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ARK クロスプレイ徹底解説!PC↔PS5/PS4で遊ぶ手順と注意点

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まずは「ARK クロスプレイ」が本当に可能なのかを確認

ARK: Survival Evolvedは、Steam、Epic Games Store、GOGなどでPC版が配信され、PlayStation 4/5ではPlayStation Network(PSN)を通じてプレイできます。
しかし、公式サーバーでのPC⇔PSのクロスプレイは未対応です。両プラットフォームが同じサーバーに接続し、かつそのサーバーでクロスプレイが有効化されている場合に限り、PCプレイヤーとPSプレイヤーが同じワールドでバトルや探検を共有できます。
つまり、クロスプレイを活用したい場合は「カスタムサーバー」を利用するか、Crossplay対応のサーバーを探すことが前提になります。


1. PC側の準備:Steamでのインストールと設定

ステップ 内容
1-1. PCにARKをインストール Steam(またはEpic Games Store)からARKを購入し、インストール。
1-2. PCとPSのアカウント連携 PC版はPlayStation Network アカウントと連携できません。サーバー内で同じ DiscordSteamのフレンドリスト を使用して連絡します。
1-3. クロスプレイ用設定(サーバー側) サーバーを自前でホストする場合、GameUserSettings.ini 内で以下を設定。
bAllowCrossPlay=true
※この設定は「サーバーがCross Play 対応」かどうかに大きく依存します。

ポイント

  • Steam ライブラリ内で「マルチプレイヤー設定」を開き、「クロスプレイヤーを許可」にチェックを入れると、Steam側で簡易設定が可能です。
  • サーバーが「インターネット」を選択し、“Public” ゲームであれば、PSプレイヤーにも招待できます。

2. PS側の準備:PlayStation Networkへの登録と設定

ステップ 内容
2-1. PSN ID 取得 PS4/PS5でPlayStation Networkにサインインし、プロフィールを作成。
2-2. クロスプレイ設定 コントローラ → 右上メニュー → 設定 → PlayStation Network設定 → “クロスプレイ” をオンにします。
2-3. ゲーマーコード(Friend Code)取得 PS4/PS5 では「ゲーマーコード」が32文字のハイブリッド文字列(例:ABCD-1234-EFGH)です。設定→プロフィールから確認できます。

ポイント

  • PS4の場合、画面右上の「○」ボタンを押して「ゲーム」→「友達リクエスト」を選び、PC側のゲーマーコードを入力して追加します。

3. サーバーの設定方法:クロスプレイ対応版を選ぶか自前ホストす

3-1. カスタムサーバーを自前でホスト

手順 具体的な操作
1. サーバーソフトウェアダウンロード SteamCMD で Ark Dedicated Server 用のファイルを取得。
2. 設定ファイル(GameUserSettings.ini)編集 bAllowCrossPlay=true を設定し、bIsDedicatedServer=true もチェック。
3. NAT/PINGを確認 ポート 7777(UDP)、7778(TCP)を開放。
4. ファイアウォール設定 Windows Defender Firewall の例外規則を追加。

注意

  • 24時間稼働の場合は電力管理や定期的なデータバックアップが必要です。
  • サーバーが重いとPC〜PS間で大幅にレイテンシが増加します。

3-2. 既存の Cross-Play 対応サーバーを利用

おすすめサーバー例

  • Ark Devs – クイズ・イベント、クロスプレイサポート(Steam版)。
    * ArkWorlds – クロスプレイ専用サーバー。
    * Steamワークショップ で「Cross Platform」タグが付いたサーバーを検索。

利用手順

  1. サーバーのウェブサイトにアクセス。
  2. 「サーバーに参加」リンクをクリックし、URL をコピー
  3. PC側の Ark → Direct Connect (IP) にコピーしたサーバーアドレスを入力。
  4. PS側も同じサーバーアドレスで接続。

ポイント

  • サーバーが「クロスプレイ対応」を明示していないと、PSからはサインインできないケースがあります。
  • サーバーの国・リージョンも確認し、両プレイヤーが同じリージョンのサーバーに入るとレイテンシが軽減されます。

4. 友達招待手順:PS+PCをつなぐ

手順 PC側 PS側
1. 相手のゲーマーコードを入手 PSN で「友達リクエスト」を送る 受信し承認
2. サーバーに接続 ARK で Direct Connect にサーバー IP を入力 同じ IP を Direct Connect に入力
3. サーバー内で「Invite」 画面上部の「Invite」ボタン → 友達リストから相手選択 同様に Invite で招待を送信
4. 受信確認 PS側が招待を受諾する 受諾すると同時にワールドに参加

よくある失敗例

  • IPアドレスが変わる: ダイナミックIPを使用している場合、サーバー再起動で IP が変わることがあります。
  • サーバー名が同じでも region mismatch: 例え同じサーバー名でも異なるリージョンのサーバーを指しているとクロスプレイできません。

5. ネットワークと遅延対策

項目 推奨設定
ルーターのポートフォワーディング UDP 7777 / TCP 7777 & 7778 を開放
優先度設定 ISP で「ゲーミングプリオリティ」をオンにする
VPN & 代理サーバー 逆にレイテンシ増大の原因になるため、利用は避ける
NAT Type 「Open」か「Moderate」であれば接続成功率が高い。PS4/PS5の設定で「NAT Type 2」または「1」を目指す

実践テク

  1. https://www.canyouseeme.org/ でポートが開いているか確認。
  2. Speedtest.net で ISP のアップロード/ダウンロード速度をチェック。
  3. 可能であれば有線LANに切り替え、QoS(Quality of Service)を「ゲーム」に設定。

6. よくあるトラブルと対処法

トラブル 兆候 解決策
サーバーに接続できない エラー「Could not connect to the server.」 SteamCMD でサーバーを再起動。ルーターのポート再確認。
クロスプレイ設定がオフのまま PS側で「クロスプレイ」がオンになっていない。 PS5/PS4 で「設定 → PlayStation Network → クロスプレイ」をオンに。
レイテンシが大きすぎる Ping が 200ms 以上。 サーバーのリージョンを確認し、近いサーバーを検索。
ワールドが見えない サーバーに入ってもワールドの名前が表示されない。 ファイアウォールで 7777 がブロックされていないか確認。
インストール直後にプレイできない “Error 0xC0040000” が出る。 ARK のバージョンが古い場合、最新バージョンにアップデート。

7. まとめ

ポイント 詳細
1. クロスプレイはカスタムサーバーで可能 PCとPSは同じサーバーに「crossplay enabled」で接続する必要があります。
2. PC側はSteamを活用 “Steam マルチプレイヤー設定”でクロスプレイをオンにし、サーバーに bAllowCrossPlay=true を設定。
3. PS側はNAT Type 1または2 “設定 → ゲームとフレンド” でクロスプレイをオンにし、ゲーマーコードでプレイヤーを追加。
4. サーバーは自前でも、業者でも選択可 自前なら SteamCMD で構築し、業者ならARK Devs、ARKWorlds など Cross-Play 対応を確認。
5. レイテンシ対策は必須 ポート開放・有線LAN・QoSを正しく設定し、同リージョンのサーバーを利用。

クロスプレイに成功すると、PCの豊富なMODや高速なインタフェース、PSのワイドなフレンドネットワークといったそれぞれの強みを活かしながら、同じワイルドなサバイバルワールドを共に探検できます。手順と設定を正しく行えば、PCとPSの壁は簡単に破れます。ぜひ、上記のポイントを参考にして、友達と一緒に「ARK」だけではなく、ゲーム文化の境界を越えて冒険を広げてみてください。

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