じゃがいもは穀物なの?穀物の定義と、じゃがいもの正しい分類を理解する

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食事に欠かせない存在である「じゃがいも」。おひたしや煮物、揚げ物、グラタンなど、料理方法は多岐に渡り、そのおいしさから多くの人たちに愛されています。しかし、じゃがいもは一体どのような食べ物なのでしょうか。それは「穀物」なのでしょうか。本記事では、穀物の定義と、じゃがいもの正しい分類について詳しく解説していきます。

穀物の定義

まずはじめに、「穀物」についての理解を深めていきましょう。穀物とは、広義には穀類作物全般を指しますが、狭義には種子を主に食用とする一年生または多年生の草本植物を指します。具体的な例としては、小麦、稲、トウモロコシ、オートムギなどがあります。

穀物は人間の食糧として古代から利用されており、地域により主食となる穀物は異なります。日本ではおもに「米」が主食とされていますし、欧米では「小麦」、アフリカでは「トウモロコシ」や「ソルガム」が主食となることが多いです。

じゃがいもは果物?野菜?それとも穀物?

では、じゃがいもはどこに分類されるのでしょうか。フルーツ(果物)、ベジタブル(野菜)、あるいは穀物のどれに分類されるのでしょうか。これを理解するためには、じゃがいもがどのような植物であるかを把握することが必要となります。

じゃがいもはナス科に属する植物で、その地下茎(つぼみ)が肥大して形成される「塊茎」を食べるものです。したがって、じゃがいもは果物ではありません。また、穀物の定義からも明らかなように、種子を主に食用とする作物が穀物ですから、じゃがいももまた穀物ではありません。

すると答えは「野菜」だと考えられますが、厳密な分類上、野菜には「果菜類」「葉菜類」「根菜類」など様々な種類があります。その中でじゃがいもは「いも類」や「塊茎類」と分類されることが多いです。

まとめ

以上から、じゃがいもは穀物ではなく、「いも類」や「塊茎類」といった野菜に分類されることがわかりました。人間の食生活に欠かせないじゃがいもですが、その分類を正しく理解することで、栄養面などさらに深い知識を得ることができるでしょう。穀物とは違った栄養素が含まれているため、バランス良く摂取することが大切です。

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