今回の記事では観葉植物への水やり方法のコツを紹介していきます。
観葉植物を育てる上で実は一番難しいとされているのが水やりです。
- 「どのくらいのペースで水やりをしたらいいの?」
- 「一度の水の量はどのくらい?」
- 「観葉植物を購入してみたけれど、具体的な育て方がわからない・・」
今回の記事ではこんな疑問にお答えしていきます!
水やりについて簡単に解説していきますので是非参考にしてみてくださいね!
目次
観葉植物に水のやりすぎは枯れてしまう
観葉植物に関するお悩みで一番多いのは水やりについてです。
特に育て始めたばかりの方は色々わからないことが多く、お話を聞いてみると、
『その水やりだと、直ぐに枯れてしまいますよ・・』
というような水やりをしてしまっている方がたくさんいらっしゃいます。
中でも多い失敗例が“水のやりすぎ”なんです。
水やりが失敗する理由
現代ではあらゆる媒体から色々な情報を入手することが可能ですので、水やりの方法に関しても教則本や、ネットで調べればたくさんの情報やマニュアルが出てきます。
ではなぜ情報を入手できるのに水をやりすぎてしまうのか、それはその情報を鵜呑みにしすぎている事が原因になっているかもしれません。
本やネットを見ると、
- 〇日に1度お水をあげましょう
- 1度の水やりの量は○○が目安です
等とわかりやすく書いてありますが、それはあくまでその植物に適応した環境での「平均的な」水やりの方法なんです。
皆さんの観葉植物の環境は如何ですか?
日当たりや室温、土の種類や鉢の大きさ、観葉植物の品種など、十人十色の環境があると思います。
実は、大切なのはその観葉植物にあった水やりの方法を確立することなんです!
根腐れについて知ろう
先ほどご紹介した通り、観葉植物を枯らせてしまう一番の原因は水のやりすぎです。
水を多くやりすぎてしまうとなぜ枯れるのかについて簡単に知っておきましょう。
湿りすぎると根がふやけて腐ってしまう
「たっぷりお水をあげて日光に当てれば元気に育ってくれる!」
と考える人は多くいるそうです。
観葉植物を人間に例えてみると、たっぷりのお水を常にあげてしまうと人間で言う何度もお風呂に浸かっているような状態です。
適温のお風呂に適正な回数と時間を決めて入浴するのであればリフレッシュになりますが、ずっと浸かっていなければいけないとしたらどうでしょうか?
徐々に手足の先がふやけてきて、のぼせてしまったり、場合によっては体調を崩してしまいます。
観葉植物も同じです。
一日に何度も水やりをしてしまうと、鉢の底に張っている根がずっと湿っている状態になります。湿り続けている根は徐々に腐っていき、正常な機能を果たせなくなります。
植物の根が腐ると、全体に養分がいきわたらなくなるため、やがては全体が枯れてしまうというわけです。
オリジナルの水やりマニュアルをつくろう!
水やりの失敗例について学んだところで、結局どうすればいいの?という所を紹介していきます。
失敗しないように水やりをするためには、”オリジナルマニュアル”を作成する必要があるんです。
ご自身の育てている植物の種類や鉢の大きさ等にフィットした頻度や水の量を見極めましょう!
ここからは水やりの基礎知識と共に、簡単にできるマニュアル作成方法を解説します!
基本は土が乾いてから!
水は土が乾ききってからあげるのが大前提になります。
これは観葉植物を育てる上での原則のようなものなので覚えておきましょう!
ここで注意しなければいけないのが、土が乾いたということをどのように判断するかです。
土を目視するだけでは鉢の表面部分しか確認できませんよね。
皆さんそれぞれの鉢の大きさや土の量で、土が乾くタイミングも異なります。
今日は一番簡単な確認の方法をご紹介します!
鉢に割りばしを刺してどのくらいで土が乾くのか見極めよう!
用意するものは、割りばし1本だけ。
鉢にたっぷりの水をあげた後に割りばしを差し込んで数時間おきに抜き取って湿り気を確認してみましょう。割りばしが完全に乾いていたタイミングがその鉢の土が乾いたタイミングです。
この方法が一番シンプルな確認の方法です。
割りばしを差している見た目がちょっと気になる・・・、という方は便利なグッズも別記事で紹介しています。
最後に
水やりの適切なタイミングさえ把握できれば、根腐れ等のトラブルが起きる可能性は断然低くなります。
- 水やりは根腐れに注意
- 水のあげすぎが枯れる原因
- 土が乾いてから
- たっぷりと水やり
適切な水やりをマスターして、観葉植物を枯れないように育てていきましょうね!
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