初心者必見!抹茶を楽しむための基本的な抹茶器の選び方とおすすめ3選

by

in

抹茶は、その風味と健康効果で近年非常に人気がある飲み物です。しかし、抹茶を本格的に楽しむためには、適切な抹茶器具が必要です。今回は、初心者でも理解しやすい基本的な抹茶器具の選び方と、おすすめの抹茶器を3つ紹介します。

抹茶器具の基本的な選び方

抹茶茶碗(まっちゃちゃわん)

抹茶を楽しむために必須の器具の一つが「抹茶茶碗」です。茶碗の選び方について以下のポイントを押さえましょう。

  1. 大きさと形:

    • 茶碗は、抹茶を点てる際に十分な泡立ちができる大きさが望ましいです。一般的に直径10-15cm程度のものが適しています。
    • 底が平らな茶碗は抹茶が均等に混ざりやすく、初心者には使いやすいです。
  2. 素材と質感:

    • 陶器や磁器の茶碗が一般的ですが、それぞれの素材がもたらす質感があります。手に取ってみて心地よいと感じるものを選びましょう。
    • 内側の表面が滑らかで、抹茶がくっつきにくいものを選ぶと、泡立ちやすいです。

茶筅(ちゃせん)

抹茶を点てるための泡立て器、茶筅も重要なアイテムです。茶筅の選び方についても触れておきましょう。

  1. 素材:

    • ほとんどが竹で作られていますが、竹の種類によって品質が異なるため、購入の際には信頼できるブランドを選ぶと良いでしょう。
  2. 本数:

    • 茶筅には穂の本数が異なるものが存在し、一般的に80本や100本程度のものが多く使われます。細かい泡を立てるために、初心者は100本以上のものを選ぶと使いやすいです。

茶杓(ちゃしゃく)

茶杓は抹茶を茶碗に移す際に使用される小さな匙です。選び方のポイントは以下の通りです。

  1. サイズ:

    • 持ちやすく、抹茶をすくいやすい長さのものが理想です。約18cm程度のものが標準的です。
  2. 素材:

    • 竹製の茶杓が一般的です。しなやかで丈夫なものが良いでしょう。
    • 塗装がされていないシンプルなものが扱いやすく、見た目にも自然な風合いを楽しめます。

おすすめの抹茶器3選

1. 有名陶芸家作の「京焼抹茶茶碗」

京都の陶芸家が手がけた京焼抹茶茶碗は、美しいデザインと実用性を兼ね備えた一品です。釉薬のかけ方や模様が一つ一つ異なるため、自分だけのオリジナル茶碗を手に入れることができます。また、手にフィットする感覚も大切にされており、抹茶点てが楽しくなること間違いなしです。

2. 久保田恵仙堂の高品質茶筅

奈良の久保田恵仙堂が手がける茶筅は、高品質な竹を使用しており、職人の手によって一本一本丁寧に作られています。本数は120本で、初心者でも簡単に細かい泡を立てることができます。長く使っても型崩れしにくいので、長期間にわたって安定した点て心地を提供してくれます。

3. 唐木製の茶杓

唐木製の茶杓は、滑らかな手触りと上品な木目が魅力です。特に初心者には扱いやすく、ほどよいしなやかさがあるため、抹茶をすくう動作がスムーズに行えます。また、手入れも簡単で、使い込むほどに風合いが増していくので、長く愛用できることでしょう。

抹茶器具の手入れ方法

抹茶茶碗の手入れ

  • 使用後はぬるま湯で軽く洗い、水気をしっかり拭き取ります。
  • 強い洗剤は使用せず、場合によっては柔らかい布で拭くだけで十分です。

茶筅の手入れ

  • 抹茶を点てた後は、水洗いをして丁寧に水気を切ります。
  • 自然乾燥させる際、穂が広がらないように専用の茶筅置きを使用すると長持ちします。

茶杓の手入れ

  • 使用後は乾布で軽く拭き取り、直射日光の当たらない場所で保管します。
  • 竹製品の場合、特に湿気に注意しましょう。

まとめ

抹茶を本格的に楽しむためには、適切な器具を選ぶことが重要です。茶碗、茶筅、茶杓のそれぞれに気をつけて選び、手入れ方法も正しく行えば、長く愛用できることでしょう。おすすめの3つの抹茶器具も参考に、ぜひ自分に合ったアイテムを見つけてください。抹茶の世界をより深く楽しむためのステップとなること間違いなしです。

投稿者


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA