須フラグ。 -
?SessionName="MyAsaServer":ゲーム内に表示されるサーバー名。好きな半角英数字に変更してください。 -
?ServerPassword="MyPassword123":プレイヤーが入室する際のパスワード。 -
?ServerAdminPassword="MyAdminPass123":管理者権限コマンド用のパスワード。 -
?Port=7777:ゲーム本体の通信ポート(UDP)。 -
?QueryPort=27015:サーバー検索・情報取得用のSteamクエリポート(UDP)。 -
** -ServerPlatform=ALL **(最重要):
この引数が指定されていない場合、サーバーはSteam専用モードで立ち上がり、PlayStation 5やXboxからのアクセスがすべてブロックされます。 クロスプレイを実現するための最重要パラメータ です。
ルーターのポート開放(7777 UDP、7778 UDP、27015 UDP)
自宅サーバーをインターネット上に公開し、外部のフレンドが接続できるようにするためには、自宅ルーターで ポート開放(ポートフォワーディング / 静的IPマスカレード) を行う必要があります。
| ポート番号 | プロトコル | 役割・用途 |
|---|---|---|
| 7777 | UDP | ゲーム通信用メインポート(Game Port) |
| 7778 | UDP | Peer通信・クライアント接続待機用(Raw UDP) |
| 27015 | UDP | Steamクエリポート(サーバー検索・状態確認用) |
ルーター側での設定手順の概要
- サーバーPCのプライベートIPを固定化:
Windowsの「ネットワーク設定」を開き、サーバー用PCのローカルIPアドレス(例:192.168.1.50)を固定します。 - ルーター管理画面にアクセス:
ブラウザのアドレスバーにルーターのゲートウェイIP(192.168.1.1や192.168.0.1等)を入力し、ルーターの管理画面にログインします。 - ポート転送設定の追加:
「詳細設定」>「ポート変換(または静的IPマスカレード / バーチャルサーバー)」を開き、以下の規則を追加します:- 宛先IPアドレス: サーバーPCの固定IP(例:
192.168.1.50) - プロトコル: UDP
- 外部ポート / 内部ポート: 7777、7778、27015
- 宛先IPアドレス: サーバーPCの固定IP(例:
- 設定を保存し、ルーターを再起動します。
Windows Defenderファイアウォールの受信規則追加
ルーターのポートを開放しても、Windows側のセキュリティ(Windows Defenderファイアウォール)が通信を遮断していると外部から接続できません。着信通信を許可する規則を追加します。
- スタートメニューで「Windows Defender ファイアウォール」を検索し、「詳細設定」を開きます。
- 左メニューの 「受信の規則」 を選択し、右メニューの 「新しい規則」 をクリックします。
- 規則の種類で 「ポート」 を選択して「次へ」。
- プロトコルで 「UDP」 を選択し、特定ローカルポートに
7777, 7778, 27015と入力して「次へ」。 - 操作で 「接続を許可する」 を選択して「次へ」。
- プロファイル(ドメイン、プライベート、パブリック)すべてにチェックが入っていることを確認して「次へ」。
- 名前に「
ARK ASA Server Ports」と入力して「完了」をクリックします。 - 念のため、「プログラム」の規則として
C:\ASAServer\ShooterGame\Binaries\Win64\ArkAscendedServer.exeも接続許可に追加しておくと万全です。
【トラブル解決】サーバー一覧に名前が表示されない・参加できない時のチェックリスト
「サーバーを起動したのにゲーム内のリストに出てこない」「友達のPS5から検索しても見つからない」というトラブルは、ARK ASAのサーバー構築で最も多くの人が直面する壁です。トラブルが発生した際は、以下の5項目を順番にチェックしてください。
1. ゲーム内フィルターの罠(「非公式」「プレイヤーサーバーを表示」「パスワード保護」のチェック)
サーバーが表示されない原因の約8割は、ゲーム内のサーバーブラウザ下部にあるフィルター設定のミスです。
フレンド側のゲーム画面で、以下の4つのチェックが正しく設定されているか必ず確認してください:
🔍 サーバー検索画面の必須フィルター設定
- ✅ セッションタイプ(左下):必ず 「非公式(Unofficial)」 に切り替える(公式のままでは絶対に表示されません)。
- ✅ 【最重要】パスワード保護を表示(Show Password Protected):パスワード付きサーバーの場合、このチェックをONにしないと検索結果から完全に除外されます! デフォルトでOFFになっている場合が多いため最も見落としやすい罠です。
- ✅ プレイヤーサーバーを表示(Show Player-Hosted Servers):自宅PCサーバーの場合、このチェックボックスがONになっていないとリストに現れないことがあります。
- ✅ クロスプレイを表示(Show Crossplay Servers):PS5やXbox版では、画面下部に「クロスプレイサーバーを表示」のトグルが存在します。これがOFFになっていると他機種対応サーバーがフィルタリングされます。
2. サーバー側とゲーム本体のバージョン不一致(定期アップデートの確認)
ARK ASAはバグ修正やバランス調整のパッチが頻繁に配信されます。
クライアント側(プレイヤーのゲーム本体)とサーバー側のバージョン番号が一致していない場合、サーバーブラウザの一覧に表示されないか、接続を試みてもタイムアウトエラーで弾かれます。
- 自宅PCサーバーの場合:
定期的にSteamCMDを起動し、サーバーのアップデートコマンド(steamcmd +login anonymous +force_install_dir C:\ASAServer +app_update 2430930 validate +quit)を実行して最新パッチを適用してください。 - レンタルサーバーの場合:
