ホーム » 未分類 » 初心者にも簡単!編み物の糸の始末方法とプロのテクニック解説

初心者にも簡単!編み物の糸の始末方法とプロのテクニック解説

by

in

編み物を始めたばかりの方にとって、作品を完成させる一番のハードルは、「糸の始末」と言えるかもしれません。作品をきちんと仕上げるためには、この糸の始末が非常に重要です。どのように美しく、そして確実に糸を始末するかを学ぶと、完成した作品にプロらしい仕上がりを加えることができます。本記事では、初心者に向けた糸の始末方法と、少し進んだプロのテクニックをご紹介します。

糸の始末が重要な理由

編み物の過程における糸の始末は、一見地味な作業ですが、これを怠ると作品がほつれてしまったり、見た目が悪くなります。糸の始末が丁寧にされていると、作品が長持ちし、仕上がりも美しくなります。では、具体的にどのように始末していけばよいのでしょうか?

基本の糸の始末方法

まず、一般的な編み物での基本的な糸の始末方法を見ていきましょう。

編み始めるときの糸のスタート

編み始めに使用する糸の端を15センチほど残して編み始めることが推奨されます。この余った糸端を後で始末するためです。最初は気にすることなく編み進め、最後に始末します。

編み終わりの糸の処理

作品の編み終わりでは、最後の目で糸を引き抜き、余った糸をハサミでカットします。このときも15センチ程度残します。カットした糸端は残りの編地の中に紛れ込ませるように始末します。

縫い針を使った糸の始末

糸端をかぎ針や縫い針に通してから、編地の中を「ジグザグ」に織り込む方法があります。この方法は、糸が自然と編み目に溶け込むため、ほつれにくくなります。

プロのテクニック

ここまで基本的な糸の始末方法を学びましたが、プロの編み物愛好家はどのようなテクニックを駆使しているのでしょうか?

インビジブルジョイント

インビジブルジョイントとは、異なる色の糸をつなぐときに使う方法で、目立たないように色が切り替わるのを実現します。糸を結ばずに糸端を編み込む技術で、やはり縫い針を用いることが多いです。2糸の端を少しだけ重ね、針でこれを数目にわたり織り込むことで、目立たないスムーズな繋ぎ目ができます。

スプライスジョイント

ウールを編むときに使われるのがスプライスジョイントです。糸を水に少し湿らせ、繊維を互いにこすり合わせてフェルト化させることで自然なジョイントを作ります。この方法は自然繊維の糸に適しており、非常に強力な接続が可能となります。

ニッティングイン

エンドジョイントと同様に、ニッティングインは糸を編み込みながら始末する方法です。通常の編み方と平行して、編んでいる糸と交差するように糸端を編み込みます。この方法は目立たず、非常に強度のある始末方法です。

糸の始末の練習

プロのテクニックは、一度説明を読んだだけでは少々難しいかもしれません。しかし、これらは練習して身につけるもので、実際にやってみることで感覚が掴めてきます。小さなサンプル作品を使って、各方法を実際に試してみることをお勧めします。

まとめ

糸の始末は、編み物の仕上がりを格段に向上させる重要なステップです。初心者の方は基本的なやり方から練習をはじめ、徐々にプロのテクニックに挑戦してみてください。正しい糸の始末方法を身につけると、編み物の楽しさがさらに倍増することでしょう。丁寧に始末された美しい作品は、見た目だけでなく実用性も高まること間違いなしです。編み物ライフをさらに楽しんでください!

投稿者


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA