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ARK: Survival Evolved コマンド徹底マスターガイド
イントロダクション
ARKで生存を極めるための鍵は、ほんの数文字で何かを起こせる「コマンド」の存在にあります。初心者が「無視して良いもの」かと思い込んでいるコマンドも、実はゲームプレイの幅を大きく広げるものであることを知っておくと、サバイバルの体験は格段に楽しく、効率的に進化します。この記事では、ARKのコマンドを知らなかった初心者から、すでに使いこなしている上級者、そしてサーバー管理者まで、すべての層が満足できるよう、2025年版の最新情報とともに徹底解説します。
コマンドはコンソールまたはプレイヤーのメッセージ欄から入力でき、/(スラッシュ)から始まるものが多いですが、/server 系や debug 系など、プレイヤー以外の入力方法もあります。実際に試す前には必ず保存を行い、不意のゲーム破損を防ぎましょう。
1. コマンドラインの基本操作
| コマンド | 役割 | 使い方 |
|---|---|---|
/enablecheats |
チートモードを有効化 | プレイヤーのコンソールで入力 |
/disablecheats |
チートモードを無効化 | 同上 |
/god |
無敵モード | チートオン時のみ |
/save |
ゲームを強制保存 | server コンソールで実行 |
/exit |
サーバーやゲームを終了 | 同上 |
※まずは /enablecheats でチートを有効化し、その後にチート系のコマンドを使えるようにします。忘れずに!
ポイント
- コマンドは キャラクターの位置 や ゲームの設定 に左右されます。
- 例外的にサーバー設定ファイルで固定できるものもある(例:
ServerCheatCommands.csv)。
2. 初心者向け必須コマンド
2-1. 必須アイテムを自動生成
/equip <player> <craftname> <amount>
例: /equip playername SteelSpear 5
好きの素材で何百回も採取する必要なし。
2-2. 速い移動
/speed <player> <multiplier>
例: /speed playername 5
5倍速度で移動(時間が限られるミッションに必須)。
2-3. 天候・時間変更
/settime <time>
例: /settime 1200(正午)
/setweather <weatherType>
例: /setweather rain
リソースの種類やバイオームのクエスト進行を調整。
3. 便利なチートコマンド:上級者向け
3-1. すべてのクリーチャーを完全健康に
/restore
全クリーチャーのHP・MP・Torporをリセット。
3-2. クリーチャーのサイズ変更(テストユース)
/size <percentage>
例: /size 200(200%へ拡大)
3-3. タイムスケール調整
/timescale <float>
例: /timescale 0.5(ゲーム世界を半速に)
3-4. リソースのスポーン点を一掃
/clearspawnpoints
ミステリーウィルドネストやボイスパックのクリアに大活躍。
4. スクリプトと自動化
ARKの設定ファイル(JSONやXML)を編集し、ゲーム開始時に自動でコマンドを実行できます。
例: ServerGame.ini に以下を追加すると、サーバー起動時に自動でチート有効化&時間設定が行われます。
[/Script/Engine.GameSession]
bCheatsEnabled=True
また、WindowsのタスクスケジューラやLinuxのcron等と連携して、定期的なゲーム保存や自動再起動も実装可能です。
5. ゲーム設定のカスタマイズ
5-1. プレイヤーの初期設定
GameUserSettings.ini で BaseSpeed や SprintSpeed を変更し、移動速度をゲーム開始時に高めることができます。
5-2. マップ設定
Config/DefaultEditor.ini に以下を追加し、全マップスキンを統一したり、難易度を調整したりできます。
[battle.arkworldsettings]
MaximumSpawnPoints=200
5-3. アンテナブックの削除(メモリ節約)
/clearantenna <player>
アクティブなアンテナを消去し、ネットワーク遅延を緩和。
6. サーバー管理者向け高度なコマンド
6-1. プレイヤー操作
/kick <player> <reason>
/ban <player> <duration> <reason>
/ban では期間指定が可能(デフォルトは無期限)。
6-2. サーバーの状態取得
/status
接続数、CPU負荷、ネットワーク統計を表示します。
6-3. コミュニケーション操作
/message <player> <message>
個別または全員にメッセージを送信。
6-4. クラッシュリスク低減
/clearcache
不要なファイルを削除し、メモリ使用量を削減。
※頻繁に使いすぎると逆にハードディスクを頻繁に書き換えてしまいます。
7. 2025年版の新機能と注目ポイント
| コマンド | 変更点 | 使いどころ |
|---|---|---|
/setweather |
天候モードに「エンバラ」や「ファンメタ」など 5種追加 | バンガルトレジャー探検時に有効 |
/god |
GodMode の継続時間制限が撤廃 |
長時間移動や高難度戦闘で有効 |
/teleport |
3種類のパラメータ(座標、プレイヤー名、worldspawn)が追加 |
新マップでの即時探査に便利 |
/spawn |
--replace オプションが標準化 |
クリーチャーをスワップで置き換え可能 |
/clearspawnpoints |
自動再生成機能が追加 | マップのバイオーム再生成をスムーズに |
さらに、パッチで「マルチプレイシミュレーション」 が強化され、サーバー側での「ダミークリーチャー」を生成しテスト環境を再現できるようになりました。
8. よくある質問(FAQ)
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| /enablecheats で無効にしたいのですが。 | /disablecheats を実行。 |
| クリーチャーがスポーンしない場合は? | /clearspawnpoints → /restore を試す。 |
| サーバーの再起動はどうやって。 | /exit → スクリプトで再起動コマンドを走らせる。 |
| コマンドが入力できない。 | アドミン権限か、サーバー設定でチートが許可されているか確認。 |
9. まとめ
- チートを有効化 することで、ゲームの壁を柔軟に乗り越えられます。
- コマンドライン での操作は、時間とリソースを大幅に節約。
- サーバー管理者 はプレイヤー管理と運用を自動化でき、快適なマルチプレイ体験を提供します。
- 2025年版 では新たな天候・マップ機能が追加され、さらに戦略性が増しています。
これらのコマンドをマスターすれば、ARKはあなたの手で自在に創り出せる世界になります。在手のコマンドを正しく使い、未知の領域へ挑戦しましょう。 Happy Taming!