クライミングしたいはずなのに、
最新版アップデート後にゲームがクラッシュしてしまう――この悩み、誰もが通過点です。
このガイドでは、初心者の方でも手順を追えばすぐに対処できるよう、
「最新版アップデートで発生するクラッシュを直す3つのステップ」を
実際の症例とともに分かりやすくまとめました。
目次
1️⃣ まずは「起きる現象」を正確に把握する
クラッシュ時の画面とログ
| 画面表示 | 典型的な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 無音で青いスクリーン(Black Screen) | Java バージョン不整合 | Java を最新版に更新 |
| “Unexpected exception” と表示 | Mod/ResourcePack 相性 | すべての Mod を無効化 |
| “Could not allocate memory” | メモリ設定不足 | Java‑Arguments でヒープサイズ増やす |
まず起動時に表示されるメッセージと、PC には crash‑reports フォルダに
minecraft_crash-YYYY-MM-DD-HHMMSS.txt が生成されます。
このファイルをテキストエディタで開き、エラーログ(Error:… など)を確認しましょう。
ログに “UnsatisfiedLinkError” や “Could not load library” が出ている場合は、
Java の問題が疑われます。
2️⃣ 「環境を整える」 ― まずはベースを安定させよう
2‑1. 公式 Launcher で Minecraft を起動
- Minecraft Launcher を最新版に更新しておくこと。
-
Settings → Installations で、最新版(例:1.20.4)の Stable バージョンを選択。
エクスプローラで launcher_profiles.json を開き、"selectedProfile"が正しいか確認。
2‑2. Java 8 / JDK 8 をインストール
Minecraft 1.12 以前は Java 8 が必須です。
公式サイトから Microsoft Store の Java 8 (Legacy) や
AdoptOpenJDK(現在は Temurin)をダウンロードし、
環境変数 JAVA_HOME を設定しておくと Launcher が自動で参照します。
setx JAVA_HOME "C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_281"
setx PATH "%JAVA_HOME%\bin;%PATH%"
2‑3. システム要件を満たすかチェック
| 項目 | 推奨 | 確認方法 |
|---|---|---|
| GPU | NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 以上 | デバイスマネージャ → ディスプレイアダプタ |
| RAM | 4GB 以上 | タスクマネージャ → Performance |
| ディスク | SSD 推奨 | ストレージ設定でパフォーマンス確認 |
3️⃣ 「リソースを最適化」 ― 設定を見直してクラッシュを防ぐ
3‑1. メモリ割り当て を増やす
-
Minecraft Launcher → Settings → Java Arguments
-Xmx2Gを-Xmx4Gへ変更。
(PC の RAM に合わせて 1/2 くらい+して設定)
-Xms2G -Xmx4G
3‑2. グラフィック設定 を下げる
-
Options → Video Settings
- Graphics:Fancy → Fast
- Max Framerate:Unlimited → 60
- Render Distance:16 chunks → 8 chunks
- Smooth Lighting:Maximum → Minimum
3‑3. Mod / ResourcePack を無効化
- Mods フォルダを一時的に別フォルダへ移動
- /resourcepacks も同様にリネーム
- それでもクラッシュする場合は、
- Mod の
modidをfmlで検索し、 Forge がサポートしていないものを除外 - ResourcePack のサイズ 500 MB 以上は避ける
- Mod の
3‑4. DirectX 再インストール(Windows)
- スタートメニュー → Windows システムツール → ゲーム ユーティリティ
- ゲーム モード を ON
- DirectX End-User Runtime Web Installer をダウンロード
- すべてのコンポーネントを「完全にインストール」
4️⃣ 「再現テスト」 ― 変更を反映させた後の動作確認
- Minecraft ランチャーで「Play」
- クラッシュしないか ログを確認
-
minecraft_crash-YYYY-MM-DD-HHMMSS.txt -
client.log
で OK 表示確認
-
-
簡単なワールド を作成、テストプレイ
- スペースキーでジャンプ、アイテムを拾うなど
- エラー画面が表示されないか
5️⃣ 「本格的な修復」 ― それでもクラッシュする場合
5‑1. Launcher の完全リインストール
# 1. Launcher を完全にアンインストール (Apps & features)
# 2. %AppData%\Roaming\.minecraft を削除 (バックアップ推奨)
# 3. 公式サイトから最新 Launcher を再ダウンロード
5‑2. Forge / Fabric の再インストール
- 目的のバージョンに合わせた Forge または Fabric を公式サイトから取得
-
install.sh/install.exeを実行 -
/modsフォルダに最新のfabric-api/forgeを配置
5‑3. 「アンチウイルス」を一時的に無効化
- 一部アンチウイルスが
minecraft.jarを検知してブロック -
Java.exeを例外リストに追加、またはアンチウイルスを フルオフ でプレイしてみる
5‑4. DirectX 12 を有効化(新しいゲーミング PC の場合)
# Windows 10 以降で
# デフォルトでは Direct3D 12 が有効になっている場合が多い
# ただし 1.12 以前では DirectX 9 風のレンダリングになるので調整が必要
6️⃣ FAQ: よくある質問
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| ・Game fails to start after update. Why? | 可能性は “Java バージョン不一致” or “ResourcePack の破損”. 公式サイトの Java 8 安装を確認。 |
| ・「Could not allocate memory」 というメッセージが出ます。 | Launcher > Settings > Java Arguments の -Xmx 倍を増やしてください。 1GB ずつ増やしてテスト。 |
| ・Mod の更新後にクラッシュします。 | Mod のバージョンが Forge でサポートされていないことが多いです。最新版に更新、または該当 Mod を無効化。 |
| ・Windows 11 で DirectX 12 が自動で無効になっているようです。 | Settings → Windows Update で“GPU の設定” → “DirectInput”→“Direct3D 12 API (Beta)” を ON。 |
7️⃣ まとめ
- クラッシュログを正しく読んで原因を特定
- Java とLauncher を最新版へ更新、環境変数も整える
- メモリ割り当て・グラフィック設定を調整し、Mod・ResourcePackを最小化
- DirectX / GPU ドライバーを再インストールし、アンチウイルスを一時解除
これらの三段階を丁寧に行えば、最新版アップデートで起きるクラッシュはほぼ「ほぼ消える」!
初心者でも落ち着いて試せるように、ログファイルの取り扱い方から、手順のスクリーンショットまで、
必要に応じて「次節のタイトルを再度確認し、必要に応じて自分に合った設定」を適用してください。
今すぐこれを試し、あなたのゲーム世界を安定させてください! 🚀