マインクラフトでスライムを大量に集めたいとき、単に山場を探すだけでは不充分です。スライムはその特性上、正しい環境と工夫を加えることで、効率的に大量に集められます。この記事では、初心者から上級者まで安心して使える「スライム獲得10の方法」を紹介します。各手法の詳細手順・注意点を順を追って解説し、最短で大量のスライムを確保する攻略ガイドに仕上げました。
目次
1. スライムチャンクを探してプレイヤー横断を狙う
スライムチャンクとは?
ゲーム全体を16×16ブロックのチャンクに分割し、各チャンク内にスライムが出現する確率が存在します。スライムチャンクはその確率が高いチャンクで、一定の条件を満たすとプレイヤーが近づくと自動でスライムが出現します。
見つけ方
- スライムチャンクマップ生成ツール(例:ChunkerやMinecraft Chunk Mapper)を使用して現在のプレイヤー座標を確認。
- スライムチャンクがある領域を把握したら、-1 Zの床(低い海面)に移動します。
- プレイヤーの縦位置は低いほどスライムが多く出現するため、1〜4ブロックの低さに調整し、1〜4ブロックの空間に横になると確率が上がります。
収集時のヒント
- 水の上でブロックを置き、足場を確保しながら動けば、落下ダメージを受けずに連続で出現。
- バッファボックス(箱を並べて上部に壁)を作り、スライムを一時的に集めると後の処理が楽になります。
- シングルプレイであれば、スライムチャンク内にプレイヤーを一定時間駆け巡ることで、連続で約10〜15匹のスライムを得られます。
2. スライム農場(Slime Farm)を組み込み、システム的に取得
スライム農場の基本構造
- 床面を**-1ブロック**の高さに設定し、2ブロックの高い壁で囲む。
- 雨天ではない空き時間(例えば、昼間)に十分な光レベルを確保し、スライムが生き残るようにします。
- ブロックの構造は1つの列で6ブロック縦し、下の3ブロックを石、上の3ブロックを鉄にします。
生成条件
- チャンク内にスライムチャンクが存在する必要があります。
- 床面が**-1**(高い海面)または**-16**(大陸内部の深度)にある事が前提。
- 高さを10ブロック以内に抑えると、落下ダメージでスライムを即時破壊できる。
運用方法
- スライムが出現したら、自動で破壊できる仕組み(TNT、レッドストーンリッド)を装備。
- 破壃されたスライムはインベントリタンクに直結し、アイテム収集を自動化。
- 運用中はレッドストーンのリセットやトリガー装置を確認して不具合を防止。
3. スライムブロック(Slime Block)を掘ってスライムを召喚
スライムブロックの場所と特徴
- ブロック型のスライムブロックは、スライムチャンクの**-1**レベル、もしくは特定のスポーンエリアで出現します。
- 1ブロックの破壊では、2〜4匹程度のスライムが落下して現れます。
掘り上げポイント
- 鉱石のように掘り進める:岩石に潜むスライムブロックは、通常の鉱石と同じように掘ります。
- レバーで連鎖破壊:スライムブロックを連続で掘る場合、レバーを回し、ブロックを自動で破壊。
- 落下ダメージを与えることでスライムも同時にダメージ。
コツ
- 大地を平らにして落下ダメージを確実に。
- スライムブロックが落下した瞬間に、周辺に置いたシェルターでスライムを安全に捕獲。
4. スライム卵(Slime Egg)を入手し、クラフトでスライムを召喚
スライム卵の入手方法
- 近年のマインクラフトでは、生存モードではスライム卵は自動的に出現しません。
- スパウナーを破壊した際にスライム卵が落ちる稀少アイテム。
卵からスライムを召喚
- スライム卵を右クリックし、ブロックとして設置。
- 設置した場所は**-1または-16**に近い方が確率UP。
- スライム卵を破壊するときにTNTや鉄の壺を使うと、同時に複数スライムが出現。
使い方のコツ
- 卵を重ねて設置すると、出現位置が多重化される。
- スライム卵の破壊タイミングをレッドストーン制御で調整すると、連続大量のスライムを確保。
5. スライムのスポナーボール(Slime Spawn Egg)でスライムを手軽に呼び寄せる
備考:Java Edition 1.18以降はスポナーボールは入手不可。
プレイヤーエッグでスライムを召喚
- アイテムエディタやコマンド
/give @p slime_spawn_eggで入手。 - ワールド内にスポーンエッグを設置し、-1レベルで右クリックすると即座にスライムが生成。
