導入文
マインクラフトで最強アイテムを揃えるためには、ただ高いレベルに到達するだけでは不十分です。
装備をエンチャント(付与)し、さらに組み合わせを最適化することで、戦闘力・採掘力・探索効率を格段にアップさせることができます。
このガイドでは、初心者でも分かりやすく、プロまで満足できる段階的手順を紹介します。装備の選定から最高レベルのエンチャント、そして実際にゲーム内で装備を作り上げるまでを網羅しています。
目次
1. エンチャントの基礎知識
1‑1. エンチャントとは
-
装備に特殊効果を付与
例:鋼の剣に「鋭さV」 → ダメージが最大2倍 -
装備ごとに許可されるエンチャントが決まっている
(例:剣は「鋭さ」「無限」など、ブーツは「足音低」など)
1‑2. エンチャントのレベル制限
| エンチャント | 最大レベル |
|---|---|
| 鋭さ (Sharpness) | V (5) |
| 力量 (Power) | X (10) |
| 力量 (Sharpness) | V (5) |
| 幹裂 (Smite) | V |
| 剥離 (Bane of Arthropods) | V |
| 力 (Knockback) | II |
| 覇者 (Sweeping Edge) | III |
| 無限 (Infinity) | I |
| 砕粉 (Unbreaking) | III |
| 達成 (Mending) | I |
| 防御 (Protection) | IV |
ポイント:レベルが高いほど効率も高いが、取得に必要な経験値は指数関数的に増加します。
1‑3. エンチャントを得る方法
- エンチャントテーブル(杖を持って、レッドストーン・ラピスラズリで装備)
- 村人取引(特定の村人(商人)と取引してエンチャントが書かれた本を入手)
- アンビル(エンチャント本・別の装備を重ね合わせる)
- クラフト(エンチャントが書かれた本を組み合わせる)
2. 最高装備の選び方・構成
2‑1. 戦闘型(PvE/PvP)
| 装備 | 推奨エンチャント |
|---|---|
| 鋼の剣 | 鋭さV、力V、砕粉III、無限I |
| 鋼の鎧 | 防御IV、耐火I、耐寒I、砕粉III |
| ハンドアーマー | 鋭さIV、無限I、砕粉III |
2‑2. 採掘型(Mining)
| 装備 | 推奨エンチャント |
|---|---|
| 斧 | 効率V、砕粉III、財宝I(Fortune)、堅牢I(Unbreaking) |
| 鍵・鎖 | 鍵鎖(Silk Touch)での採掘に便利 |
2‑3. 探索型(探検・移動)
| 装備 | 推奨エンチャント |
|---|---|
| 帽子 | 防御IV、耐火I、耐寒I |
| バンドル | 嵐耐性(Unbreaking)、軽軽速 (Feather Falling) |
2‑4. サバイバル型(多機能)
- ブーツ:「足音低」+「足音低」+「足音低」
- ベルト:「耐火」「耐寒」+「耐久」
備考:万能型は「耐久性(Unbreaking)」と「修復(Mending)」を優先し、複数の用途に使えるようにします。
3. ステップ①:装備製造ベースの整備
-
基礎装備を作る
- 鋼(鉄)から「剣」「鎧」「ヘルム」「ブーツ」「斧」を最初にクラフト
-
エンチャントテーブルの設置
- 材料:4つの黒曜石、2つの鉄のバー、1つの書き込み台
- 配置:黒曜石を角、バーを中央、書き込み台を中央上
- 装飾:ラピスラズリでランダムにエンチャント表示
-
経験値源を確保
- 鉄鉱石・石炭の採掘ベースを整備
- レベルアップ:木製ナイフや石の斧で小規模なキノコを採取
コツ:レベル30以上が最高のレベル。装備のレベルは最初に**「レベル30」**を狙ってから、エンチャントの最大レベル化へ。
4. ステップ②:エンチャント本の入手
| 取得ルート | 具体的手順 |
|---|---|
| 村人取引 | 「知識の商人」から「エンチャント書」を入手(レベル5) |
| 洞窟探索 | ボス遺物から「エンチャント本」発見 |
| クリーチャー落下 | エンチャントされたアイテムを落とす(エンチャントを受けた武器) |
ノウハウ:村人取引では「交易を重複させる」「レベル5の商人は必ず新しい本を入手可能」
5. ステップ③:エンチャントテーブルでの付与
- 装備を置く:エンチャントテーブルに置く
- レッドストーンを設定:各レベルに応じたLapisを散らす(最大3個)
- レベルを調整:レベル30より上の装備は必ずレベル30で行う
-
エンチャント結果を確認:選択肢が3種類
- 一番強い効果を選択
- 複数のエンチャントがつくときは**「砕粉」**を必ず付与
トリック:同じ装備を何度も試すことで、異なるランダムエンチャントを取得。
