梅雨時期になると、湿度が高くなり、家の中の不快感が増してきます。そんなときに頼りになるのが除湿機です。しかし、さまざまな種類の除湿機が市場に出ており、どれを選べば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで今回は、梅雨時期に特におすすめの除湿機8選と、その選び方のポイントを詳しく解説していきます。
目次
除湿機選びのポイント
除湿方式の違いを理解する
除湿機には、大きく分けて「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリッド式」の3種類があります。それぞれに特徴があり、使用環境や目的に応じて選ぶことがポイントです。
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コンプレッサー式: コンプレッサー式は、低温よりも高温時に効率よく除湿できるタイプです。消費電力が少なく、パワフルな除湿能力を持っているため、夏場にも活躍します。しかし、動作音が気になる場合があります。
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デシカント式: デシカント式は、低温環境でも高い除湿能力を発揮します。また、コンプレッサー式よりも静音性が高く、軽量なのが特徴です。冬場や寒冷地でも使用できるため、通年使用したい場合に最適です。ただし、消費電力がやや高い傾向にあります。
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ハイブリッド式: ハイブリッド式は、コンプレッサー式とデシカント式の両方の長所を兼ね備えたタイプです。一年中効率的に使えるのが魅力ですが、価格が高めになるのがデメリットと言えるでしょう。
部屋の大きさに合わせた除湿能力
除湿機を購入する際には、設置する部屋の大きさに対応する除湿能力を選ぶことが重要です。除湿能力は、通常「L/日」(リットル/日)で表され、小さな部屋であれば8〜10L/日程度のもので十分ですが、広いリビングダイニングなどでは20L/日以上が目安となります。
おすすめの除湿機8選
1. 三菱電機 MJ-P180HN
このモデルは、コンプレッサー式の典型的な例で、大型タンクを搭載しつつも、動作音が比較的静かです。高温多湿な環境でも効率よく除湿できます。
2. パナソニック F-YC120HMX
デシカント式でありながら、パナソニック独自の「ナノイー」技術を搭載しており、除湿と同時に空気清浄も行えます。梅雨時期におけるお部屋の空気改善に有用です。
3. 日立 HJS-D772
コンプレッサー式の中でも特にコストパフォーマンスが高いモデルです。さらに、低温時にも使える設定があり、一年中安心して使用できます。
4. シャープ CV-J180
シャープのこのモデルはプラズマクラスター技術を搭載しており、空気の質を保ちながら除湿が可能。アレルギー対策にも一役買ってくれるでしょう。
5. アイリスオーヤマ IJD-I50
低価格帯ながらしっかりとした除湿能力を持つデシカント式です。コンパクトなデザインで、移動も簡単。狭い押し入れやクローゼットでの使用に最適です。
6. 東芝 RAD-T70
ハイブリッド式の利点を活かしたモデルで、四季を通して効率的に除湿が可能です。独自のフィルター機能でカビやダニの抑制にも役立ちます。
7. ダイキン MC55X-W
このモデルは空気清浄機と除湿機能を一体化しており、狭いスペースでも有効に使えます。特に都市部のマンションなどに住む方におすすめです。
8. コロナ CD-H1819
コロナは優れたヒーターとの組み合わせを実現し、効率的に除湿できるのが特徴です。特に、寒冷地での使用を考えている方に最適です。
除湿機使用時の注意点
除湿機を使用する際には、以下のポイントに注意しましょう。
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定期的なメンテナンス: フィルターの掃除やタンクの水を捨てることを怠らず、清潔な状態を保つことが大切です。
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設置場所の選定: 空気を効率よく循環させるため、壁との距離を空け、遮るものが少ない場所を選びましょう。
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タイマー機能の活用: 機種によってはタイマー機能がついているものもあるため、寝ている間や外出時に自動運転を行うことで、効率的な除湿が可能です。
梅雨時の不快感を少しでも和らげるために、適切な除湿機を選び、快適な室内環境を整えましょう。選び方のポイントを押さえた上で、自分のライフスタイルに合った除湿機を選んでください。
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