カビは住まいの中で気になる存在です。特に湿気の多い季節や場所では、知らず知らずのうちにカビが発生してしまうことがあります。市販の防カビ剤もありますが、化学成分が含まれていることが多く、子どもやペットがいる家庭では特に気になりますよね。この記事では、安心で効果の高い、重曹・酢・アルコールを使った手作り防カビスプレーの作り方をご紹介します。
目次
なぜ手作り防カビスプレーを選ぶべきなのか
家庭で使用する防カビスプレーを手作りするメリットは多くあります。まず、成分が自然由来であるため、全て自分でコントロールできます。市販の製品に比べ、アレルギー反応を引き起こすリスクを低く抑えることができるのは大きな魅力です。また、コストの面でも、長期的に見ると手作りの方が安く済むことが多いです。
手作り防カビスプレーの材料と準備
必要な材料
- 重曹:カビの発生を抑え、消臭効果も期待できます。
- 酢:殺菌効果があり、カビの繁殖を抑えます。
- アルコール(エタノール):消毒効果があり、酢と合わせて使用することでより効果的に。
- 精油(お好みで):ラベンダーやティーツリーオイルなどの精油を加えることで、香りを楽しむことができ、さらに防カビ効果も強化されます。
用具
- スプレーボトル(500ml容量のもの)
- 計量カップ
- 計量スプーン
- 小さじや大さじ
スプレーの作り方
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ボトルに重曹を投入
- まず、スプレーボトルに小さじ1杯の重曹を入れます。この量はボトルのサイズに応じて調整してください。
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酢を加える
- その後、酢を100mlスプレーボトルに注ぎます。重曹と酢を混ぜ合わせることで発砲し、さらにカビの防止効果を引き出します。
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アルコールを注ぐ
- スプレーボトルに精製水250mlを注いだ後、無水アルコール(エタノール)を追加で100ml入れます。精製水がない場合は、沸騰させた後に冷ました水道水で代用可能です。
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精油を追加(オプション)
- お好みで、ティーツリーオイルやラベンダーオイルを数滴(3〜5滴)加えます。これにより香りの良いスプレーが出来上がります。
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混ぜ合わせる
- ボトルをしっかりと閉め、全ての材料がよく混ざるように数回振ってください。
使用方法と注意点
使用方法
- スプレーは洗面所や浴室のカビの発生しやすい場所に使用します。カビが気になる部分から30cm程度離してスプレーしてください。
- 使用後は、30分程置いてから乾いた布で拭き取ると効果的です。
注意点
- 使用前に必ず目立たない部分でパッチテストを行い、素材に影響がないか確認してください。
- それぞれの材料に対してアレルギーがある場合や、特異体質の方は使用を避けてください。
- 冷暗所に保管し、作成から2〜3週間を目安に使い切りましょう。
さいごに
手作り防カビスプレーは、天然成分をメインに使用することで、環境に優しく、安心して使い続けられるため、ぜひ日常のお掃除に取り入れてみてください。そして、日頃から換気を心がけることで、カビの発生を未然に防ぐことができます。自然の力で清潔で快適な住環境を手に入れましょう。
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