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イントロダクション
Minecraft のサーバー構築において、最もシンプルで手軽なのが Minecraft Realms です。サーバーを自分で運営したいけれど、ハードウェアやネットワークの設定、セキュリティ管理に頭が痛い…という方にとって、Realms はまさに“アウトソーシングされたクラウドサーバー”。本ガイドでは、Realms の基本的なサーバー設定から日常的な管理方法、トラブルシューティングまで、知りたくて検索している読者の疑問に答えつつ、実際にすぐに使える手順を紹介します。
Realms のアカウントとサブスクリプションのセットアップ
1. Minecraft アカウントの準備
Realms は既に持っている Minecraft アカウント(公式に登録済み)をそのまま利用します。アカウントが無い場合は 公式サイト から購入しておく必要があります。
2. Realms サブスクリプションへの登録
サブスクリプションは、Minecraft アプリ(ブック、モバイル版)または PC の Minecraft > Realms メニューから購入できます。
- 月額サブスクリプション: 手軽に、サーバーを無償で運用。
- Realms Plus: 月額でプレミアムコンテンツ(公式スキン、シェイプ、ベッドトップなど)も利用可能。
※日本では実際にクレジットカード決済が必要です。決済時に自動でサーバーが作成されます。
Realms サーバーの作成手順
1. 「Create New Realm」ボタンをクリック
- ゲーム内から Play → Realms → Create a New Realm を選択。
- サーバー名を入力し、Create をクリック。画面にサーバー状態が表示され、準備完了まで数分かかります。
2. World の選択
作成時に「空のワールド」「既存ワールドのコピー」「おすすめのワールド」を選べます。
- 空のワールド: 完全にクリーンなスタート。
- 既存ワールドのコピー: 自宅で作ったワールドをリアルムにアップロード。バックアップの手間を大幅に削減できます。
3. サーバーの基本設定
- Game Mode: サバイバル / ハードコア / クリエイティブ
- Difficulty: かかりつけで設定。
- Chat Mode: フリー / リストレイン / フルブロック など
設定はサーバーを作成した後でもいつでも変更できます。
参加者の招待と権限管理
1. 参加者の招待方法
- Invite Players ボタンから、MCユーザー名(正確な名前)を指定して招待。
- Share Realm ボタンで「リンクを送信」し、URL を共有しても可。
2. 権限の設定
Realms のデフォルトは「オーナー」がすべての権限を持ち、参加者は Invite Players と Edit Settings のみ許可されます。
- Owner: サーバー全体の管理。
- Member: インベントリの閲覧、建築(ワールドに応じて)
権限は「Realms → Edit Settings」から簡単に切り替え可能です。
オンライン時のトラブルシューティング集
1. 接続エラー(Timeout, Connection refused)
- サブスクリプションが有効か確認。
- Minecraft のバージョンが最新か確認。Realms は常に最新バージョンに自動更新します。
2. レイテンシーが高い場合
- ISP の帯域を確認。Realms はデータセンターが日本にあるため、国内ユーザーは比較的高速です。
- モバイル環境下は VPN を解除。
3. 破損したワールドファイル
- ワールドのバックアップを復元。Realms は過去 30 日間のバックアップを保持しています。
- 不具合が継続する場合は、ワールドを削除して再作成。
バックアップの徹底: 容易にスナップショットを取得
- Realms → Manage → Backups
- Create Backup をクリックすると、サーバー上の現在のワールドを ZIP 形式でダウンロード。
- 重要更新前や大規模改造前に必ずスナップショットを取る習慣を付けましょう。
Realms の機能拡張: Mods と Datapacks の利用
Mods の制限
Realms では「公式に許可された Mod Pack」のみでないと直接使用できません。
- Realms Plus では公式 Mod Pack の追加が可能。
- サードパーティ Mod を入れたい場合は、Minecraft 自体の設定 を変更し、別途自前のホスティングを検討する必要があります。
Datapacks の導入
Datapacks はサーバー側の拡張機能で、Free & Open.
- サーバーを 離席(ワールドを停止)。
- datapacks ディレクトリ に ZIP ファイルをアップロード。
- ワールドを再開すると自動で読み込まれます。
セキュリティのベストプラクティス
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| サブスクリプションの自動更新 | 期間切れで即停止しないように自動更新オプションを設定 |
| 強力な名前設定 | 参加者の招待は名前を正確に入力し、迷惑ユーザーの不正招待を防止 |
| 定期的なワールドバックアップ | データ損失リスクを低減 |
| アップデート情報の追跡 | Realms は自動でアップデートしますが、重大な変更があれば公式ブログをチェック |
さらに便利なコマンドとインタフェース
1. In-Game コマンド
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/realms show |
サーバーの現在の状態(IP、マップサイズ、プレイヤー数)を表示 |
/realms list |
接続しているプレイヤー一覧を確認 |
/realms update |
サーバーを手動で再起動 (バージョン更新時に有効) |
注: これらはリアルム専用に限られ、公式に表示されるパラメータのみを扱います。
2. 画面上の「Manage」タブ
- Performance: CPU・RAM の使用量表示
- Settings: 1v1 キルデータ、ピンゲージ、チャット履歴の削除など
サーバーリセットの手順と注意点
大規模改造や不具合対策としてサーバーをリセットする場合は、以下を順守してください。
-
ワールドを退還(
/realms delete) - バックアップの確認:削除前に必ず最新のバックアップを取得
- 新規サーバー作成:再度 Create New Realm で始める
- ワールドの復元:バックアップ ZIP を復元
備考:Realms では ワールド削除 は不可逆です。削除が確定すると元に戻せません。
過去のワールドを復元したい場合は、 Realms → Manage → Backups から該当バックアップを選択し、ダウンロード後に「Import」機能を用います。
時間が経つと起きる「デーモン停止」問題
Realms のサーバーは「Idle Mode」で自動的に停止します。
- 停止後に接続:再接続時に数秒以内に自動再開。
-
自動再起動設定:
/realms keepalive trueで、一定時間内にログインがないと自動停止。
マンツーマンでサーバーをカスタマイズしたい?
1. スクリプトで自動化
Realms で提供されている REST API は現在限定されています。
- 主要機能は 「サーバーステータス」取得 と 「バージョン情報」 です。
- それ以外の詳細操作はサポート外です。
2. 他社ホスティングとの併用
より高度な設定(ファイアウォール、専用プラグイン、Mod など)が必要な場合は、
- Realms と同時に別サーバーを構築
- Realms をメインサーバーにしつつ、特定の機能(例:チャットシステム)を外部で運用
まとめ: Realms でやるべきこととやるべきでないこと
| 項目 | 何をするか | 何をしないか |
|---|---|---|
| サーバー設定 | サーバー名・ワールド・ゲームモードを設定 | 大規模 Mod の追加 |
| 管理 | 参加者招待・権限設定・バックアップ | セキュリティの細かい設定 |
| カスタマイズ | データパックやワールドインテリア | サードパーティ Mod |
| 運営チップ | 定期バックアップ・アップデート確認 | リアルム以外のサーバーの同時運営(混乱原因) |
Realms の魅力は「手間なし・安心」にあります。サーバーのハードウェア・ネットワーク管理はクラウド側に任せ、やりたいこと(ワールド構築・パーティを楽しむ)にだけ集中できる点が最大のメリットです。
次のステップ
- 実際に Realms にサブスクライブ
- ワールドや設定を試し
- バックアップ戦略 を確立
- さらに「Realms Plus」にアップグレードして公式コンテンツを追加
これで完全に「Minecraft Realms で簡単にサーバーを設定・管理する究極のガイド」が完成です。お楽しみください!