目次
はじめに
Nintendo Switch で Minecraft をプレイするとき、インターネット経由で友達と遊ぶのはもちろん便利ですが、同じローカルネットワーク内でプレイヤー同士が瞬時に接続できる LANプレイ も可能です。
特に家や友人宅で Wi‑Fi ルーターを共有している場合は、遅延がほぼゼロでゲームを楽しめます。本稿では、Switch を使ってローカル通信(LANプレイ)を実現するための初心者向け手順と、よくあるトラブルへの対処法を詳しく解説します。
事前準備
| 項目 | 内容 | 目安 |
|---|---|---|
| Switch & 付属ハードウェア | スイッチ本体、デュアルショット(デュアルスタンドまたはLabo) | 最新のファームウェアに更新済み |
| Minecraft Bedrock Edition | スイッチ版が最新版(2023年時点で 1.19 など) | スイッチの eShop から確実に最新版を入手 |
| Wi‑Fi ルーター | 家庭用またはホテルのルーター | 同一 SSID に接続(有線 LAN での接続は Switch には不可) |
| インターネット接続 | 事前にチェック済み | インターネット接続は必須ではないが、ベースアップや更新用に必要 |
| パスワード | ルーターと Switch の Wi‑Fi パスワード | 同一ネットワーク上で接続するために必須 |
ポイント
- Switch の「システム設定」→「インターネット」→「インターネット設定」で Wi‑Fi を設定してください。
- ルーター側で「ゲストネットワーク」が有効になっていると、Switch からの接続がブロックされる場合があります。ゲスト機能が有効なら、メインネットワークに切り替えるか、ゲストネットワークの設定を確認してください。
1. Switch の Wi‑Fi 設定
- ホーム画面で「システム設定」を選択
- 「インターネット」→「インターネット設定」を開く
- Wi‑Fi ネットワークを検索し、使用したい SSID を選択
- パスワードを入力し接続を確立
- 接続確認メッセージが表示されたら完了
チェックポイント
- IP アドレスが自動で取得されていることを確認 (DHCP が有効)。
- ルーターの設定で、同一 IP レンジ内に接続できること(例: 192.168.0.*)。
- スイッチ画面の「インターネットテスト」で通信確認すると、より安全です。
2. Minecraft Bedrock Edition で LAN を開く
- Minecraft を起動し、メインメニューの「ワールドを作成」または「ワールドを選択」から遊びたいワールドを選ぶ
- ワールドを開始し、ゲーム内で “メニュー”ボタン(右上の三角のアイコン)をタップ
- 下部にある “ローカル(LAN)” をタップ
- 「LAN を開く」ダイアログで、オプション を確認
- ゲームモード:サバイバル・クリエイティブ・アドベンチャー
- サバイバルハードネス:Easy / Normal / Hard
- PvP:有効 / 無効
- ワールドの長さ:インディビジブル設定(無制限)
- 「LAN を開く」ボタンを押す
重要
- ワールドが 公開 されている必要があります。ワールドをプライベートにした場合、LAN での再接続はできません。
- ルーター側で ポートフォワーディング は不要です。LAN 内でのみ通信します。
3. 他の Switch から LAN プレイに参加する
- LAN を開いた Switch でワールドが自動的に “ローカルネットワーク” タブに表示される
- 他の Switch で Minecraft を起動し、メインメニューの “参加する” を選択
- 「ローカルネットワーク」セクションに表示されるワールド名をタップ
- 画面に表示される「[参加]」ボタンを押す
- 必要に応じてパスワード(ワールドを設定した時に入力した場合)を入力
- 参加が完了すると、同じワールドでプレイが開始します
ヒント
- 2 台以上の Switch で同時に参加する場合は、同じゲームバージョンに更新してください。バージョンが異なると参加ができません。
- “ローカルネットワーク”にワールドが表示されない場合、ルーターの “QoS” や “AP クラスタリング” 機能が干渉している可能性があります。別の無線チャネルに変更してみてください。
トラブルシューティング
| 兆候 | 考えられる原因 | 対処策 |
|---|---|---|
| LAN で世界が見えない | 同一SSIDではない | 両端の Switch が同じ SSID(同一ルーター)に接続しているか確認 |
| ルーターがマルチデバイスをブロック | ルーターの DMZ あるいは「ブリッジモード」を有効にする | |
| IP 競合 | ルーターの DHCP 設定で IP 範囲を広げ、競合がないか確認 | |
| Wi‑Fi が遅延している | 5GHz Band に切り替える、または Wi‑Fi 中心を再配置 | |
| 参加時に接続タイムアウト | ファイアウォール拒否 | ルーターの「ポート 19132」(UDP)を開放(ただし LAN 内は不要) |
| 端末のバッテリーセービング設定 | 省電力モードをオフにし、Wi‑Fi の優先設定を「高」にする | |
| Minecraft バージョン不一致 | スイッチ上のすべてのインストールを最新に統一する |
その他の確認ポイント
- IP 位置の確認:Switch の「システム設定」→「インターネット」→「インターネット設定」で IP アドレスを確認し、同じサブネット内かどうかをチェックします。
- 同一ルーティング:ルーター設定で「ワイヤレス 2.4GHz と 5GHz」を同じ SSID とパスワードに統一すると、簡単に同じネットワークに合流できます。
さらに便利な設定とコツ
| 設定 / コツ | 目的 | 実行手順 |
|---|---|---|
| ルーターの 5GHz Band を使う | 高速・低遅延通信 | ルーター管理画面で頻度 5GHz を有効化し、Switch の Wi‑Fi 設定で同じ SSID を使う |
| DHCP で固定 IP | ネットワーク管理のしやすさ | ルーターで指定 IP アドレスを予約し、Switch に割り当てる |
| ローカルホスト名解決 | ワールド名で接続 | 端末ごとに「Switch 1」、「Switch 2」など、わかりやすく設定 |
| ワールドのバックアップ | データ保護 | 「ワールド」→「バックアップ」から手動でバックアップを取る |
| 音声通信 | 遠隔でのチャット | Discord など別アプリを使用し、同一ネットワーク上の音声を共有 |
実践例:
友人と同居している際は、1 台の Switch をメインのサーバーに設定し、他の Switch はクライアントとして参加させるだけで、ほぼリアルタイムで協力プレイが可能です。
まとめ
- Switch で LAN プレイ を実現するには、同一 Wi‑Fi ネットワーク 内に接続し、Minecraft の「ローカルネットワーク」機能を有効にするだけです。
- ルーター設定や Switch の Wi‑Fi 接続状態、ゲームバージョンの同期が重要なポイントです。
- トラブルが発生した際は、IP アドレスのサブネット確認や Wi‑Fi バンドの変更、ルーターのファイアウォール設定などをチェック。
- 5GHz 帯域を利用し、ルーターの QoS 設定で低遅延を確保すれば、インターネット接続が不安定でも快適にプレイできます。
これらの手順とポイントを押さえることで、Switch でのローカル通信は 初心者でも簡単に実現できます。ぜひ家族や友人と、遅延ゼロで Minecraft を楽しんでください。