目次
はじめに
マインクラフトの世界で最も使い勝手の良いアイテムの一つ、本。
ゲーム内でメモを取ったり、書籍を作ってストーリーを語ったり、NPCに情報を渡したりと用途は多岐にわたります。
初心者にとっては「本をどうやって作るのか?」や「いつどのように利用すればいいのか?」がわかりにくく、手順もバラバラに情報が飛び散っています。
ここでは、2025年版マインクラフト(1.21)対応を前提に、
- 10のステップでシンプルに学べる
- さらに「ベスト実践例」も紹介
- すべての手順を初心者でも失敗しにくいよう解説
といった「完全バイブル」を目指します。
ぜひ、この記事を参考に自分だけの本作りを楽しんでください!
ステップ1:原材料を揃える
本は「紙」+「レザー」+「フェルト」から作られます。
- 紙:サンドベースの木材(サンドウッド)に水をあたえて乾燥させるか、ブレッドを分解して作ります。
- レザー:ウサギから取得。ウサギはブラインダーで捕まえると高確率で出ます。
-
フェルト:サーモン・イカ・トラウトを焼くことで入手できます。
1.1. サンドベースの木材を採掘 → 1つの木材から最大4つの紙
1.2. ウサギを倒す → 4枚のレザー
1.3. サーモン/トラウトを焼く → 2枚のフェルト
★Tip
ブレッドが残っていると紙の作業が楽です。ブレッドを分解するだけで紙が入手できます。
ステップ2:クラフトテーブルで本の作成
クラフトテーブル(4×4アイテム合成台)に以下を配置すると「本」が1冊作れます。
| 1 | 2 | 3 | 4 |
| – | – | – | – |
| 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 |
- 位置5:紙
- 位置6:レザー
- 位置7:フェルト
その他のセルは空欄。
★Tip
*もし「レザー」や「フェルト」が足りない場合は、上記原材料をそれぞれ追加で集めてください。
ステップ3:本の名前を付ける(リネーム)
作った本は一旦「リネーム」しないと文字を書けません。
- 2×2の「リネーム」ツール(アイテム:レザー+紙)
- 本をリネームした際に、好きな名前を入力できます。
★Tip
*リネームツールは紙1枚+レザージャケット1枚で作れます(サンドウッド作業等)。
ステップ4:書き込み(ページを開く)
本をクリックして「書き込み」モードに入ります。
- ページ範囲をクリックするとページが開き、書き込み可能。
- 書いた文字は永続的で、他プレイヤーと共有できます。
★Tip
*「書き込み」というメニュー項目は インベントリ で確認可能。
- 文字数制限は500文字(約10行)です。
ステップ5:ページを分割する(ページの追加)
1冊の本には最大 50ページまで記述可能です。
- ページを追加:右下の +ページ ボタンをクリック。
- ページが増えるごとに、書き込み可能な文字数も合計で増加。
★Tip
*ページ番号は自動表示され、ページ移動はスクロールでスムーズ。
ステップ6:文字の入力と編集
テキストは直感的に入力可能ですが、 Markdown のように見せるためにフォーマットも活用出来ます。
| 書式 | シンタックス | 例 |
|---|---|---|
| 太字 | **テキスト** |
**強調** |
| 斜体 | *テキスト* |
*italic* |
~~テキスト~~ |
~~wrong~~ |
|
| → リスト | - テキスト |
- item |
★Tip
*フォーマッティングはすべての文字に対して効くので、ページ頭に見出しを残すのに便利です。
ステップ7:本の外観をカスタマイズ(ステッカーやブックエンハンサー)
近年追加された 「ステッカー」 を利用すると、本の表紙に画像を貼り付けられます。
- ステッカーの作成:特殊なスプライトアートをクラフト
- ブックエンハンサー:本の書き込み内容を検索可能にし、ページ番号の自動インデックスを作成
★Tip
*ステッカーは「コストが高い」ので、必要な箇所だけ貼るとコストを抑えられます。
ステップ8:本を共有・発行する
自分の本を他プレイヤーと共有するには、ワールド内で配布するか、Discord/チャット でリンクします。
- 本の共有:本をインベントリで右クリック → 「共有」 → 共有先を選択。
- 発行:自分以外に読ませる際は 「読める」 権限を付与。
- バックアップ:NBTデータをコピーして永続化。
★Tip
*サーバーのバックアップは自動で行うと安心。定期的にNBTファイルをダウンロードしておくとデータ損失を防げます。
ステップ9:本の自動生成(コマンドブロック)
高度な作業を行うために、コマンドブロック で自動生成を設定。
/give @p minecraft:write_book{pages:["{\"text\":\"ページ1の内容\"}"],title:"自動生成ブック"} 1
- コマンドから自動で本を生成 → 仕様を事前に決めておくと再現性が高い
- テンプレートを作り、複数のプレイヤーへ一括発行
★Tip
*コマンドブロックは Redstone でトリガー連動させることで、イベント発生時に本を自動配布できます。
ステップ10:アップデート2025対応と将来展望
2025年の Minecraft 1.21 では以下が大きく変わります。
| 項目 | 変更点 | 影響 |
|---|---|---|
| 生成データ | Paper (紙) の代替が追加 | 紙の使用量が減る可能性あり |
| 本の機能 | スクリプト付き本 が正式追加 | 複数プレイヤー向けにイベントを埋め込める |
| レザーの取得 | レザー製品 のレシピが拡張 | ランダムイベントからレザーを得る確率が上がる |
ベスト実践例
- 学習本:最新レシピをまとめた「作業本」を作り、教室やクラフトグループで配布。
- ストーリーブック:冒険のログを連作し、サーバーの歴史書として残せる。
- マップ情報本:座標や建築アイディアをページに収め、他プレイヤーへ共有可能。
★Tip
*更新予定の 新レシピ 変化を把握するには、公式リリースノートを定期的に読むことが重要です。
まとめ
マインクラフトの本は、初心者にとって最初の書類作成体験として非常に役立ちます。
- 原材料を集め、クラフト・リネーム・編集のサイクルを覚えることが第一歩。
- コマンドブロックやステッカーで発達させれば、サーバー内での資料共有やゲーム内のスクリプト化も可能です。
- 2025年版のアップデートではさらなる自動化・拡張が期待できるため、随時最新情報をフォローしよう。
これら10ステップを順に実践すれば、初心者でも自分だけの「本」を作り、プレイ体験を充実させることができます。
ぜひ、ゲーム内で自由に創造してください!