収集方法
- 複数枚用意し、自動プレイヤーを走らせるようにすると、数分間で数十匹のスライムを集められます。
注意点
- コマンドブロックで制御する場合、頻度制限(レートリミット)がある。
- イベントの再生(音・パーティクル)を最小化するため、ノーマルモードで操作。
6. スライムの落下ダメージを利用した「落下農場」
作り方
- 高さを10ブロックの区間で作業。
- 上部にスライムのスポーン床(-1レベル)を設置。
- 落下ダメージを与えるため、1×1のブロックを下に空洞。
効率の裏技
- 落下時にレッドストーンでブロックを一斉に破壊。
- 落下するスライムをコストレスで破壊し、インベントリへ直接転送。
メリット
- 作業時間が短縮でき、自然発生より高い出現数。
- 落下ダメージにより、スライムの殻が少なくなり、素材収集の効率向上。
7. 水流とエンチャント付きバケツでスライムを安全に採集
スライムバケツ (Liquid Slime)
- エンチャント「耐久度」あるいは「運命」付きバケツでスライムを水中で捕獲。
操作手順
- スライムのスポーン床に上から水バケットを設置。
- スライムが水に入る瞬間にバケツを破壊。
- スライムは**「液体スライム」**としてバケツに収容されます。
利点
- ダメージを受けずにスライムを収集でき、素材の破損が最小化。
- エンチャントにより、スラブや粘土、壺も同時に入手可能。
8. スライムの「転移」スキルを使った「エクスパンド・リジェネレーション」戦術
スライムの遺伝的特性
- スライムは リジェネレーション と 転移 の特性を持っており、一定条件下で自ら増殖します。
具体的戦術
- 小型ダンジョンを作り、-1レベルの床でスライムを呼び寄せます。
- 破壊したスライムを 「スライムバケツ」 で収集。
- 収集したスライムを再び同じ場所へ 転移(エンチャントの「転移」)し続けることで、スライムの数が指数関数的に増加。
実装例
- レッドストーン回路を組み、一定時間ごとに 「転移」を自動投与。
- 途中で 「リジェネレーション」をブレード でも補正し、数百匹を短時間で集められます。
9. ブローサーマルを併用した「隠れベース」でスライムの群れを誘導
概要
- **熱源(炎)」を上に配置し、**低温の -1 レベルを保つことで、スライムが集まりやすくなる環境を構築します。
手順
- ベースを地下深くに設置(-16レベルなど)。
- 炎をベース付近に置き、空洞の暖度を微調整。
- スライムのスプレーは熱源に引かれ、一定エリアに集中。
収集メリット
- ベース内の空気の流れを活用し、スライムが集まる瞬間を制御。
- 道路、ピストン などを組み合わせると、一括破壊が可能。
10. 「オブザーバー」連鎖で自動発生→自動破壊
オブザーバーの基本機能
- オブザーバーはブロックの状態変化を検知し、レッドストーン信号を発生。
自動化構造
- -1レベルのスライムスポーン床にオブザーバーを設置。
- スライムが出現すると検知され、レッドストーンでタープンを作動。
- タープンが作動したら、ピストンでスライムブロックを破壊(または落下ダメージ攻撃)。
具体的セットアップ
- 2×2のオブザーバーベースにタープンを接続。
- TNTや鉄の壺を併設し、スライムを一斉破壊。
- インベントリに直結し、自動採取が実現。
まとめ:どの方法が最適か?
| 方法 | 必要な投資 | 出現確率 | 追加コスト | 収集速度 |
|---|---|---|---|---|
| スライムチャンク探索 | 低 | ★★★ | なし | 中 |
| スライム農場 | ★★★★★ | ★★★★★ | あり | 高 |
| スライムブロック採掘 | ★★ | ★ | あり | 中 |
| スライム卵/スポナーボール | ★★★★★ | ★★★★★ | あり | 超高 |
| 収集器付き水流 | ★★★ | ★★★ | あり | 中 |
| 自動破壊(オブザーバー) | ★★★★★ | ★★★★★ | あり | 超高 |
- 初心者は「スライムチャンク探索」と「スライムブロック採掘」で始め、収集量が増えてから農場構築に挑戦するといいでしょう。
- 上級者は「オブザーバー連鎖」や「スライム卵」など、自動化と大量収集を同時に目指すと、作業時間を大幅に短縮できます。
スライムはゲーム内での建築素材や合成材料として非常に便利です。この記事で示した10の方法を組み合わせ、自分のプレイスタイルに合った最適な方法を見つけ、快適なマインクラフトライフをお楽しみください!