手ぬぐいはその美しいデザインと多機能性から、インテリアやファッション、そして実用的なアイテムとしても人気の布です。今回は手ぬぐいを使ったおしゃれなペンケースの作り方をご紹介します。縫わない作り方から、ちょっと手を加えたソーイングバージョンまで、どなたでも簡単に取り組むことができる方法を詳しく解説していきます。
目次
手ぬぐいを選ぶ
まずは、手ぬぐい選びです。手ぬぐいは様々なデザインがありますので、自分の好みに合ったものを選ぶのが良いでしょう。柄や色を選ぶ際には、ペンケースを使う場面や目的を考えると、より満足のいく作品を作ることができます。
色とデザイン: 学校やオフィスで使う場合は、落ち着いた色味やシンプルなデザインがおすすめです。趣味で使う場合は、ポップな柄や季節感のある色選びも楽しいですね。
素材感: 通常の手ぬぐいはコットン100%が多く、耐久性も高いですが、おしゃれさを重視するならリネン混合などもチェックしてみてください。
縫わない方法で簡単ペンケース
まずは縫わずに作れるペンケースの方法です。裁縫が苦手な方や時間がない方にもおすすめできる作り方です。
必要な材料
- 手ぬぐい1枚
- 布用ボンド
- リボンや紐
- お好みの装飾パーツ(ボタン、チャームなど)
作り方
手ぬぐいをカットする: 手ぬぐいをペンの長さより少し長め、幅は必要なペンの本数に応じてカットします。例えば、全体を30cm x 20cmにカットします。
ボンドで貼り付ける: 手ぬぐいを横長に置き、片側の端に布用ボンドを塗ります。ボンドを塗った端を、対向側の端に貼り付けて筒状にします。
端の処理: ペンが落ちないよう、片方の端を内側に1〜2cm折り返し、ボンドで貼り付けます。反対側は開口部になるので、そのままにしておきましょう。
装飾を施す: 開口部にリボンを使って、結び目をつくることでペンケースの口をしっかり閉じられるようにします。また、ボタンやチャームをつけておしゃれ度アップを図りましょう。
縫って作る本格ペンケース
次に、少し手間をかけて縫う方法をご紹介します。ソーイングに自信のある方はこちらに挑戦してみてください。
必要な材料
- 手ぬぐい1枚
- 縫い針と糸
- スナップボタン(またはファスナー)
- 裁ちばさみ
- アイロン
作り方
手ぬぐいの準備: 手ぬぐいをペンの長さより5cmほど長めに、そして必要なペンの本数が入る幅に裁ちます。
縫い代をつける: 両横と片側の縁にそれぞれ1.5cmの縫い代をつけて、裁ちばさみで切ります。
アイロンで折り目を付ける: アイロンを使い、縫い代部分を折り込みながらしっかりと折り目を付けてください。
上下を縫う: 筒状にするために、切り取った布を中表に半分に折り、端を合わせます。両サイドをまっすぐに縫い合わせていきましょう。
フラップを作る: 上部となる部分を逆に折り返し、フラップを作ります。ここにスナップボタンやファスナーを取り付けます。
仕上げ: 完成したペンケース全体をアイロンで仕上げ、しわを伸ばし形を整えます。
保持力を高める工夫
手ぬぐいのペンケースは軽くて柔らかいのが特徴ですが、それゆえに中身がばらつくこともあります。以下の方法で保持力を高めることができます。
布を二重にする: 手ぬぐいは単層でも使えますが、二重にして強度を追加することが可能です。
仕切りをつける: 内側にポケットや段差をつければ、細かいペンや付箋、消しゴムなどを整理して収納できます。
お手入れとメンテナンス
手ぬぐいペンケースは洗濯可能ですが、デリケートな素材も含まれるため注意が必要です。
優しく手洗い: 手洗いを推奨すると共に、中性洗剤を使用して優しく洗うことが肝心です。
アイロン掛け: 自然乾燥後、再び形を整えるためにアイロン掛けを行いましょう。
このガイドを活用して、あなただけのオリジナルペンケースを手作りしてみましょう。手ぬぐいが持つ昔ながらの美しさと、あなたのセンスを活かしたデザインが、日常をより豊かにしてくれます。
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