Nitradoなどの管理画面からサーバーの再起動を実行すると、自動的に最新パッチが取得・適用されます。
3. 日本特有の光回線「IPv4 over IPv6(v6プラス等)」によるポート開放不可問題と対策
自宅PCサーバーを構築する際、 日本の多くのインターネット環境で最大の障壁となるのが「IPv4 over IPv6(MAP-E / DS-Lite方式)」によるポート開放制限 です。
現在、日本の多くの光回線(v6プラス、transix、OCNバーチャルコネクト、クロスパス等)では、通信高速化のためにIPv4 over IPv6接続が標準化されています。この技術では、 1つのグローバルIPv4アドレスを複数の契約者でポート番号を細切れにして共有しているため、任意のポート(7777や27015など)を個人が自由に開放することができません。
自分の回線がポート開放できるか見分ける方法
- ルーターのステータス画面で、WAN側の接続方式が「v6プラス(MAP-E)」や「transix(DS-Lite)」になっている。
- 外部のポート開放確認サイトでポート「7777」のチェックを行っても、常に「ポートが閉じています」と判定される。
解決策
- プロバイダの固定IPオプション(IPv4専有)を契約する:
プロバイダに追加料金(月額1,000円〜2,000円程度)を支払い、自分専用の固定IPv4アドレスを付与してもらうことで、任意のポートを開放できるようになります。 - レンタルサーバー(Nitrado等)の利用に切り替える(推奨):
固定IPの月額料金を支払うのであれば、最初からゲーム用に最適化されたレンタルサーバーを月額約2,000円で契約する方が、設定の手間や電気代、マシンスペック消費の観点からも圧倒的に合理的です。
4. 起動直後のロード時間(ワールド展開に5〜10分かかる仕様)
サーバーを起動して黒い画面(コンソールウィンドウ)が出た直後は、まだワールドの読み込み処理が行われています。
Unreal Engine 5のマップデータ展開、アセット読み込み、NavMesh(恐竜の移動ナビゲーション網)の生成が完了し、 SteamおよびEpic Online Services(EOS)のマスタサーバーへサーバー情報が登録されるまでに、起動開始から通常5分〜10分程度の時間がかかります。
コンソール画面の文字が止まり、「Server successfully started」やマップの読み込み完了ログが表示されるまで、焦らずに待機してからゲーム内で検索をかけてください。
5. 検索に出ない場合の直接接続コマンド(`open IPアドレス:Port`)
サーバーブラウザの一覧にどうしても名前が表示されない場合でも、サーバーが正常に起動してポートが開放されていれば、 コンソールコマンドからIPアドレスを直接指定して接続することが可能 です。
PC(Steam版)での直接接続手順
- ゲーム内のタイトル画面、またはローカルゲームに入った状態で、キーボードの
Tabキー(または@キー) を押してコンソール入力欄を開きます。 - 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します:
open グローバルIPアドレス:7777 パスワード(例:
open 123.456.78.90:7777 MyPassword123)
PS5 / Xbox版での注意点
コンソール版ではセキュリティの制限上、直接IP接続コマンドの利用が制限されている場合があります。CS版のフレンドを確実に招待したい場合は、サーバー名の検索インデックスに正しく登録されるよう、上記チェックリスト(フィルター設定やパッチ適用)を整えておくことが基本となります。
クロスプレイサーバーにMODを導入する際の注意点
ARK ASAの画期的な進化点の一つが、家庭用ゲーム機(PS5/Xbox)を含むクロスプラットフォームMOD対応です。ゲーム内に統合された 「CurseForge」 により、コンソール勢であってもMOD入りのワールドで一緒に遊ぶことができます。
ただし、クロスプレイサーバーにMODを導入する際には特有の注意点があります。
CurseForge上の「Cross-Platform」対応アイコンの確認必須
MODをサーバーに導入する際は、CurseForgeのMODページまたはゲーム内MODブラウザで、 「Cross-Platform(全機種対応)」のマークが付いているかを必ず確認 してください。
MOD制作者がコンソール向けにビルド・最適化を行い、Studio Wildcardおよびプラットフォーマーの承認を受けたMODのみがPS5やXboxで動作します。もしPC専用のスクリプトMODなどをサーバーに導入してしまうと、 コンソール版のフレンドがサーバー接続時にエラーを出して強制切断される原因 になります。
サーバー管理者は、クロスプレイを維持したい場合は「Cross-Platform」認定されているMODのみを選定して導入しましょう。
PS5やXbox側でのMOD自動ダウンロード設定
サーバー側にクロスプラットフォームMODが導入されている場合、参加するPS5やXboxのプレイヤーは、 サーバー接続時に必要なMODデータがゲーム画面内で自動的にダウンロード&インストール されます。事前にプレイヤー側でMODを探して手動インストールしておく必要はありません。
ただし、以下の2点に注意してください:
- 初回接続時の待機時間:
容量の大きな恐竜追加MODや建築MODが入っている場合、初回ログイン時のMODダウンロードに数分〜十数分かかることがあります。ダウンロード中は画面が一時的に停止したように見える場合がありますが、中断せずに待ちましょう。 - コンソールのMODストレージ容量上限:
PS5やXboxでは、ゲームシステム全体でMODに割り当てられるストレージ容量にあらかじめ上限枠(数GB〜十数GB程度)が設けられています。巨大なMODを大量に入れすぎるとコンソール側の容量上限に達してダウンロード失敗エラーが発生するため、導入するMODは本当に必要なものに厳選するのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
