豆炭の種類3つとバーベキュー向けにオススメな豆炭を紹介

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キャンプで使う炭を物色しているとホームセンターで格安に購入できる豆炭を見つけた方もいると思います。

バーベキューなどで使えるのか気になる人も多くいると思いますが、ホームセンターで大容量サイズである12kgの豆炭は量が多過ぎて手が出しづらいかと思います。

この記事ではホームセンターで買える格安の豆炭はバーベキューで使えるのか、何に使うことが出来るのかをまとめていきたいと思います。

豆炭の種類について紹介

チャコールブリケット (石炭が入ってない)

1つめは一般的な「豆炭」とは原材料が違うタイプの紹介です。こちらはバーベキューに使用できる物でチャコールブリケットとして流通しているのですが、形状も似ているので豆炭と紹介される場合もあります。

豆炭と言えば石炭が含まれる形成炭のことを言うのですが、チャコールブリケットは主に米国で作られている石炭が入っていない形成木炭です。

主にヤシ殻を原料にしたものが多く、バーベキュー向けとして売られている木炭と違いサイズが決まっておりコンパクトなので個数による火力の調整がしやすい特徴があります。

形状も似ており「豆炭」と記載されて販売されている物もありますが、原材料に石炭がなかったりバーベキュー用と書いてあれば石炭無しのチャコールブリケット系の豆炭になります。

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豆炭 (石炭が入っている)

ホームセンターで取り扱っている格安の12kgの豆炭はこちらになります。

豆炭は暖房向けに作られており、燃焼時間が長くなるように作られているので最大8時間もの燃焼が期待できるのでコストパフォーマンスに優れています。

ですが石炭を使っているので燃え始めには豆炭独特の臭いが発生するのと、火がつきにくく、灰が大量に発生するデメリットもあります。

石炭由来の独特の臭いが最初に発生するのと、焼き料理のような火力はあまり期待できないため特に大人数のバーベキューには不向きな炭になっています。

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着火剤付きの豆炭

炭の「火がつきづらい」デメリットを解消したものがこちらの豆炭です。

マッチやライターを使うだけで簡単に火をつける事ができます。

便利な反面、通常の豆炭に比べると燃焼時間が短くなってしまうのと一つあたりの価格も高くなってしまいます。

通常の豆炭と同様に火力もそれほど上がりませんが、1~2人のバーベキューでなら七輪などの小さめのグリルに敷き詰めて最初の石炭臭さが抜けるまで待てば十分使用出来る物になっています。

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豆炭の使いこなし方を紹介

バーベキュー

close up photo of man cooking meat
Photo by Min An on Pexels.com

日本での一般的なバーベキューといえば直火による焼き料理です。

直火では強い火力と油を落としたり食材の水分を蒸発させてカラッとした状態にして楽しむ料理ですが、石炭入りの豆炭だと独特の臭いが焼き物に移ってしまうので不向きとなっています。

そのためチャコールブリケットがバーベキュー向きの豆炭になります。

ただ、石炭の臭いは最初だけで豆炭が白っぽくなるまで燃やせば臭いがなくなるので使い方次第ではあります。

バーベキュー料理に関してもダッチオーブンなどを使った直火の臭いが移らない調理であればどの豆炭でも使用することができます。

豆炭あんか、豆炭コタツ

暖房器具としての使用方法です。

豆炭あんかは湯たんぽのように布団の中に入れて温めたり、豆炭コタツであれば電源が無い場所でも暖が取れます。

一酸化炭素が発生するので室内で使う場合には換気に注意して取り扱いください。

石炭が入っている豆炭であれば使う事ができ、豆炭あんかのような嫌気的環境で酸素を限りなく少なくすれば燃焼時間が長くなるので夜に設置すれば朝まで暖かさが持続します。

キャンプでは野外での暖を取るために活用できます。

七輪や練炭コンロによる煮炊き

焼き料理以外の煮炊きに豆炭を使う方法です。

豆炭の燃焼時間が長い特徴を使って煮炊き料理に使用できます。

七輪(木炭コンロとも言います)や練炭コンロでは円形になっているので鍋が置きやすくなっており、空気口で火力調整が出来ます。なによりも少ない炭で煮炊きをするのに最適な形状になっています。

長時間煮込む必要がある料理には燃焼時間が長い豆炭はピッタリな使い方になります。

なお、着火剤が入っていない豆炭では火が点きづらい問題がありますが七輪を使えば燃焼済みの炭から豆炭に火を移すのが簡単にできるので豆炭の着火し辛さも解消されます。

キャンプではお湯を沸かしたり鍋での煮込み料理、ダッチオーブン料理などを作るのに活用できます。

豆炭の種類と使いこなし方、最後に

以上、豆炭の種類と使いこなし方でした。まとめるとこちらになります。

  • バーベキュー用途
    • チャコールブリケット
  • 暖房用途
    • 豆炭(石炭が含まれるもの)
    • 着火剤付き豆炭
  • 煮炊き
    • 豆炭(石炭が含まれるもの)
    • 着火剤付き豆炭

ただし、あくまで使いやすい方法というだけなので、他の用途に試してみるのもキャンプの醍醐味かもしれません。

ホームセンターなどで格安で手に入る燃料である豆炭を上手に使いこなしてキャンプに活用していきましょう!

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