目次
はじめに
マインクラフトの世界は、テクスチャパックで簡単に自分好みの風景に変えることができます。
しかし「自作テクスチャ」を作るとなると、画像編集ソフトやフォルダ構成、バイナリファイルの扱いなど、意外と手間が増えます。
この記事では、初心者でも安心してテクスチャを作成できる手順と、作業を楽にしてくれる おすすめMOD 3選 を紹介します。
自分だけのテクスチャでゲームを彩り、さらに作業効率を上げたいと考えている方は必見です。
1. テクスチャパックって何?
テクスチャパック(リソースパック)は、ゲーム内のブロック・アイテム・GUI などに設定されている PNG 画像を置き換えるだけのパッケージです。
- 標準解像度:16×16、32×32
- 高解像度:64×64、128×64、256×256 など(画質が上がる分 GPU に負荷がかかります)
- フォーマット:JSON と PNG / JFIF など。リソースブックに従うだけで、どちらのサイズでも動作します。
2. カスタムテクスチャの基本的な作り方
2‑1. フォルダ構成を把握しよう
YourResourcePack/
├─ assets/
│ └─ minecraft/
│ ├─ blockstates/
│ ├─ models/
│ ├─ textures/
│ │ ├─ block/
│ │ └─ item/
│ └─ lang/
└─ pack.mcmeta
- blockstates:ブロックのメタデータを定義
- models:ブロック・アイテムの 3D モデル(モデルデータは JSON)
- textures:実際の画像ファイル
- lang:GUI 表示テキスト
2‑2. 画像編集ソフトを選ぶ
| ソフト | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| GIMP | 無料 | レイヤー・マスク、透明サポート |
| Photoshop | 有料 | プラグインが豊富 |
| Paint.NET | 無料(Windows限定) | 軽量・初心者向け |
| Blender | 無料 | 3D モデル生成、テクスチャ生成 |
自作テクスチャなら GIMP で十分です。 PNG で保存し、透過 PNG(.png)を必ず使用しましょう。
2‑3. テクスチャの作成手順
-
サンプル画像を作る
既存のテクスチャをassets/minecraft/textures/block/にコピーして、レアファイル名 (stone.pngなど) をmyblock.pngのように変更してコピー。 -
編集
- サイズ:高解像度にしたいなら 64×64 から始める。
- 透過:背景は透明にしておく。
- シャープネス:高解像度だとぼやけるので、最後にシャープツールで少しだけ増やす。
-
モデルを調整する
assets/minecraft/models/block/内の JSON でtextureフィールドをmyblockにポイント。
{
"parent": "block/cube_all",
"textures": {
"all": "block/myblock"
}
}
-
テスト
-
pack.mcmetaの内容{ "pack": { "pack_format": 6, "description": "My Custom Pack" } } - ゲーム内でパックが作動しているか確認。
-
-
圧縮・公開
ZIP 圧縮して、 CurseForge や Planet Minecraft に投稿。
2‑4. コツと落とし穴
| コツ | 補足 |
|---|---|
| レイヤーを分ける | 色変更や影をレイヤー別に置くとリファクタリングが楽 |
| ファイル名は英小文字 | 大文字・スペースは問題になる |
| テクスチャ解像度の統一 | ブロックは32×32、アイテムは16×16 など統一すると見栄えが安定 |
| テストプレイで確認 | 通常のバージョンと最新バージョンの両方で確認するとバグが減る |
3. 作業効率を上げるおすすめMOD 3選
テクスチャやリソースパックの編集をスムーズにする Mod です。
インストールは Forge / Fabric で行うケースが多いですが、MOD ごとにバージョンが異なるので注意してください。
3‑1. OptiFine
主なメリット
-
高解像度テクスチャの簡易設定
- GUI から
Texture Options > Texture Sizeを 64×64 へ。
- GUI から
-
高速化
- FPS が落ち込みがちな大きいパックで有効。
-
HUD のカスタム
- テクスチャファイルを 1 つに統合する
Texture Packsの機能で、複数パックの競合を回避。
