忙しい日々を送ると、自宅での料理に時間をかける余裕がないことも多いですよね。そんなとき、パッと作れる時短レシピが活躍します。今回は、一般的なハンバーグと違って丸める時間がかからない「丸めないハンバーグ」の作り方をご紹介します。調理時間を大幅に短縮できるので、忙しいあなたにピッタリです。
目次
材料
まずは材料を揃えましょう。基本的には一般的なハンバーグと同じ材料を使いますが、分量は時短のために調整しています。
- 牛ひき肉:300g
- 玉ねぎ:1個
- パン粉:1/2カップ
- 牛乳:1/4カップ
- 卵:1個
- 塩:小さじ1/2
- コショウ:少々
- ナツメグ:少々(お好みで)
ソースの材料も合わせて用意しておきましょう。
- ケチャップ:大さじ3
- ウスターソース:大さじ2
- しょうゆ:小さじ1
- 砂糖:小さじ1
手順
1. 玉ねぎをみじん切りにする
まず、玉ねぎは細かくみじん切りにします。みじん切りにしたら、少量の油で玉ねぎが透明になるまで炒めておきます。これにより、玉ねぎの甘みが引き立ち、ハンバーグの味わいが深くなります。
2. 材料を混ぜる
大きめのボウルに、牛ひき肉、炒めた玉ねぎ、パン粉、牛乳、卵、塩、コショウ、ナツメグをすべて入れ、手でよく混ぜ合わせます。この時、あまり力を入れすぎず、空気を含ませるように軽く混ぜるとふんわりとしたハンバーグができます。
3. フライパンに広げる
次に、調味料を混ぜたひき肉をフライパンに一度に広げます。通常のハンバーグのように個別に丸める必要がないため、このステップで時間を大幅に短縮できます。フライパン全体に均等に広がるようにします。
4. 焼く
フライパンを中火にかけ、ひき肉の片面にしっかりと焼き色がつくまで焼きます。片面が焼けたら、フライ返しを使ってひっくり返します。この時、ひき肉があまり崩れないように注意が必要ですが、多少崩れても気にしないで進めましょう。
5. フタをして蒸し焼きにする
反対側にも焼き色がついたら、弱火にしてフタをし、5分ほど蒸し焼きにします。これにより、内部までしっかりと火が通ります。この工程で焼き加減をピッタリに調整することができます。
6. ソースを作る
その間に、別の小さな鍋でソースの材料(ケチャップ、ウスターソース、しょうゆ、砂糖)を混ぜ、ひと煮立ちさせます。これで、美味しいソースのできあがりです。
7. 仕上げ
最後に、フライパンの中のひき肉を食べやすい大きさに切り分け、お皿に盛りつけます。作ったソースを上からかければ、丸めないハンバーグの完成です。
アレンジ方法
チーズインハンバーグ
混ぜる時にチーズを中に入れると、焼き上がりにとろけるチーズが楽しめるチーズインハンバーグに簡単にアレンジできます。
和風ハンバーグ
ソースをポン酢と大根おろしに変えると、さっぱりとした和風ハンバーグにもなります。夏場にぴったりの一品です。
野菜たっぷりハンバーグ
ひき肉にみじん切りにした野菜(例えばピーマンやキャベツ)を加えることで、栄養バランスの取れたハンバーグになります。子どもにも喜ばれること間違いなしです。
コツと注意点
玉ねぎの炒め方
玉ねぎは必ず炒めてからひき肉に混ぜることをおすすめします。生のまま使うと水分が出やすく、ひき肉がべたつきやすくなります。
焼き加減
片面を焼く時には中火でしっかり焼き色をつけ、その後の蒸し焼きで内部まで火を通すのがポイントです。焼き加減が難しい場合は、竹串を刺して透明な汁が出るか確認すると良いです。
ソースの工夫
ソースを自家製にすることで、自分好みの味に調整しやすくなります。辛口が好きな方はタバスコやカイエンペッパーを少量加えても良いでしょう。
まとめ
忙しい日々でも美味しい手作り料理を楽しむためには、時短レシピがとても役立ちます。今回紹介した「丸めないハンバーグ」は、手軽に作れてしかも美味しい一品です。フライパンで一度に焼けるため、個別に形を整える手間が省け、その分調理時間を短縮できます。また、お好みでアレンジも効くので、家族みんなで楽しめること請け合いです。ぜひ、試してみてくださいね。
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