登山は自然を満喫しながら体を動かす素晴らしいアクティビティですが、適切な装備が揃っていないとリスクも伴います。その中でもサングラスは、紫外線や強い光、時には高山での雪面反射から目を守る重要なアイテムです。今回は、登山初心者に向けて、登山用サングラスの選び方とおすすめモデルをご紹介します。
目次
サングラスが登山に必要な理由
自然の中を歩くだけならサングラスは不要と思うかもしれませんが、山の環境では特に目を保護することが重要です。高地に行くほど紫外線の強度が増し、登山中は長時間日光にさらされることが多いため、目へのダメージが蓄積されるリスクがあります。特に、雪山では紫外線反射率が高く、短期間でも目にトラブルを起こす可能性があります。
登山用サングラスの選び方
1. 紫外線保護
登山用サングラスを選ぶ際に最も重要なのは、紫外線遮断効果です。UV400やUVカット機能があるものを選び、UVAとUVBからしっかり目を守るようにしましょう。紫外線は肌だけでなく目にも有害ですので、必ず確認しておくべきポイントです。
2. レンズの種類とコーティング
レンズには様々な種類があり、それぞれ特徴があります。例えば偏光レンズは反射光をカットする効果があり、水面や雪面に映る光を軽減します。アンチフォグコーティングが施されたものは、湿気が多い環境でも曇りにくい特長があります。
3. フレームのフィット感
登山は長時間の活動になりますから、フレームのフィット感はとても重要です。顔にしっかりフィットするものを選びましょう。素材は軽量で耐久性のあるものがおすすめです。また、顔の形によってフィットするモデルが異なるので、可能であれば試着して確認することをお勧めします。
4. 通気性
登山中は体温が上がり、汗をかくことが多いので、通気性にも注意を払う必要があります。サングラスのデザインが通気性を考慮したものであれば、汗が溜まりにくく快適です。
5. 調整可能な部品
ノーズパッドや耳にかける部分が調整可能であれば、ずり落ちにくくフィット感を高めることができます。特に汗をかくとズレやすくなるので、調整機能は非常に助かります。
おすすめのモデル
ここからは、初心者でも手に取りやすい、機能性の高い登山用サングラスのモデルをご紹介します。
1. オークリー フラック 2.0 XL
このモデルは、優れたUVカット性能と偏光レンズを兼ね備えており、クリアで鮮やかな視界を提供します。フレームも軽量で耐久性があり、長時間の着用でも快適さを保持します。
2. スミス パントラム クロマポップ ポラライズ
クロマポップレンズは、色彩を鮮やかに強調しつつ、偏光技術で反射光を抑えるため、自然の中の細部をしっかりと見ることができます。調整可能なフィットでどんな顔の形にも対応可能です。
3. ジュリアル ロイド
スキーやスノーボード用にデザインされたこちらのモデルは、山間部の厳しい条件下でも偽色無しで正確な視界を確保できます。アッシュメタル合金を使用した軽量フレームは、驚くほどの耐久性を誇ります。
4. スポーツRAG+モデル
登山用として、低価格でもしっかり、必要な機能を提供しています。UVカット、偏光レンズ、曇り防止コーティングが施されており、ベーシックな機能を求める方に最適です。
登山前の準備と注意点
サングラスを購入したら、実際に山に行く前に家の周りでテスト着用してみることは重要です。体の動きに対してしっかりフィットするか確認し、異常があれば調整を試みてください。さらに、季節や行き先の環境に応じて他の装備も揃え、万全の準備をしてから出発しましょう。
まとめ
登山用サングラスは、その場しのぎのものではなく、しっかり選んだ適切なものを使用することが重要です。自然環境に溶け込む際にも、目を十分に保護しながら安心して楽しめるように、今回紹介したポイントを基に選び抜いた一品を手に入れてください。思い出に残る素晴らしい山登り経験をお祈りいたします。
コメントを残す