さらにレベルを上げ、**「Mending」や「Unbreaking」**への確率を上げます。
6. ステップ④:アンビルでの組み合わせ
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エンチャント本(Unbreaking III)
- 斧・剣に付与
-
重ね合わせ(アンビルを使用)
-
- エンチャント本を「剣」に装備
-
- 「剣」に「鋭さV」付与
-
- さらに「無限I」を付ける
-
-
最終レベルアップ
- 3~5のレベルをかけて**「Mending」**を付与
注意:アンビルのコストは装備レベルに比例して増加。X2〜X3の経験値が必要です。
7. ステップ⑤:修復と保守(Mendingの活用)
- 鉄鉱石や金鉱石を採掘し経験値を稼ぐ
- エッジを傷つけた際に**「Mending」**が自動で修復
- 重い負荷の場合はアンビルで再エンチャント
- **ゴリラの「Mending」がなくなる前に「Unbreaking」**を維持
小技:XPオーブを作る(金粉・ゴールドブロック+レッドストーン)でXPゲージを素早く回復。
8. ステップ⑥:最高レベルへの最終調整
| ステップ | 目的 | 具体例 |
|---|---|---|
| ①エンチャント本の統合 | 最大属性を確保 | 同じ装備に「鋭さV」「Unbreaking III」「Mending I」を付与 |
| ②ブレード組み合わせ | 最大ダメージ | 「シャープエッジ」+「無限」+「砕粉」 |
| ③守備用防具 | 安全性の向上 | 「防御IV」+「耐火」+「耐寒」+「砕粉」 |
エンチャントは「相性」を考慮。**「Unbreaking」と「Mending」**の併用は必須です。
9. シミュレーション:実際のアップグレード手順
9‑1. 初期段階(Lv10〜20)
- 木炭でレッドストーンを作成
- 斧に「効率IV」「砕粉II」を付与
- 鋼剣に「鋭さIII」「無限I」を付与
9‑2. 中期段階(Lv20〜30)
- エンチャントテーブルをアップグレード
- 斧に「砕粉III」を追加
- 鋼剣に「鋭さV」「Mending I」
9‑3. 後期段階(Lv30以上)
- 「Unbreaking III」の取得
- 「防御IV」を装備
- 「Mending」の付与で永久に修復
実践例:**“ドラゴンバスター”**という名の最強鎧(防御IV+耐火+耐寒+砕粉III)を作ることができる。
10. 付録:エンチャント一覧と効果 (簡易表)
| エンチャント | 効果 | 推奨レベル |
|---|---|---|
| 鋭さ | 物理ダメージ増加 | V |
| 力 (Power) | 弓のダメージ | X |
| 無限 (Infinity) | 発射弓の射矢無限 | I |
| 砕粉 (Unbreaking) | 耐久値上昇 | III |
| Mending | EXPで自動修復 | I |
| 防御 (Protection) | ダメージ減少 | IV |
| 耐火 | 火炎ダメージ耐性 | I |
| 防音(Feather Falling) | 落下ダメージ減少 | IV |
| 達成 (Loyalty) | 発射弓の戻り速度 | III |
備考:テキストが長ると表示が崩れることがあるので、必要に応じて表を分けましょう。
11. よくある質問 (FAQ)
11‑1. 「何度も同じエンチャントを付け直せば勝手にレベルが上がる?」
- 答え:レベルは経験値で増え、エンチャント本とアンビルを使い回すことは可能ですが、**「Unbreaking」**を付けた後は「劣化」が遅くなるので、同じ効果を残せます。
11‑2. 「Mendingを入れるには何をすればいい?」
- 手順:エンチャントテーブルで「Mending I」を付与し、レベル30で完了。
- 追記:Mendingは経験値を消費して修復されるので、レベルの上昇に備えて経験値を確保しておきます。
11‑3. 「アンビルでできる限界は?」
- アンビルは同じエンチャントを2回以上重ねると「重複エンチャント」として失敗するので、**「Unbreaking」「Mending」**は1度だけに留めましょう。
12. まとめ
初心者からプロまで、**「最強アイテムを作るための完全ステップバイステップガイド」**は、基本素材の収集・エンチャントテーブル設置・エンチャント本の取得・アンビルでの組み合わせ・最終的な修復と保守、という流れを体系化したものです。
- ポイント:経験値 (XP) が鍵で、**「Unbreaking」と「Mending」**の併用が耐久・長寿の鍵。
- 戦術的選択:戦闘・採掘・探検それぞれに合わせたエンチャント構成を意識しましょう。
このガイドをベースに、自分の遊び方に合った「最強アイテムセット」を作成して、マイクラの世界を制覇してください!