洗濯機は毎日使う家庭も多く、そのおかげで私たちの衣類を清潔に保ってくれます。しかし、洗濯機自体はその内部に知らず知らずのうちに汚れが溜まりがちです。特に、頑固なカビや洗剤カスは洗濯物に悪臭をつけてしまう原因にもなりかねません。今回は、オキシクリーンを使用した洗濯機の徹底掃除方法をご紹介します。この方法を使えば、洗濯機の内部を簡単にクリーンに保つことができます。
目次
オキシクリーンとは?
オキシクリーンとは、酸素系漂白剤の一種で、洗濯や掃除など広範囲に使用される万能クリーナーです。塩素を含まず環境に優しいという特長があります。水に溶けると発泡し、その泡が汚れを浮かせ、効率よく除去します。洗濯機内の頑固な汚れやカビを取り除くのに最適な商品です。
洗濯機を掃除する理由
洗濯機は常に水を使うためカビが生育しやすい環境が整っています。それに加えて、洗剤が溶け切らずに残ったり洗濯物から取れた繊維や汚れが少しずつ蓄積します。これが原因でカビの発生だけでなく、洗濯物がくすんだり、匂いがついてしまったりすることがあります。そのため、定期的に洗濯機を掃除することが大切です。
必要なもの
- オキシクリーン
- お湯(約40℃)
- スポンジまたはブラシ
- 古い歯ブラシ(細かい部分用)
- 乾いた布
オキシクリーンを使った洗濯機掃除手順
1. 事前準備
まず、洗濯機の電源を切り、洗濯槽を空にします。この際、洗濯物やほかの物が残っていないかチェックしましょう。また、洗濯機トップの蓋やゴムパッキンの部分にカビがある場合は、あらかじめ水拭きしておくと良いです。
2. オキシクリーンの溶液を準備
大体の目安として、洗濯機の大きさによりますが、約4リットルのお湯に50〜100gのオキシクリーンを溶かします。お湯は40℃前後のお湯が理想的です。熱すぎると素材を傷めたり、本体に不具合が生じることがあるため注意が必要です。
3. 洗濯機に溶液を投入
オキシクリーンが溶けたら、その溶液を洗濯槽に入れます。そして、できれば「高水位」設定にしてお湯を洗濯機の最大容量まで入れ、しばらくこの状態で浸け置きします。通常の場合で2〜6時間、頑固な汚れの場合は一晩浸け置きしても良いです。
4. 浸け置きの後、洗濯機を回す
浸け置きが終わったら、通常の洗いサイクルを一度実行します。これにより、ごみやカビが浮かび上がり排水されます。洗濯機が動くことで、溶液がさらにこびりついた汚れを落としやすくします。
5. 細かい部分の掃除
蓋の裏やゴムパッキン部分、取り外し可能な箇所(フィルターなど)は、古い歯ブラシを使って磨くと良いです。オキシクリーンを少量溶かした水を使うと、効率よく汚れを落とせます。その後、水拭きして仕上げます。
6. 最後の仕上げ
再度、「すすぎ」モードを実行するか、一度空回しを行い、オキシクリーンの残留物をすべて流します。その後、蓋を開けて洗濯槽を乾かすと、湿気がこもらずカビが発生しにくくなります。
定期的なメンテナンスが鍵
洗濯機のメンテナンスは定期的に行うことがポイントです。1〜3か月に一度は洗濯機のクリーニングをすることで、常に清潔な状態を保ち、衣類を快適に洗うことができます。オキシクリーンを活用することで手軽に強力な効果が得られるため、ぜひ試してみてください。
以上がオキシクリーンを活用した洗濯機の掃除ガイドです。頑固な汚れをしっかり落として、再びきれいで心地よい洗濯ライフを楽しんでください。定期的なお手入れで、洗濯機も長持ちし、洗濯品質も向上します。
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