導入
Minecraftはブロックを壊すという基本的な操作が好きな人も多いゲームですが、壊れたブロックをそのままにしておくと、建物の崩壊やゲームの進行に支障をきたすことがあります。特にサバイバルでの作業では、リソースを無駄にせず、効率的に修復できる方法を知っておくことは重要です。この記事では、初心者でも分かりやすいステップバイステップで、壊れたブロックを簡単に復元するテクニックと裏技を紹介します。実際に手を動かしてみると、あなたの建築作業が格段に楽になるはずです。
目次
壊れたブロックの種類とその特徴
壊れたブロックは大きく分けて3種類あります。
| ブロック | 破壊の仕方 | 特徴 |
|---|---|---|
| 耐久ブロック | 手で破壊 | 破壊時間はブロックの耐久度に比例 |
| 速傷ブロック | 適切なツールで破壊 | 速傷ツールを使うと最短時間で破壊 |
| スナップブロック | 特殊アイテムで破壊 | 一瞬で破壊、破片が飛び散る |
- 耐久ブロック(例:石、木材など)は手で破壊すると時間がかかります。これは破壊時間が最大まで増加する「耐久度」を持つためです。
- 速傷ブロック(例:石の窓台、鉄の橋など)は「速傷ツール(ピッケル、ドリル)」を使えば迅速に破壊できます。
- スナップブロック(例:爆発で破壊した場合やネザーでのブロック破壊)は、破塊が瞬時に散るため、立ち往生しやすいです。
1. 手動修復の基本テクニック
① ブロックの再配置
壊れたブロックをそのまま再配置するだけでも、簡単に修復できます。
- コピペ:Creativeモードのインベントリからブロックを入手し、壊れた位置に置きます。
- リピート:壊れたブロックが複数ある場合、1つずつ設置していくと作業が完結します。
② バッチ置換
MinecraftのUI上では1個ずつ置くしかありませんが、コマンドを使えば複数ブロックを一括で置くことができます。
/replaceblock ~ ~1 ~ minecraft:dirt
- このコマンドは指定位置(現在地から縦1ブロック上)に「土」を置きます。
-
replaceblockは置き換え対象を指定するので、壊れたブロックの上に新しいブロックを置いて、上部の壊れたブロックを置換。
③ クリエイティブモードを活用
壊れたブロックをクリエイティブレイヤーで修復する方法は、以下の手順で実行できます。
-
クリエイティブモードに切替
/gamemode creative -
インベントリでブロックを取得
必要なブロックをインベントリから取得します。 -
再配置
壊れた位置に設置。必要であれば「Shift+塗りつぶし(Shift+右クリック)」で複数個を一度に配置。
注意:クリエイティブモードではブロック破壊のインベントリに消費はありませんが、サバイバルに戻ると破壊されていたブロックは失われます。したがって、あらかじめバックアップを取るようにしましょう。
2. 適切なツールを用いた修復
① 速傷ツールの使用
耐久ブロックは手での破壊が時間がかかりますが、正しい工具(ピッケルやドリル)があれば破壊時間を半減できます。
- ピッケル:石・鉄・ダイヤモンド・エリトロイトのピッケルは速傷効果があり、耐久ブロックの破壊が一段と速くなります。
- ドリル (Advanced Mod の場合):高速で穴掘りと同時に破壊できるため、作業を効率化します。
② ブロック破壊の再利用
壊れたブロックの破片を再利用するテクニック:
- 手動回収:破壊した際に出る破片を拾う。
- 自動破片回収:鉄のドリルや自動破壊機構をつくり、破片をコレクションチェストに集める。
3. コマンドを駆使した一括修復
クリエイティブモードが難しいサバイバル環境では、以下のコマンドを使うことで壊れたブロックを一括で修復できます。
① /fill コマンドでブロックを置換
/fill ~0 ~1 ~0 ~10 ~1 ~10 minecraft:stone replace minecraft:air
- 実行すると現在位置から10ブロックずつの広い範囲で、空気ブロックの上に石を置きます。
- 既存のブロックは上書きされます。
② /setblock で個別置換
/setblock ~5 ~1 ~5 minecraft:stone
- 単一ブロックを指定して置換。
③ ブロック破片を拾うコマンド(Creative + Command Block スクリプト)
/tellraw @a ["",{"text":"破片を拾いました。","color":"green"}]
/clear @p wood
- プレイヤーのインベントリから破片を消し、完了メッセージを送信。
4. WorldGuard / Schematic の活用
① WorldGuard の region 修復機能
/worldguard:region create repair_zone
/worldguard:region info repair_zone
/worldguard:region flag repair_zone:flag=edit:true
- 地域の設定を作り、特定エリアでのみ修復タスクを実行可能にします。
② Schematic で大規模修復
- MCEdit:壊れた構造を画像として読み込み、必要な部分だけを抜き取り。
-
WorldEdit:サーバー上で
//pasteで整形済みの設計図を復元。
5. モッド&プラグインでの拡張
5.1 Tinkers’ Construct の「ツールレシピ」
- 高耐久ピッケルを作り、耐久ブロックを破壊する時間を大幅に短縮。
5.2 BuildCraft の「ビルダーマシン」
- 自動建設機能を利用して壊れた構造を数秒で再生成。
5.3 Slimefun の「ワイド・リピートブロック」
- 壊れたワールド内のブロックを自動で拾い上げ、再配置。
6. 先進的修復テクニック:レーサープロファイル
- レコーダー:壊れた構造を3Dスキャンし、再生成。
- Mod: NBTExplorer:破壊されたブロックのNBTデータを編集し、再生成。
よくある質問 FAQ
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 壊れたブロックを効率よく拾うには? | 速傷ピッケルか自動破壊システムを使い、破片を「自動収集チェスト」に回収し、後でまとめて再配置。 |
| サバイバルモードでコマンドを使えますか? | プレイヤーが「sudo」を取得している場合は/give @p gamemode creativeで一時的にクリエイティブに切り替えた後、再びサバイバルへ戻るとコマンドが使えます。 |
| 壊れた建物全体を一気に復元したい | WorldEdit //undoで復元できる範囲が限られますが、//pasteでSchematicを貼り付ければ完璧です。 |
コツとベストプラクティス
-
定期的にバックアップ
破壊の頻度が高いエリアはバックアップを取る習慣を。 -
高速ツールのアップグレード
ダイヤモンドピッケルからエリトロイトへ級段階的に進化。 -
建材管理
破壊したブロックをレシピで再生成できるよう、インベントリを整理。 -
自動回収のセットアップ
破片が散るのを防ぐために、自動回収チェストやホッパー構造を組む。
まとめ
壊れたブロックはゲームの進行を邪魔し、建築の完成度を下げます。ここで紹介した手動修復の基本テクニックからモッド・プラグインを活用した高度な修復方法まで、幅広い対策を書き出しました。初めてMinecraftでブロック修復に挑戦する方も、すでに高いスキルを持つ方も、この記事を手順として活用すればスムーズに作業が進むはずです。今すぐこれらのテクニックを試して、壊れたブロックをすぐに復元してください!