- テクスチャファイルを 1 つに統合する
使用フロー
- OptiFine を入れてゲームを起動。
-
Settings → Video Settings → Texture Options → Texture Sizeで望むサイズを選択。 - 必要に応じて
Textures → Add Custom Packで自作パックをインストール。
3‑2. Texture Tweener
主なメリット
- 一括で色変更や透過設定が可能。
- ブラシ を使って、既存テクスチャを即座に色補正。
特徴
- Palette Swap: 色パレットを一括置換。
- Layer Tools: レイヤー単位でブレンドモード調整。
使用フロー
-
Data Packsにtexture-tweenerを追加。 -
config/texture-tweener.jsonで対象パックと色のマッピングを記述。 - ゲーム再起動 → 即実行。
3‑3. Packwiz(バージョン管理ツール)
主なメリット
- 自動ダウンロード: 必要なリソースパック・MOD を自動で取得。
- バージョン一元管理: 複数人で作業する際に衝突を防止。
特徴
- コマンドラインで
packwiz init,packwiz add,packwiz buildなどを使って管理。 - GitHub へプッシュすれば、他のメンバーが
git pullで同じ環境へ。
使用フロー
-
packwiz initでリポジトリ作成。 -
packwiz addで対象パック / MOD を追加。 -
packwiz buildで ZIP を生成。 - Discord や Minecraft servers で共有。
4. 実践!自作テクスチャのワークフロー
🎯 ゴール
1 週間で 5 個のブロックと 2 個のアイテムを自作し、Packwiz でプロジェクトを管理。
| ステップ | 内容 | ツール |
|---|---|---|
| 1 | 画像を GIMP で 64×64 で作成。レイヤー化。 | GIMP |
| 2 | PNG を textures/block/ と textures/item/ に配置。ファイル名は snake_case。 |
– |
| 3 | models/block/ と models/item/ の JSON を作成。テクスチャ名を合わせる。 |
JSON エディタ |
| 4 | pack.mcmeta を書き、 packwiz init でプロジェクト作成。 |
Packwiz |
| 5 | packwiz add で OptiFine と Texture Tweener を追加。 |
Packwiz |
| 6 | packwiz build で ZIP を生成。 |
Packwiz |
| 7 | ゲームでテスト。調整が必要なら GIMP で修正。 | – |
ヒント
- 画像ファイルの名前は a_to_z で統一すると JSON 内でのミスが減る。
- テクスチャは「塗り切り」だけでなく、影 や ハイライト をレイヤーで分けると細部が際立つ。
5. よくある質問(FAQ)
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| Q1. 画面に表示されないテクスチャはなぜ? | 1. ファイル名が間違っている。 2. pack.mcmeta の "pack_format" が古い。3. 3D モデル JSON の "texture" フィールドがずれている。 |
| Q2. 高解像度テクスチャで FPS が落ちる。対策は? | OptiFine の Texture Size を低めに設定。もしくは「軽量な高解像度パック」を選ぶ。 |
| Q3. Packwiz でインストールした Mod が重複した? | packwiz list で確認。重複があれば packwiz rm で削除。 |
| Q4. Mod とパックの衝突を防ぐには? | 1. 同一キーの JSON は一括管理。 2. texture-tweener で色調整を統一。 |
6. まとめ
- テクスチャパックは画像だけでなく JSON の設定ファイルと フォルダ構成 が鍵。
- GIMP などで PNG を作り、 OptiFine で高解像度設定を一括。
-
Texture Tweenerで色・透明設定をスピーディーに。 -
Packwizを使えば複数人でも同じ環境を保持しやすく、作業の衝突を防げる。
これらを組み合わせることで、テクスチャ作成のハードルを大幅に下げることができます。
次回のサバイバルで、ぜひ自作テクスチャを使いこなし、オリジナルの世界を創り上げてください。そして、作業効率が上がると、より多くの時間を建築や冒険に充てることができます。お疲れさまでした!