Minecraftで剣を手に入れた瞬間から、戦闘の成否は剣に掛かっています。
手に入れやすい「鉄剣」も魅力的ですが、より強力で長く使える剣はエンチャントによって劇的に進化します。
本記事では、初心者から熟練者までが「どのエンチャントを、どのように組み合わせれば最高の効果が得られるか」を徹底解説し、実際に試してみたい方のための「作り方・組み合わせ方・活用法」をまとめました。
エンチャントに関する疑問を持ったら、ぜひ参考にしてください。
目次
エンチャントを効率よく獲得する基本戦略
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エンチャントテーブルの配置
エンチャントテーブルを配置する際は、最大3×3の隣接ブロックを埋め込むことで「レベル4」以上のエンチャントが引けます。
例えば、石炭やコウリュウの鉱石を隣に置くと、レベル3(+3)程度のエンチャントが利用可能に。 -
レベルの上限と経験値の管理
レベルが高いほどエンチャントの幅が広がりますが、レベルを上げるコストは指数関数的に増加します。
レベル20を超えると経験値は膨大に必要となるので、レベル30前後で最大化をはかっておくと効率的です。 -
ランダム性を抑える「おまじない」エンチャント
- Unbreaking(耐久性)
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Mending(修復)
これらは剣の寿命を延ばし、長期的なコスト削減につながります。
いずれもレベル1があれば、次回にエンチャントテーブルへ移動した際に確実に付与されます。
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エンチャントの合成
- **Anvil(アノウ)**での合成は「レベルコスト」を消費します。
- 同じエンチャントが重なる場合はレベルが上がるので、最大レベルまで上げると効果が最大化します。
- ただし、Mending以外は合成時に既存のエンチャントを上書きしない限り、最大10レベルまで許容ですが、レベルが11を超えるとエンチャントが失われることがあります。
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グラインドストーンでのリセット
不成功または不要なエンチャントを取り除く場合、グラインドストーンで剣全体をリセットします。
ただし、エンチャントのレベルは消失し、また耐久値もリセットされる点に注意。
剣で使える主なエンチャント一覧とおすすめ組み合わせ
| エンチャント | 効能 | 推奨レベル | 推奨使用シナリオ |
|---|---|---|---|
| Sharpness | 基本ダメージ増加 | 1~5 | 一般的なPvE・PvP |
| Smite | ダークモンスターダメージ増加 | 1~5 | クリーパー、ゾンビ系モブ |
| Bane of Arthropods | アーティポッドを持つモブにダメージ増加 | 1~5 | スパイダーやクモなど |
| Fire Aspect | モブに燃え付き、追加ダメージ | 1~2 | 火傷効果と焼きつき |
| Knockback | 跳ばせ強度増加 | 1~2 | 近距離対人戦 |
| Looting | アイテムドロップ量増加 | 1~3 | モブドロップの収集 |
| Unbreaking | 耐久減少抑制 | 1~3 | 全体的に剣寿命延長 |
| Mending | 限定XPで修復 | 1 | XPが手に入る環境で長期運用 |
| Sweeping Edge | 周囲の仲間への追加ダメージ | 1~3 | 多人数同時攻撃 |
補足:Sharpness 5+Unbreaking 3+Mending 1 は「最高のバランス」の組み合わせ。
Smite 5+Unbreaking 3+Mending 1 はダークモンスパッシブでの最高ダメージ。
Fire Aspect 2+Looting 3+Unbreaking 3 は「モブドロップ収集」の時に最大活躍。
具体的なエンチャントの取得手順
1. エンチャントテーブルを使う
- レベルを上げる:まずはレベル10〜15の範囲で「Sharpness 1-3」等を獲得。
- 試行錯誤:テーブルの横に置かれたブロックの種類と配置を変えれば、確率が変化します。
- レベルコストに注意:1レベル 1XP でコストが1、2レベルで2XP、5レベルで5XP など単価が上がります。
2. エンチャントを合成(Anvil)
- まずは最下位レベルの組み合わせ:例えば Sharpness 1 + Unbreaking 1 に1XP/レベルのコストで結合。
- レベルを上げる:同じレベルの強化同士を合成すると、レベルが上がりつつ再度付与が確実になります。
- エンチャントの上限:Unbreaking 3 になるまで繰り返し合成。
- Mendingは最後に付与:他のエンチャントを終えた後に付けると、重複せずに確実に付与が完了します。
