目次
はじめに
マインクラフトを始めたばかりのプレイヤーにとって、最初の大きな壁の一つは「ものを効率的に保管する方法」を知ることです。チェストはその基本であり、ベッドルームや砦、冒険中の小物の管理に欠かせないアイテムです。
この記事では、初めてチェストを作る人でも迷わずにできるよう、必要な材料や手順を丁寧に解説します。さらに、パソコンのデスクトップ上での設計や配置計画のコツも紹介します。これを読めば、マイクラの基本作業をスムーズにこなせるようになるはずです。
必要な材料と道具
| 項目 | 数量 | 取得方法 |
|---|---|---|
| 木材(任意の種類) | 4本 | 木を切って取得 |
| 木の板 | 8枚 | 木材をクラフトテーブルで砕く |
| クラフトテーブル | 1 | 木の板4枚で作成 |
ポイント
- 木材はオーク、桜、松など任意。オークが最も一般的です。
- 木を切るときは、棒や斧を使うと時間短縮。斧は木材を砕くために必須です。
- クラフトテーブルは「作業台」とも呼ばれ、ほとんどの建設作業の基本です。
チェストの作り方
1. 木の板の作成
- 木材を手に入れる:木を斧で叩き、木の板を取得します。
-
クラフトテーブルを作る(既にない場合)
- 木の板4枚を正方形に配置し、クラフトテーブルを作成。
- 右クリックでクラフトテーブルを設置。
2. 木の板を使ったチェストのクラフト
- クラフトテーブルを右クリックして開きます。
- 3×3の作業エリアに、木の板を次のパターンで配置します。
木の板 木の板 木の板
木の板 チェスト 木の板
木の板 木の板 木の板
- 右下のアイコンから「チェスト」を取得。
- インベントリに戻り、チェストを手に入れます。
コツ
- クラフトテーブルに入る前に、木材をすべて木の板に変換しておくと、作業が圧倒的に速くなります。
- チェストの材料は木だけで簡単に作れるので、最初のベース建設時に積極的に使うと良いでしょう。
チェストの配置と使い方
1. ベースや家に設置
- 基本的な配置:床の中央、壁の裏側、または床の角に貼る。
- 一体化設計:壁に組み込むことで、壁面を整理整頓しつつスペースを節約。
2. チェストのオープン
- チェストに向かい、右クリック(またはスペースキー)で開きます。
- 収納したいアイテムをチェストへドラッグ&ドロップ。
3. チェストの連結
- チェストを隣り合う位置に設置すると、自動的にダブルチェストになります。
- ダブルチェストは単体のチェストより 27個 収納でき、合計で 54個 です。
- 連結の際は、木の板や石など別のアイテムを設置して、チェストと同じ高さに置くとスムーズです。
保存のコツ
- 重要アイテムは「エンチャントテーブル」や「ノートブック」で名前を付けて、管理しやすく。
- 近くにメモ帳を置き、何をどのチェストに入れたかを書き留めると忘れにくいです。
デスクトップでの計画ツール活用
Minecraftの建築計画をデスクトップ上で事前に設計すると、作業が格段に楽になります。以下は代表的なツールと使い方です。
1. MCEdit
- 特徴:ワールド編集ソフト。大規模な構造を挿入したり、ブロックを大量に書き換えたりできます。
-
使い方:
- ワールドを読み込み、作りたいベースを選択。
- 「ブロック挿入」ツールでチェストを複数配置。
- フィルタリングで配置パターンを調整。
- 保存してゲームに戻る。
メリット:設計したチェスト配置をそのままゲーム内に持ち込める。
2. Blockbench
- 特徴:3Dブロックモデル作成ツール。自作モブやアイテムモデルを作る際に使用。
-
使い方:
- 「新規プロジェクト」を作成。
- ブロックを積み上げて、理想的な棚や収納スペースレイアウトをビジュアル化。
- 画像やスクリーンショットを保存し、目標として掲げる。
3. PaperMC + WorldEdit(サーバー版)
- 特徴:サーバー上でワールドエディットが可能。複数人で協力しながら大規模建築を計画。
-
使い方:
- サーバーに「WorldEdit」プラグインを導入。
-
//cuboidで領域を設定し、//set chestでチェストの塊を配置。 - コマンドで一括配置が可能です。
おすすめ
- 紙一枚に手書きしても良いですが、デジタルツールを使えば誤操作や再配置が簡単にできます。
- さらに、チームで作業する際に設計図を共有できるので、ミスが減ります。
チェスト配列のコツ
1. ゾーニング
- 収納場所を「食料」「武器」「工具」「材料」のように分けると、探す時間が大幅に削減。
- それぞれのゾーンを色分け(例:赤=食料、青=ツール)しておくと可視化が進みます。
2. 隙間活用
- チェスト同士の隙間に 小箱(小型チェスト)や バケツ を置くと、アイテムをまとめやすい。
- 余白を塞がず、通路を確保することで作業時の動線がスムーズになります。
3. 高さを意識
- 低いチェスト : すぐ手が届くアイテム(道具や食料など)
- 高いチェスト : 使う頻度が低い材料やレアアイテム
- こうした高さの差を設計図に載せると、後から棚を追加しづらくならずに済む。
先進ステップ:チェストレアと収納術
チェストレア
- データレア : 1枚のチェストに 3つのデータID を持たせることで、複数のアイテムをまとめて入れられる。
- 使い方はクリエイティブモードでコマンドを使用:
/give @p minecraft:chest{BlockEntityTag:{Items:[{Slot:0,id:"minecraft:dirt",Count:27b},{Slot:27,id:"minecraft:iron_pickaxe",Count:1b}]} } 1 - こうして、土と鉄のツールを一つのチェストで管理できます。
ストレージブロックの組み合わせ
| ブロック | 特徴 | 使いどころ |
|---|---|---|
| ストレージチェスト | ダブルチェストとして機能 | 高容量の一元化 |
| バケツ | 水やオブジェクトを保存 | 料理、素材の一時保管 |
| 玄関の扉 | 収納スペースの外観を装飾 | デザイン重視の配置 |
アイデア
- ダブルチェストの内側を レッドストーントレード で制御し、特定のアイテムだけ取り出せるようにする。
- クリエイティブモードで「自動チェスト」(Redstoneで自動補充)を導入し、作業効率を向上。
まとめ
- チェストの作り方 はシンプルで、木材4本と木の板8枚だけでクラフトできます。
- ベース設計では、チェストを壁内に埋め込むか、床のスペースを有効活用すると断面が美しく整います。
- デスクトップツール(MCEdit、Blockbench、WorldEditなど)を活用することで、設計図を事前に作成し、実装までの時間短縮が可能です。
- 収納のゾーニング と高さ分け を行うと、必要なアイテムをすばやく取り出せます。
- さらに チェストレア や Redstone を組み合わせれば、ゲーム内での自動化やスマート収納も実現できます。
初心者の方でも、この手順を一つずつ追えば、すぐにチェストを作り、効率的な収納で作業をスムーズに進められます。デスクトップ上で設計図を作成し、実際のゲーム内で実装することで、失敗も少なく、より楽しいマインクラフト体験を提供できるでしょう。
ぜひ、自分に合った配置を試しながら、ベストな収納方法を見つけてください。ゲームの冒険がさらに楽しくなること間違いなしです。