日々の食事やおやつに取り入れたいヘルシーな一品、ギリシャヨーグルト。市販されているものも美味しいですが、ヨーグルトメーカーを使えば自宅で簡単に作ることができます。今回はギリシャヨーグルトを自家製するための完璧なレシピをご紹介します。
目次
ギリシャヨーグルトとは?
ギリシャヨーグルトは通常のヨーグルトとは異なり、水切りをして乳清を取り除いた濃厚なヨーグルトです。これはタンパク質が豊富で、クリーミーなテクスチャが特徴です。普通のヨーグルトと比べると、糖質が少なく、栄養価が高いのがメリットです。
必要な材料と器具
材料
- 牛乳(1リットル)
- ヨーグルト(市販または自家製のものから2〜3スプーン)
器具
- ヨーグルトメーカー
- 温度計
- ボウル
- ムダ布またはチーズクロス
- 冷蔵庫用の保存容器
手順
ステップ1:牛乳を煮る
まず、牛乳を鍋に入れて中火で温めます。72〜85°Cまで温度を上げることで、牛乳中の雑菌を殺菌し、より濃厚なヨーグルトを作る準備をします。温度計を使って温度を確認し、沸騰する前に火を止めます。
ステップ2:牛乳を冷やす
牛乳を人肌程度の約40〜45°Cまで冷ます必要があります。余熱で冷えるのを待つか、氷水を使って鍋ごと冷やす方法も効果的です。この過程により、ヨーグルト菌が活動しやすい環境を作ります。
ステップ3:種ヨーグルトの追加
冷めた牛乳にヨーグルトを加えます。しっかりと混ぜることで、ヨーグルト菌が均一に拡散します。ヨーグルトを最初に少量の牛乳で溶き、ダマが無いようにしてから全体に混ぜるといいでしょう。
ステップ4:発酵
ヨーグルトメーカーを使用して35〜42°Cで発酵させます。時間は8〜12時間が目安です。発酵が進むとヨーグルトは固まり、滑らかなテクスチャになります。時間が長くなると酸味が増すので、好みに合わせて調整してください。
ステップ5:水切り
ギリシャヨーグルト特有の濃厚さを出すために、水切り工程が必要です。ボウルの上にムダ布やチーズクロスを敷き、作ったヨーグルトをそっと注ぎます。冷蔵庫で3〜4時間、好みによっては一晩以上かけて水を切ります。
水切りが完了したら、残った濃厚な部分がギリシャヨーグルトです。残った乳清はそのまま捨てずに、スムージーに加えたり、パン作りやスープに利用することもできます。
チャレンジしてみよう!アレンジレシピ
フルーツとナッツのギリシャヨーグルト
シンプルに新鮮なフルーツやナッツをトッピングしてデザートに。ハチミツを少量かけると、さらに美味しくなります。
野菜ディップ
ギリシャヨーグルトをベースにディップを作成。キュウリやニンニク、オリーブオイル、スパイスを混ぜて、ヘルシーなスナック用に。
ギリシャヨーグルトチーズケーキ
余裕があれば、ギリシャヨーグルトを使ったチーズケーキも作れます。砂糖やクリームチーズと一緒に混ぜ、オーブンで焼くだけでさっぱりとした味わいのチーズケーキが完成します。
まとめ
自宅でギリシャヨーグルトを作るのは、それほど難しくありません。材料もシンプルで、作り方も手軽。さらに、水切りを行うことで、市販のものよりも自分好みの濃厚さに調整することができます。アレンジも豊富なので、ぜひ自分のお気に入りのレシピを見つけてください。ヨーグルトメーカーを活用して、家族や友達ともシェアできる手作りのギリシャヨーグルトを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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