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A2牛乳(A2ミルク)とは?普通の牛乳との違い・効果・日本で買える場所を解説

A2牛乳(A2ミルク)とは?

A2牛乳(A2ミルク)とは、βカゼインタンパク質のA2型のみを含む牛乳のことです。通常の牛乳にはA1型とA2型の両方のβカゼインが含まれていますが、A2牛乳はA2型のみを産生する特定の乳牛から橋乳されます。

普通の牛乳との違い:A1型とA2型βカゼインとは?

牛乳のタンパク質の約3割を占めるβカゼインには、A1型とA2型の2種類があります。

  • A1型βカゼイン:ホルスタイン種などに多く、消化の過程でBCM-7(ベータ-カソモルフィン-7)というペプチドが生成されることがあります。一部の研究では、このBCM-7が消化器系の不快感に関連する可能性が示唑されています。
  • A2型βカゼイン:ジャージー種や一部の和牛などに多く、消化してもBCM-7が生成されにくいとされています。人乳(母乳)のβカゼインもA2型に近い構造です。

A2牛乳のメリット・期待される効果

消化しやすい可能性

一部の研究では、A2牛乳を飲むと通常の牛乳より消化器系の不快感が少ないと報告されています。「牛乳を飲むとお腹が不調になる」と感じている方の中には、乳糖不耐症ではなくA1タンパクへの反応が原因の場合があるとされています。

栄養成分は通常の牛乳と同等

A2牛乳のタンパク質・脂質・カルシウム・ビタミンなどの栄養成分は通常の牛乳とほぼ同じです。特別な栄養が付加されているわけではなく、βカゼインの種類が異なるのみです。

A2牛乳と乳糖不耐症の関係

A2牛乳には乳糖(ラクトース)が含まれており、乳糖不耐症の解決策にはなりません。乳糖不耐症とA1タンパクへの感受性は別の問題です。

「牛乳でお腹が不調になる」原因が乳糖不耐症なのか、A1タンパクへの反応なのかを見極めることが重要です。乳糖が問題の方は、ラクターゼ補助製品や乳糖除去牛乳(ラクトースフリー牛乳)を検討してください。

A2牛乳・A2ミルクはどこで買える?(日本)

日本では近年、A2牛乳・A2ミルクの流通が増えています。主な購入場所は以下のとおりです。

  • スーパーマーケット:ライフ、OKストア(オーケーストア)などの一部店舗で取り扱いがあります。
  • 成城石井・コストコ:輸入品のA2ミルクが購入できます。
  • 通販(Amazon・楽天市場など):オンラインでの購入が最も入手しやすい方法です。
  • 生協(コープ):一部のコープネットスーパーで国産A2牛乳が購入可能です。

2024年3月には一般社団法人日本A2ミルク協会が「日本A2協会牛乳」を発売し、今後全国展開を目指しています。

まとめ

A2牛乳(A2ミルク)は、βカゼインタンパク質のA2型のみを含む牛乳で、通常の牛乳より消化しやすい可能性があるとされています。栄養成分はほぼ同等で、乳糖不耐症の解決策にはなりませんが、A1タンパクへの感受性がある方にとっては選択肢の一つです。日本では通販やスーパーなど徐々に購入しやすい環境が整いつつあります。

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