湿気が多いと、部屋のカビや不快なニオイの原因になることがあります。特に梅雨時期や湿度の高い季節は、除湿機が大活躍します。しかしながら、高機能なものは価格が高いことも。それでも、予算内で満足度の高い商品を選びたいですよね。今回の記事では、コストパフォーマンスに優れた除湿機の選び方のポイントを解説し、おすすめの安価なモデルを5つ紹介します。
目次
除湿機選びの基本ポイント
除湿機を選ぶ際の基本的なポイントを押さえておくことで、後悔しない買い物ができます。ここでは、特に重要な4つの点について見ていきましょう。
1. 除湿能力
除湿機の能力は「除湿量」として表され、多くはL(リットル)で示されます。選ぶ際は部屋の広さや予想される湿気量に応じた能力を持つものを選ぶのが重要です。小さな部屋であれば1日4L程度の能力でも十分ですが、広めのリビングでは6L以上を目安にしましょう。
2. 消費電力
除湿機は1日に何時間も使用することが多いため、消費電力は大切な要素です。省エネ設計になっているものを選ぶと、電気代を抑えながら効率良く使えます。定格消費電力(W)をメーカー情報などで確認し、部屋の湿度に対する除湿効率を見極めましょう。
3. サイズと重さ
除湿機は普段使用する部屋に置いておくものですから、そのサイズや重さは重要です。設置スペースに収まり、簡単に移動できるかどうかもチェックポイントです。小型モデルは価格も安めで、省スペースな部屋や頻繁に移動させたい場合にぴったりです。
4. 静音性
除湿機を使用する際に考慮したいのが運転音です。夜間に使用することが多いので、静音設計されているものが望ましいでしょう。寝室で使用する場合は特に重要で、図書館並みの静かさ(40dB以下)を目標に探すのが良いでしょう。
コストパフォーマンスに優れたおすすめモデル5選
以下にご紹介するのは、上記のポイントをバランス良く備えた、特にコストパフォーマンスに優れた除湿機です。高価なハイエンドモデルは避けつつ、使い勝手の良さで評価される製品を選びました。
1. アイリスオーヤマ DCEシリーズ
アイリスオーヤマのDCEシリーズはリーズナブルな価格でありながら、優れた除湿能力を発揮します。小型で取り回しが良く、狭い場所にも設置しやすいため、初めて除湿機を購入する方にも最適です。電源on/offの操作が簡単で、デジタル表示も見やすいのが特徴です。
2. パナソニック F-YZM60
パナソニックのこのモデルは、省エネ性能が際立っており、長時間運転でも電気代を気にしなくて良いメリットがあります。また、ナノイー機能で消臭効果も期待できるため、ペットのいる家庭におすすめです。キャスター付きで移動も楽に行えます。
3. シャープ CV-G71
シャープのCV-G71は、プラズマクラスター技術を取り入れたモデル。除湿だけでなく空気清浄も兼ね備えており、多機能でお得感があります。除湿能力が高く、すばやく湿気を取り除いてくれるため、広い部屋での使用にも対応可能です。
4. 三菱電機 MJ-180MX
優れた耐久性と安定した性能を持つ三菱電機のMJ-180MXは、長期的に見ても満足度の高い製品です。除湿量が1日約18Lとパワフルで、機械自体も丈夫で壊れにくく、毎日のように使用する家庭にぴったりです。タイマー機能があり、寝る前にセットするなどの使い方もできます。
5. フジ医療器 HFD-300
フジ医療器は一見すると高機能で高価格に思えますが、このHFD-300は例外的にコストパフォーマンスが高く、多くの人に愛用されています。効率良く湿気を取り除き、空気を心地よい状態に保ちます。自動湿度調整機能で、常に最適な湿度を維持可能です。
まとめ
湿度管理は快適な室内環境を保つために非常に重要です。安価でも効果的に湿気を取り除いてくれる除湿機があることで、毎日の生活が快適になります。購入する際は、除湿能力、消費電力、サイズ、静音性といった基本ポイントを考慮し、それに基づいて自分のライフスタイルに合ったコストパフォーマンスの高い機種を選びましょう。今回ご紹介したモデルが、あなたの選択肢を広げる一助になれば幸いです。
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