編み物は、初心者でも手軽に始められるハンドクラフトのひとつです。手先を使うことでリフレッシュしたり、出来上がった作品が日常生活で役立つものだと一層の満足感を得られます。そこで、今回は初心者でも簡単に作れるオリジナルのスマホケースの作り方をご紹介します。これから編み物を始めたい方やハンドメイドギフトを考えている方にピッタリの内容です。
目次
必要な材料と道具
まずは、スマホケースを作るために必要な材料と道具を揃えておきましょう。以下のリストを参考にして、必要なものを確認してください。
- 毛糸: 中細~並太の毛糸を選ぶと編みやすいです。色や素材はお好みで選びましょう。初心者の場合、単色で仕上げると作りやすいですが、慣れてきたらグラデーションや2色使いにもチャレンジするのも楽しいです。
- 編み針: 毛糸に適した太さのかぎ針か棒針を用意します。毛糸のラベルに記載されているおすすめサイズを参考にすると良いでしょう。
- ハサミ: 糸を切るために使います。滑らないように、糸切り専用の小型のハサミがあると便利です。
- とじ針: 糸始末やパーツをとじ合わせるときに使用します。大きめの目の針が扱いやすいでしょう。
- メジャーまたは定規: スマホのサイズに合わせて編む際に必要です。
スマホケースの作り方
では具体的な作り方を説明します。ここでは基本的な編み方で進めますが、個々の技術に応じてアレンジを加えても構いません。
1. スマホのサイズを測る
最初に、ケースを作るスマホの寸法を測ります。幅、高さ、厚みを測り、これに少し余裕を持たせたサイズで編むと、スマホがすんなり収まるケースが作れます。余裕の目安として、幅には各1~2cm、縦には2cm程度加えるとスムーズです。
2. ダブルベルと二重リングの編み方
基本の編み方は「くさり編み」と「細編み」です。まず、幅に合わせた長さのくさりを編みます。これがスマホケースの底部の幅となります。
1段目: くさり目を編んだら、最初の目に引き抜き編みをしてリング状にします。その後、細編みでぐるりと一周編みます。
2段目以降: 細編みを繰り返し、必要な高さまで編みます。スマホの高さプラス2cm程度が目安です。
3. フタ部分を編む
高さまで編めたら、今度はスマホを覆うフタの部分を編みます。これには、途中で編む方向を変える必要があります。
- スマホの厚みプラス1cm分の部分を飛ばし、残りの部分を平らに編み進めます(これがフタになります)。必要があれば、途中でボタンやループを取り付けると、ケースをしっかり閉じることができます。
4. 編み終えた後の仕上げ
すべて編み終えたら、糸端の始末をします。とじ針を使って、目立たない場所に糸を通し、程よく引き絞ってカットします。
5. 装飾を加える
さらに、好みに応じて装飾を加えてみましょう。ボタン、フェルト、刺繍、パッチなどを使ってオリジナリティを出してみてください。
編み物のコツと注意点
- 目を一定に保つ: 初心者が最初につまずくポイントは目の緩みやきつさです。練習するうちに自然と均一になってきますので、まずはリラックスして編みましょう。
- 数えて編む: 最初のうちは目の数を数えることを習慣づけると、おかしな形にならずに済みます。
- 休憩を取る: 編み物は集中力を要する作業です。長時間編み続けると疲れて形が崩れることも。適度に休憩を取って、リフレッシュしながら作業しましょう。
応用編: デザインバーゲ
慣れてきたら、少し応用のデザインにもチャレンジしてみましょう。ストライプ模様を入れてみたり、あらかじめ別に編んだパッチを貼り付けてみたりと、工夫次第で自分だけのオリジナル作品が作れます。編み物の良さは、何度でも編み直しができ、自分のペースで様々なデザインに挑戦できることです。
最後に、スマホケースもすべて完成したら、お友達や家族にプレゼントするのも素敵ですね。手作りのプレゼントは、心がこもっていて喜ばれること間違いなしです。初心者の方でも、少しの頑張りで手作りの魅力あふれるスマホケースを体験することができます。ぜひチャレンジしてみてください!
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