ARK ASAの非公式サーバー構築に関して、プレイヤーからよく寄せられる疑問について回答します。
Q. サーバーを起動したままPCをスリープにしても大丈夫?
A. いいえ、PCがスリープ状態になるとサーバーは即座に停止します。
Windowsがスリープや休止状態に入ると、CPUの演算やネットワークアダプターの通信が完全に休止します。そのため、参加中のフレンドは全員即座に切断され、サーバー一覧からも消滅します。自宅PCでサーバーを稼働させ続ける場合は、Windowsの「電源とスリープ」設定を開き、PCが自動的にスリープ状態にならないよう「なし」に設定しておく必要があります。
Q. 自宅PCサーバーを24時間つけっぱなしにした場合の電気代は?
A. 目安として月額約1,800円〜3,500円程度の電気代が発生します。
サーバー稼働中のゲーミングPCは、アイドル〜中負荷状態で約80W〜150W程度の電力を常時消費します。全国家庭電気製品公正取引協議会の電力料金目安単価(1kWhあたり31円)で試算すると、以下のようになります:
・平均80W稼働:約1,785円 / 月
・平均120W稼働:約2,678円 / 月
・平均150W稼働:約3,348円 / 月
このように、自宅PCを常時つけっぱなしにすると 電気代だけでレンタルサーバー代(月額約2,000円)と同等以上のランニングコスト がかかります。さらにPCパーツの経年劣化やファンの騒音、室温の上昇を考慮すると、24時間運用を前提とするならレンタルサーバーを利用する方が結果的にコストパフォーマンスが高くなります。
Q. マルチプレイで拠点を建てるのにおすすめの場所は?
A. 資源(金属鉱石や水晶)へのアクセスが良く、大型恐竜を並べられる平坦な土地が最適です。
複数人でプレイする場合、各自がテイムした恐竜の保管スペースや巨大なブリーディング施設が必要になります。アイランドやスコーチドアースの進行度別おすすめ拠点スポットについては、以下の詳細ガイドでマップ座標付きで解説しています。
👉 【ARK: ASA】拠点おすすめ場所完全ガイド!アイランド・スコーチドアースの進行度別最強立地・資源採取と建築のコツ
Q. サーバー開設直後に優先してテイムすべき序盤おすすめ恐竜は?
A. 木材集めのカストロイデス、石集めのドエディクルス、金属採取のアンキロサウルスが必須です。
マルチプレイで拠点を素早く拡張するためには、採取効率を何倍にも引き上げる恐竜の確保が最優先となります。序盤にテイムすべき恐竜の優先度ランキングや安全な罠の作り方は、以下の記事を参考にしてください。
👉 【ARK ASA】序盤おすすめ恐竜ランキング!テイム優先度・サドル解放レベルと安全な捕まえ方
まとめ:自分たちだけの快適なARK ASAマルチプレイ環境を手に入れよう
Unreal Engine 5によって圧倒的な進化を遂げた『ARK: Survival Ascended』。テザー距離の制約を受けることなく、Steam・PS5・Xboxの垣根を越えて友達と真のサバイバルを満喫するためには、非公式専用サーバーの導入が最高の解決策です。
本記事の重要ポイントを振り返ります:
- 非専用セッションの限界:テザー距離(約200〜300m)による強制ワープがあり、異なるハード間のクロスプレイも非対応。
- クロスプレイの必須条件:専用サーバーを構築し、起動引数に
** -ServerPlatform=ALL **を含める(レンタルサーバーなら管理画面でCrossplayを有効化)。 - 自宅PC構築の注意点:メモリ最低16GB(推奨32GB以上)、ルーターのUDPポート開放(7777 / 7778 / 27015)、および光回線のIPv6制限(v6プラス等)の確認が必須。
- サーバー一覧に出ない時の対策:「非公式」「パスワード保護を表示」「クロスプレイを表示」の3大フィルターチェックを徹底する。
- 手軽さと安定性を重視するなら:面倒なネットワーク設定や電気代、マシンスペックの負担をゼロにできるレンタルサーバーの活用が最もおすすめ。
設定の手間を省き、すぐに仲間と一緒に快適なクロスプレイを楽しみたい方は、ぜひ公式提携レンタルサーバーの導入も検討してみてください。自分たちだけの理想のサーバーを立ち上げて、恐竜が支配する壮大な世界へと繰り出しましょう!
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