編み物は趣味として非常に人気があり、初心者でも取り組みやすい手芸の一つです。その魅力の一つは、さまざまな模様を使って個性豊かな作品を作り上げられる点にあります。今回は、編み物初心者におすすめの人気模様10選とその作り方ガイドを紹介します。これから編み物を始めたいと思っている方や、新しい模様に挑戦したい方はぜひ参考にしてください。
目次
ガーター編み
ガーター編みは、編み物を始めたばかりの人にとって最も基本的な模様です。表編みだけを繰り返すため、リズムが掴みやすく、ミスも少ないため安心して編むことができます。この模様は柔らかくて伸縮性があり、スカーフやブランケットに最適です。
作り方
- 必要な目数を起こします。
- 全ての段で表編み(ガーター編み、つまり平編み)を繰り返します。
ストックinette ステッチ
ストックinette ステッチは編み物の基本的な模様で、表側は滑らかで裏はボツボツした模様になります。洋服やセーターの編地としてよく使用されるこの模様は、初心者にとっても編みやすいスタイルです。
作り方
- 必要な目数を起こします。
- 1段目は表編み、2段目は裏編みをします。
- これを交互に繰り返します。
束ね編み
束ね編みはシンプルな編み方ですが、目を引く模様になります。この編み方は、初心者が基本の編み方に慣れてきた時にちょうど良いでしょう。
作り方
- 必要な目数を起こします。
- 表編みを6段編み、その後に5目を一緒に編んで束ねて固定します。
- 束ねた後の次の段も表編みします。
リブ編み
リブ編みは、伸縮性があり、ぴたっと体にフィットする洋服やアクセサリーの縁取りによく使われる模様です。縦に伸びる編み目が特徴です。
作り方
- 必要な目数を起こします。最初に奇数にすることが普通です。
- (表編み1目、裏編み1目)を必要な幅まで繰り返します。
ケーブル編み
ケーブル編みは複雑に見えますが、実は基本的な編み方の変形です。この模様は、立体感のある効果を生み出し、セーターや帽子に使われます。
作り方
- 必要な目数を起こします。
- 初めの角度で数段編み進めます。
- 定期的に指定された目数を交差させて編みます(ケーブル針が必要)。
メッシュ編み
メッシュ編みは、軽やかでレースのような見た目の編み地が作れる模様です。この模様は特にスカーフやストールに適しています。
作り方
- 必要な目数を起こします。(2の倍数が理想)
- 1段目は表編み、2段目は掛け目を作りながら編みます。
バブル編み
小さな球状の模様が規則的に並ぶ美しい模様で、編み物にユニークなテクスチャを追加できます。
作り方
- 必要な目数を起こします。
- x目間ごとに特定の目数を同じ目で出し入れして編み目を増やし、次の段で一度に目を減らします。
バスケット編み
バスケット編みは見た目の通り、カゴのような模様を編むことができる方法です。この模様は立体感があり、おしゃれな編み地を作成するのに最適です。
作り方
- 必要な目数を起こします。
- パターンを区切りながら表編みと裏編みを組み合わせて編みます。
セル編み
セル編みは小さな穴の開いた模様が特徴で、夏にぴったりの軽やかなアイテムを作るのに向いています。
作り方
- 必要な目数を起こします。
- 特定の間隔で1目と2目を掛け合わせて出し入れします。
ハニカム編み
ハニカム編みは、その名の通り、蜂の巣のような模様を作ります。複雑に見えますが、意外とシンプルに編める模様です。
作り方
- 必要な目数を起こします。
- 特定の目数を交差させて編む段を定期的に繰り返します。
編み物は、学んでいくうちに多彩な模様を作り出すことができる、無限の可能性を持つ手芸です。まずは気に入った模様から始め、練習を通してスキルを高めていきましょう。段々と複雑な模様に挑戦していくことで、作品の幅も広がりますので、楽しみながら取り組んでください。
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