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マイクラ円を簡単に作る方法と便利ツール5選

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まずは円を作る前に知っておきたい基礎知識

Minecraft には、 を正確に作るための機能は標準では用意されていません。
しかし、プレイヤーが求める「スムーズに、かつ見た目がきれいな円」を手軽に実現できる方法とツールは数多く存在します。
まずは円がなぜ「作りにくい」であり、どんな条件で「簡単に作る」ことができるのかを整理しておきましょう。

課題 具体的な場面 影響
直感的に描けない 例えば大きな水面や庭のレイアウトを作るとき 計算や設置作業に時間が掛かる
位置合わせが難しい 多数のブロックを正確に並べる バランスが崩れ、形がはみ出す
テクスチャの違い 例えば砂岩と石ブロックを混ぜる 見栄えが一貫しない

これらの課題を解決するために、“計算=自動化” という考え方が鍵を握ります。


1. コマンドブロックで円を作る – 手軽なのにカスタマイズ度◎

1‑1. 基本の円描画式

円は座標系で ( (x, z) ) に対し、半径 ( r ) を満たす条件「( (x – xc)^2 + (z – zc)^2 \le r^2 )」を使います。
この式を /execute/setblock コマンドと組み合わせれば、任意の座標に円形のブロック群を設置できます。

# 例: 半径5の円を (0, 0, 0) を中心に設置
/execute as @a at @s run fill -5 64 -5 5 64 5 minecraft:stone[outline=] replace air

ポイントは outline= を使って外周だけを描くことです。
ただし、1つずつブロックを設置する場合は for ループが必要になります。コマンドブロックの Redstone Clock で時間差を入れつつ、以下のようにスクリプト化も可能です。

# for ループ風に /execute を組み合わせる例
/execute store result score @s radius run data get block ~ ~-1 ~ BlockEntityTag.BlockState

1‑2. コマンドブロックを使うメリット・デメリット

メリット デメリット
自由度が高い: 任意の素材・高さ・テクスチャを設定可能 設定が面倒: ループ構築に慣れが必要
実行後に削除可能: 何度でも再利用できる 作業量が多い: 小さい円であっても数十コマンドを記述
サーバー側でも動く: コマンドブロックを持ち運べる

2. WORLDEDIT を使えば「円」も数秒で実現

2‑1. WORLDEDIT とは

WorldEdit は、Minecraft にインストールすることで「ブロック操作を高速化・自動化」する Mod / Plugin です。
特に “/circle” コマンドは「直径×直径×高さ」の立体的円柱を描くことができますが、直径が 1 ブロック単位であるため「円」そのものは少し手間がかかります。

2‑2. 直径を指定して円を描く方法

  1. スロット/circle コマンド

    //circle stone 5
    

    これで半径 5(直径 10) の円柱が作成されます。

  2. サーフェス//sphere コマンド

    //sphere stone 5
    

    これは球体を描くので、地面に打ち付けると「円」になります。

  3. 範囲指定 で「外周だけ」を描く

    //sphere stone 5 -c
    

2‑3. WORLDEDIT の便利な機能

機能 使い道
複製 (//copy, //paste) 半径を変えて並べ、複数円配置
反転 (//invert) 刻印パターンを作成
エッジ (//outline) 外周だけを抜き出す
テクスチャ (//layer) テクスチャを叠加

3. MCEDIT で簡単に円形地形を作成

3‑1. MCEDIT とは

MCEdit は、オフラインで世界を編集するツールです。
インタラクティブブラウザベースの GUI で「選択範囲」をドラッグ&ドロップし、さらに “Circle” ツールを組み込むスクリプトがあります。

3‑2. MCEDIT で円を描く手順

  1. エディタを起動新規編集
  2. "選択ツール" から “Circle” を選択し、中心点と半径を設定
  3. 「ブロックタイプ」を指定 → 「確定」
  4. エクスポート → "Merge" でサーバーに読み込む

3‑3. 利点と注意点

利点 注意点
オフラインで作作業 サーバーへのアップロード 時にバージョン相性
巨大な円を一括描画 作業のバックアップ を必ず

4. 「円」を作る際に便利なツール(5選)

ツール フォーマット 主な特徴 使い方のヒント
WorldEdit (PC/サーバ) Mod/Plugin コマンドで高速円柱・球体生成 //circle, //sphere
MCEdit (オフライン) .schematic GUI 操作で円を描画 「Circle」スクリプトを使う
VoxelSniper (サーバ) Plugin ブロック単位で高度な編集 #c コマンドで円形フェザ
Minecraft Design Studio (ブロック設計) PC ソフトウェア 直感的にブロックアートをデザイン ブロックチェンジを描画
CommandBlock Builder (オンラインツール) Web コマンドブロックの自動生成 「円」テンプレートで数行生成

5. さらに進める:カスタムデータパックで円を自動化

5‑1. データパックの基本

Minecraft 1.13+ からは データパックdata フォルダ)で レッドストーンタイミングパーソナライズされたコマンド を保存できます。
これを活用すれば、ワールドに入るだけで「円の生成」が自動化されます。

5‑2. サンプルデータパック

data/
└─ circle_test/
   ├─ functions/
   │   └─ spawn_circle.mcfunction
   └─ advancements/
       └─ circle_trigger.json
  • spawn_circle.mcfunction

    # 5半径の円を生成
    execute positioned ^ ^0 ^ run fill ~-5 ~ ~-5 ~5 ~ ~5 minecraft:stone[outline=] replace air
    
  • circle_trigger.json

    {
        "criteria": {
            "trigger": {
                "trigger": "minecraft:tick"
            }
        },
        "rewards": {
            "function": "circle_test:spawn_circle"
        }
    }
    

ワールドに circle_test データパックを追加すれば、次のティックで自動生成されます。


まとめ:自分に合った円作り方法を選ぶコツ

シチュエーション 推奨ツール メリット
サバイバルで手軽に コマンドブロック 手軽に使える
MCEdit でオフライン作業 MCEdit GUI で直感的
サーバーで頻繁に作業 WorldEdit / VoxelSniper コマンドで高速
自動化したい データパック スムーズに動作

最終的には「目的」と「作業環境」に合わせてツールを選ぶことが一番。
今回紹介した方法を組み合わせれば、「円を作る」作業が手軽に、そして美しくなること必至です。ぜひ試してみてください!

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