災害時や非常時、カップラーメンや缶詰などの常備食がよく話題になりますが、実はうどんも非常食として非常に有効な食材の1つです。長期保存が可能で、煮るだけで美味しく食べられ、栄養も豊富といった特性を持つうどんは、いざという時にあると安心です。
この記事では非常食としても最適なうどんを選ぶポイントと、長期保存を可能にするための保存方法を詳しく解説します。
目次
長期保存可能なうどんの選び方
まずは、長期保存可能なうどんの選び方について解説しましょう。一般的なうどんは保存期間が短いものが多いですが、以下の点に注意することで長期間保存可能なうどんを見つけることができます。
1.乾麺を選ぶ
うどんは大まかに分けると、乾麺と生麺の2種類がありますが、長期保存を考えると乾麺を選ぶのがベストです。乾燥させて水分をほぼ完全に取り除いた乾麺は、冷暗所に保存することで約1年の長期保存が可能です。
2.保存料不使用のものを選ぶ
保存料が含まれていると、保存期間が長くなる一方で健康への影響が懸念されます。特に長期間の保存を目指すのであれば、保存料不使用のうどんを選びましょう。
3.個包装されているものを選ぶ
一度開封すると保存期間が短くなるため、長期保存を目指す場合は個包装されたうどんを選びましょう。また、経済的にも、1食分ずつ取り出せるのはなるべく無駄を避けることができ、便利です。
うどんの長期保存方法
長期保存可能なうどんを選んだら、次にうどんの正しい保存方法について知っておきましょう。
1.直射日光を避ける
直射日光はうどんの品質を落とします。うどんの保存場所を選ぶ際は、日光が当たらない涼しいところを選びましょう。
2.湿度を避ける
乾麺は湿度に弱いです。湿気があると、カビが発生したり、賞味期限が縮まったりする可能性があります。なるべく湿度を避け、乾燥した場所に保存しましょう。
3.開封後は早めに食べる
開封したうどんは菌が繁殖しやすいので、早めに食べ切るようにしましょう。また、開封後は冷蔵庫での保存をオススメします。
うどんを非常食として
うどんは簡単に調理ができ、カロリーも適度にあり、バランスよく栄養を摂取することができます。また、アレンジも効くため、長期間の非常食としても飽きずに食べ続けることが可能です。乾燥野菜や乾燥海蔵、栄養価の高い具材を組み合わせれば、より健康的な1食を作ることもできます。
いざという時の備えとして、「長期保存が可能なうどん」を非常食リストに加えてみてはいかがでしょうか。
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