みなさんは、日本人の誰よりも早く宇宙へ飛び出した日本製のペンをご存じですか。
ぺんてる株式会社のサインペンは、宇宙飛行士の筆記用具として、1965年から1966年の有人宇宙飛行「ジェミニ」に乗船しました。
目次
発売当初、日本よりアメリカでブレイクしたぺんてるのサインペン
文字を書くのは毛筆や万年筆が主流であった1963年、ぺんてるのサインペンは生まれました。
ところが日本ではあまり話題とならず、売り上げも伸びませんでした。
一方で、海外販売に積極的であったぺんてるは、シカゴの文房具国際見本市にサインペンを出品します。
そしてその後アメリカで大人気となりました。
宇宙を旅したサインペンの機能
サインペンは水性インクを染み込ませた中綿から、アクリル繊維のペン先にインクが染み出る作りとなっています。
この重力に頼らないペンの仕組みにNASAは注目しました。
そしてサインペンを無重力空間でも使用できる公式のスペースペンとして認定。
ぺんてるのサインペンは、日本人の誰よりも早く宇宙を旅したペンとなったのです。
まとめ
いかがでしたか。
ぺんてるのサインペンはNASAも認めた高機能のペンです。
そして現在も世界各国のロングセラー商品として愛されています。
ぜひ宇宙を旅したペンを手に取り、その魅力を感じてくださいね。
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