イントロダクション
マインクラフトで広大な建築や探検を続けていると、何と言っても「ゴミ」が増えてしまうのが実際の悩みの一つです。壊れたツール、壊れたブロック、使わなくなったアイテム…これらを無秩序に山積みしておくと、クレートの数が増え、部屋の見た目がざらつき、さらにはリソースの無駄遣いにもなります。
そこで今回は、マイクラでゴミ箱を簡単設置する方法を徹底解説します。自動収集・自動整頓の仕組みはもちろん、スペースを節約するテクニックと実際に試せる「ゴミ箱デザイン」まで網羅。初心者から上級者まで、どんな世界でも使えるアイデアが満載です。
ゴミ箱の基本設計
1. ゴミ箱の役割を明確に
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破棄:使い切ったブロックやアイテムを捨てる場所
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整頓:同じ種類のアイテムを整理・格納する場所
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保管:一時的に置いておきたい、しかしまだ使わないアイテム
役割を決めると、後に自動化を考える際のブロック構成がシンプルになります。
2. 必要なブロック一覧
| ブロック |
用途 |
推奨数量 |
| チェスト |
アイテムの保管・破棄 |
2 ~ 4 箱 |
| ハーベスト・ホッパー / コレクター |
自動収集・送出 |
3 ~ 6 個 |
| ドロッパー |
アイテムを押し出す |
1〜2 個 |
| 仕切り板 (石レンガ / スライムボール) |
分割・区切り |
3〜6 個 |
| レッドストック |
自動化制御 |
必要に応じて |
| レバー・ボタン |
手動作動用 |
1 ~ 2 個 |
3. 直感的に動く配置
| シーン |
推奨配置 |
| 小規模・家庭用 |
チェスト1個 + 1ホッパー で十分 |
| 中規模・村・基地 |
2〜3チェスト + 2ホッパー + 仕切り板 |
| 大規模・工場 |
5チェスト以上 + 複数のホッパーライン |
自動収集システムの構築方法
1. シンプルなホッパー収集ライン
┌────┐
│ │← アイテムが落ちる
│ホッパー▶チェスト
│ │
└────┘
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使い方:落ちるアイテムをホッパーで捕らえてチェストへ送ります。
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メリット:構築が簡単で、余計なレッドストックを使わないためエネルギー・パワーを節約。
2. ドロッパー・ホッパー複合システム
アイテム → ホッパー → ドロッパー → 仕切り板 → チェスト
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仕組み:ドロッパーはアイテムを押し出すので、ホッパーにより特定のアイテムだけを選択的に送る設定が可能。
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利点:例えば、木材系と鉱石系を自動で分別したい場合に有効です。
3. スロット制御(ヒートマップと比較)
| 方法 |
目的 |
注意点 |
| Dropper |
指定スロットにアイテムを投げる |
入力限界は1スロット/セカンド |
| Redstone Comparator |
量に応じて信号を送る |
過負荷に注意 |
| Hopper Filter |
アイテム名でフィルタ |
フィルタに失敗すると全アイテム受理 |
素材ごとに分けるオートソート
1. クラフトレシピを利用したフィルタリング
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ホッパーに入れる:上部のホッパーにアイテムを置く際、『合成レシピ』で自動フィルタリングを行います。
-
実装例:木材を「planks → sticks → axe」の順で自動整備。
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ポイント:同じレシピを持つアイテムは同じホッパーに流せます。
2. 色付きチェストでビジュアル区別
| 色 |
用途 |
| 赤 |
危険・一時保管 |
| 青 |
水・雹・バイオーム |
| 緑 |
収穫物(作物・木材) |
| 黄 |
石・金属 |
3. 「ハンドル付き」分別ボックス
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構造:上段にホッパー、下段にチェスト、横にレバーを設置。
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操作:レバーを押すと、ホッパーのスロットが切替。
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応用:ゴミ箱から一時的に取り出し分別後、再投入。
スペースを節約するテクニック
1. 1×1 x n のゴミ箱
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構造:1本のホッパーを一直線に設置し、隣にチェストを縦に積む。
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メリット:縦方向に収納できるため、フロースペースを圧迫しない。
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ポイント:隣接したブロックは「透明ブロック」(スライムボール)で分隔すると視認しやすい。
┌────┐
│ホッパー
│↓
│チェスト ← 1x1 x n
│↓
└────┘
2. 「バランス・チェスト」デザイン
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設計:2層のチェストを上下に重ねつつ、上層にホッパーを配置。
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効果:1層分のアイテムを全て収納。
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実装:ホッパーは下層のチェストに向かい、上層は分別のために使用。
3. コンパクト・ホッパーライン(3ブロック連結)
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構造:3本のホッパーを横に並べ、最初のホッパーの入力面を「アイテムが落ちる場所」に置く。
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利点:アイテムを3つのチェストに分けて自動で収納。
-
使い方:自動化のレッドストックを必要としないため、省エネ。
実際の構築例とデザイン案
1. 小型家のゴミ箱(10x4m の屋敷)
| 項目 |
実装 |
| 入口 |
壁の隅に設置した隠しホッパー |
| フィルタ |
3種のチェスト:木材・石・金属 |
| 見た目 |
カラフルなチェストで装飾 |
-
ポイント:隠しホッパーは壁で覆い、屋根の上に配置すると見た目が綺麗。
2. 大規模基地の自動ゴミ箱(30x10m)
| 位置 |
機能 |
| 鉄道レイアウトの路肩 |
全アイテム自動収集 |
| ストレージルーム |
15種のフィルタ |
| 自動搬送 |
パネル式レッドストック + ワイヤーボックス |
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ビルドヒント:鉄製チェストを使用すると、長期保存に適しており、壊れない。
3. クリエイティブモード用“無限ゴミ箱”
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構造:ホッパーとチェストを連結し、レッドストックで全スロットを開放。
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メリット:レアアイテムの破棄が不要になる。
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注意:サーバで設定が無効になる場合があるので、権限に注意。
まとめ
ゴミ箱はマインクラフトの世界で「無駄」を無駄にしないための必須アイテムです。今回ご紹介した手順を踏めば、次のような効果があります。
| 効果 |
内容 |
| 自動化 |
収集・整頓・破棄までを自動化。 |
| スペース最適化 |
1×1や縦方向の設計で限られた場所を最大限活用。 |
| 視認性 |
カラフルチェストやレバーで管理しやすく。 |
| 拡張性 |
1レイヤーから10レイヤーまで柔軟に拡張可能。 |
今すぐ「マイクラ クリアスパイス」と一緒に、手軽にご自身のゲームプレイに取り入れてみてください。ご不明点があれば、ぜひコメントやSNSでお知らせくださいね!