マイクラでの水槽作りは、初心者でも手軽に始められるプロジェクトです。
ここでは、素材の選び方から完成までの流れ、そして途中で出てくるトラブルに対処する方法まで、初心者が迷わないようにわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてください。
目次
【ステップ0】まずは目的とデザインを決める
水槽は見た目の装飾としても、観察や取引に使う場としても利用できます。
設置場所(屋内か屋外)、大きさや種類(海水・淡水・フィッシュ&シャコなど)を決めてから作業に入ると、必要な資材を正しく揃えられます。
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屋内の水槽
- クリアなガラス壁やスライムボックスで囲むと、水中の魚が楽しめます。
- 水槽内部に石や砂利を置くと、海底の雰囲気が再現できます。
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屋外の水槽
- 水は外に漏れないように必ずブロックで覆う必要があります。
- 光源を設置しないと、魚が暗闇で落ち着きません。
【ステップ1】必要な素材を揃える
以下は基本的な水槽を作るための一例です。
自分のデザインや目的に合わせて調整してください。
| 必要素材 | 用途 | 備考 |
|---|---|---|
| 水桶(バケツ) | 水を採取・設置 | ブロックで水源ブロックを作る |
| ガラスブロック | 透明壁 | スプラッシュゴーレムを避けると安全 |
| コンクリート、スティック | フレーム部分 | 魚が外に出ることを防止 |
| 砂、石、草 | 底材 | 風景を整える |
| 燈(ランタン、石灯篭) | 照明 | 水槽内も外部も明るくする |
| 透明なアイテム(トレイ) | 魚を捕獲・販売 | 取引場としても有効 |
ポイント
- 水源ブロックはプレイヤーの近くにあると一瞬ずつ流れ落ちるので、必ずガラスや壁で囲みましょう。
- クリエイティブモードで作る場合は、アイテムフリーダムが有り、材料不足で悩むことはありません。
【ステップ2】フレームと底面を作る
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設置場所を決める
- 高さは最低3×3ブロック(縦3階分)に設定すると、魚が泳ぎやすくなります。
- 底面は石や砂で囲むと水が漏れません。
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壁の枠を作る
- ブロックを立てて、上下にガラスブロックを配置します。
- 斜めに斜め立ちの柱を作ると、壁に隙間ができにくくなります。
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底部を閉じる
- 底面にガラスブロックや固形ブロックを配置します。
- 透明の床を作る場合は「水源ブロック」を置く前に壁を仕上げておくと崩れません。
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トップを開封
- 水槽の上部を開けて、バケツで水を注入する場所を確保します。
【ステップ3】水を注入し、魚を入手する
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水源ブロックを設置
- 上部の開けた穴にバケツを使って水源ブロックを落とします。
- 3×3内に水が均等に入るように、水を入れたあとに残りを埋めていくと水がスムーズに分配されます。
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魚を誘入
- クラフトや釣りで獲得した魚をバケツでキャッチし、任意の位置に置きます。
- クリエイティブモードでは「魚のバケツ」を直接設置して即座に魚を追加できます。
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照明と装飾
- 水槽の上部にランタンや石灯篭を設置して、光量を確保します。
- 底部に砂や石を散らせたら、さらに「水草」や「海藻」を置くとリアル感が増します。
【ステップ4】水槽を安全に維持する方法
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崩壊防止
- 壁のブロックは「コンクリート」や「スティック」など崩れにくい素材を使うと良いです。
- 周辺に「木の枝」や「石の柱」を置くと、水が破裂しにくくなります。
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水の蒸発防止
- 水源ブロックは外に露出していると低温で凍結します。
- 天候が雨のときは、上部にガラスを閉めて水源ブロックを守ります。
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魚の安全
- 「ワゴン」や「シェルパイク」などの危険な生物は含めないようにします。
- もし魚が外へ流れたら、壁の枠をもう一度チェックし、漏れがないか確認します。
【トラブルシューティング】よくある問題と対策
1. 水が漏れてしまう
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原因
- 壁の枠に隙間がある。
- 底面が不十分。
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対策
- ガラスブロックをしっかり接着させ、隙間を埋める。
- 底面のブロックを「コンクリート」や「石ブロック」に変更し、安定性を高める。
2. 水源ブロックが破裂しやすい
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原因
- 周囲に空気ブロックが多い。
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対策
- 周囲の空気を埋めるか、壁の高さを一段階上げて、空気を通さないようにします。
3. 魚が外に逃げてしまう
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原因
- 境界ブロックが壊れた、もしくは欠けている。
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対策
- 「ワイヤーフレーム」や「コンクリート」を追加で置き、壁を補強します。
- 釣りの場合は「釣りネット」を使用すると捕捉しやすいです。
4. 水位が低下してしまう
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原因
- 水が蒸発している(低温気候)、あるいは外に漏れている。
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対策
- 天候が雨の時は上部にガラスを遮る。
- 周囲に保温材を配置し、水温を維持する。
5. 水圧が原因でブロックが崩れる
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原因
- 長い時間、水圧が一部のブロックに集中。
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対策
- 「コンクリート」や「石レンガ」を使用した頑丈な壁へ変更。
- さらに「鉄格子」や「木の板」を追加で置き、補強します。
【応用アイデア】水槽のデザインを多様化
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海洋テーマ
- 海藻、貝殻、サンゴなどを配置。海底の景観を再現。
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川のテイスト
- 簡易的に「シルバーウオ」に限定し、淡水の風景を演出。
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観賞魚専用
- ガラス壁全体に透明な水道を設置し、魚の姿を360度楽しめる観賞用水槽に。
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レストラン風
- 水槽の横にテーブルと椅子を設置し、飲食できる「食事スペース」を併設。
【まとめ】
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準備
- 必要素材をあらかじめ確認し、デザインを決める。
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施工
- 壁のフレーム、底面、上部を確実に閉じる。
- 水源ブロックを設置し、水を満たす。
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メンテナンス
- 水漏れ・破裂を防ぐための補強。
- 魚の安全を確保し、照明で健康を維持。
水槽作りは、素材とデザインの選択次第で簡単にできるクラフトです。
最初は小さなテストサイズから始めて、徐々にスケールを拡大していくと、自分だけのオリジナル水槽コレクションが完成します。
ぜひ試してみてくださいね。