抹茶の香りと豊かな味わいが楽しめる抹茶タルトは、和のテイストを感じながらも洋菓子のエレガントさを持ち合わせた逸品です。今回は、初めての方でも簡単に作れる抹茶タルトの作り方から、さらに一工夫を加えたアレンジアイデアまでをご紹介します。
目次
材料と道具の準備
基本の材料
タルト生地
- 小麦粉:150g
- 砂糖:50g
- 無塩バター:100g(冷やして小さく切る)
- 卵黄:1個
抹茶フィリング
- 生クリーム:200ml
- 砂糖:60g
- 卵:2個
- 抹茶パウダー:10g
デコレーション(オプション)
- ホイップクリーム
- いちごやブルーベリーなどのベリー類
- こしあん
- 抹茶パウダー(仕上げ用)
道具
- タルト型(直径20cm)
- オーブン
- ボウル
- ホイッパー
- シリコンスパチュラ
- ふるい
- パーチメントペーパー
抹茶タルトの作り方
タルト生地の準備
バターと砂糖を混ぜる
冷やしておいた無塩バターと砂糖をボウルに入れ、指先で混ぜながらサクサクとした状態にします。大体のバターが砂糖と混ざったら、小麦粉を加えます。小麦粉を加える
小麦粉をふるいにかけながら加え、さらに混ぜます。その後、卵黄を加え、生地がまとまるまで混ぜ合わせます。生地を冷やす
生地をラップに包み、冷蔵庫で30分ほど休ませます。これにより、焼いたときに生地が縮みにくくなります。生地を型に敷く
冷やした生地を5mmの厚さに伸ばし、タルト型に敷き詰めます。フォークで底に穴を開けておくと、空気が抜けて均等に焼けます。下焼き
パーチメントペーパーを生地の上に敷き、その上に重し(例えば豆など)を乗せて、180度に予熱したオーブンで15分程度、下焼きします。その後、重しとペーパーを取り除き、さらに5分焼きます。
抹茶フィリングの作り方
生クリームと砂糖を混ぜる
生クリームと砂糖をボウルに入れ、砂糖が完全に溶けるまで混ぜます。抹茶を加える
抹茶パウダーをふるいにかけながら加え、ダマにならないようしっかりと混ぜます。抹茶の香りと色が均一になるまで混ぜてください。卵を加える
卵を別のボウルで軽く溶き、抹茶の生地に加えます。全ての材料が均一になるように混ぜ合わせます。フィリングを注ぐ
焼いたタルト生地に抹茶フィリングを注ぎます。
焼き上げと仕上げ
抹茶タルトを焼く
予熱したオーブンで150度で約30分間、フィリングが固まるまで焼きます。焼き上がったら、オーブンから取り出し、完全に冷ます。仕上げのデコレーション
好みでホイップクリームやいちご、ブルーベリーなどでデコレーションをしてもOK。こしあんを薄く塗ったり、抹茶パウダーを振りかけたりすることで、さらに和テイストを楽しむことができます。
アレンジアイデア
ホワイトチョコと抹茶タルト
ホワイトチョコレートを使うことで、抹茶の苦味を和らげつつ、甘さが引き立つアレンジです。フィリングを作る段階で、ホワイトチョコレートを湯せんで溶かし、生クリームと混ぜてから抹茶を加えることで、チョコと抹茶の融合を楽しめます。
黒ごまクリームを使用
和の風味をさらに感じたい人には、抹茶フィリングの上に黒ごまクリームを乗せる方法もおすすめ。市販の黒ごまクリームをそのまま使うか、黒ごまペーストとクリームを混ぜて作ることもできます。
抹茶と柚子
柚子ジャムや柚子ピールを加えることで、爽やかな風味をプラスします。抹茶フィリングを焼く前に、柚子ジャムを少量スプーンで垂らしてマーブル模様にすると見た目も華やか。
フルーツタルト風に
季節のフルーツを使って華やかにデコレーション。例えば、いちごやブルーベリー、キウイフルーツを使ったり、抹茶フィリングの上にカスタードクリームを乗せてその上にフルーツを盛り付けると、見栄えも良くパーティーにもぴったりです。
おわりに
抹茶タルトは、基本のレシピをマスターするだけでなく、アレンジ次第でさまざまな楽しみ方ができます。和と洋の融合を楽しみながら、オリジナルの抹茶タルト作りに挑戦してみてください。香り高い抹茶の風味と、クリーミーなフィリングが絶妙にマッチした一品を、ぜひ大切な人と一緒に楽しんでください。
コメントを残す