3. 特殊エンチャントの取得
- Sweeping Edge はテーブル上でレベル4が難しい場合は、Anvilで「Sharpness 5」から合成することでSweeping Edge 3に上げられます。
- Looting は「1〜3」のレベルが必要ですが、Anvilでレベル3に集中させると確実に3が付きます。
モブ対策別エンチャント戦略
A. クリーパー&ゾンビ系モンス
- Smite 5 と Unbreaking 3 は「クリーパーの爆発ダメージを最小限に抑えつつ、ゾンビやスケルトンへのダメージを増加**させる。
- Mending と組み合わせることで、遠距離からの撃破時に剣を維持することが可能です。
B. スパイダー系モブ(スパイダー・クモ)
- Bane of Arthropods 5 は最強ダメージ。
- Knockback 2 を併設すると、スパイダーを後方へ跳ね返し安全距離を確保。
- Unbreaking 3 で耐久減少を減らし、繰り返し対戦でも持続力。
C. ドラゴン&ホープルーツ
- Sharpness 5 は最優先。
- Fire Aspect 2 でドラゴンに追加ダメージと炎のダメージを与える場合は「炎を持ち込む」効果。
- Mending でドロップが多い場面に備えると、戦闘終了後に修復が可能です。
クリティカルヒットとエンチャントの相性
クリティカルヒットは攻撃者の速度と角度により発生します。
エンチャントで得られる追加ダメージを最大限に活かすために、「Sharpness + Fire Aspect + Looting」と組み合わせれば、一撃で最大ダメージ+ドロップ量を実現。
さらに、Unbreaking 3で耐久を長延びにし、MendingでXPを使って剣の修復を継続するのが最効率。
エンチャントを失わないためにチェックしたいポイント
- レベル10に達してからの合成:10レベルを超えると、合成失敗時のレベルロスが増えるため、合成はレベル10以下で行うと安全。
- エンチャントが付いたら:先に Unbreaking と Mending を付ける。これらは他のエンチャントと混在しにくいので、先に確実に付与します。
- 合成時に「レベル」が上がりすぎないように:Unbreaking 3 以上に上げた後は新しいエンチャントを付与する際にレベルが11以上になると失敗確率が高くなる。
エンチャントの「レア度」と確率テクニック
- レベルが高くなるほど確実に「レベル高エンチャント」が引けます。
- ただし確率は逆に低くなるので、レベル5で「Sharpness 5」の獲得は確率約1/10程度。
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ブロック配置を変えることで確率を上げる““おまじない”。
- 例:石炭・石炭ブロックで「レベル3」、“岩”ブロックで「Sharpness 4」以上が獲得しやすく。
Tip:エンチャントテーブルの**“レベル 9”までは「10%強化エンチャント」が出やすい**ので、このレベルで必ず「Unbreaking 1」の付与を確実にし、その後上書きで上げると確率を抑えられます。
実戦で使えるサブアイテムと併用戦略
| サブアイテム | 目的 | 併用エンチャント例 |
|---|---|---|
| 食料(例:ポーション・スムージー) | 回復・ステータス上昇 | なし(剣だけでなく補助アイテムは並列で強化) |
| ショットガン | 大範囲攻撃 | Fire Aspect 2 が付与された剣と組み合わせると、遠距離攻撃時に火炎を与える |
| 装備セット | 防御強化 | Defense(1.16以降)でステータスを上げ、Sharpness 5 の剣で攻撃力を相乗効果 |
コツ:“剣だけでなくサブアイテムもエンチャント” することで、戦場全体のパフォーマンスが向上。たとえば 盾に「Unbreaking 3」 を付与し、剣の耐久を保ちつつ防御力を高めると、全体のバランスが抜群。
まとめ:最強の剣を作るために
- Sharpness 5 + Unbreaking 3 + Mending 1 がベース。
- 対象モブに合わせて Smite/Bane of Arthropods を追加。
- クリティカルとダメージ増加を重視するなら Fire Aspect 2 + Looting 3 を併せる。
- Sweeping Edge 3 はパーティー対戦での周囲の味方攻撃に不可欠です。
最終アドバイス:
一度に「全エンチャントを上げる」のではなく、「目的別に分けて段階的にアップ」するのが最も無駄なく進められます。
例えば**「PvE対戦」**には“Sharpness+Unbreaking+Looting”へ重点で、PvPには“Knockback+Fire Aspect”へ重点を置くと良いでしょう。
これで、どんな戦闘でも自信を持って剣を振る戦士になれます。
ぜひ、エンチャントテーブルとAnvilで自分だけの最高の剣を作り上げてください!