湿気が多い季節や梅雨の時期には、部屋の湿気が気になるものです。そんなときに活躍するのが「サーキュレーター除湿機」です。サーキュレーターと除湿機が一体化したこの家電製品は、湿度を下げるだけでなく、空気を循環させて効率的に部屋全体を快適にしてくれます。しかし、どのモデルを選べばよいのか悩んでしまいますよね。この記事では、サーキュレーター除湿機の選び方とおすすめモデル5選を紹介します。
目次
サーキュレーター除湿機の選び方
除湿方式の違いを理解する
サーキュレーター除湿機には、大きく分けてコンプレッサー式とデシカント(ゼオライト)式の2つの除湿方式があります。
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コンプレッサー式: 夏場に強いのがこの方式です。電気代が比較的安く、部屋の温度をあまり上げずに除湿してくれます。しかし、冬場の除湿能力は少々劣ります。
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デシカント式: 冬場にも強いのが特徴です。ヒーターを使って湿気を吸着するため、低温でもしっかり除湿できます。ただし、電気代がやや高くなる、という欠点もあります。
用途や時期に応じて、適した方式を選びましょう。
部屋の広さと除湿能力
使用する部屋の広さに適した除湿能力を持つ製品を選ぶことが大切です。製品によっては対象となる部屋の面積が表示されていますので、購入前に確認しましょう。例えば、6~14畳の部屋に対応するものなど、部屋の広さに合ったものを選びます。
その他の機能
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タイマー機能: 使用時間を設定できると、消費電力を抑えたり必要なときだけ稼働させることができ便利です。
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タンク容量: タンクが小さいと頻繁に水を捨てる必要があります。使用頻度に応じて適切な容量を選びます。
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フィルターの種類とメンテナンス: フィルターの種類により、除去できるホコリや汚染物質の範囲が違います。また、メンテナンスの手間も考慮に入れると良いでしょう。
おすすめモデル5選【2023年最新版】
1. パナソニック「F-YC120HMX」
コンプレッサー式で省エネ設計が特徴のモデルです。ナノイー技術が搭載され、空気清浄機能も兼ね備えています。湿度コントロールも精密で、対応畳数も広範囲です。
2. 日立「RD-200HSX」
デシカント方式を採用しているため、冬場でもしっかりとした除湿能力を発揮。フィルターも洗えて交換も容易で、長期間の使用に向いています。静音設計も嬉しいですね。
3. シャープ「CV-R71」
コンパクトで持ち運びがしやすいのが魅力。コンプレッサー式なので夏場にも効率的に除湿可能。加湿機能と併用することで、一年中快適に過ごすことができます。
4. 三菱電機「MJ-P120TX」
こちらもコンプレッサー式。大型タンクを備えており、頻繁な水捨てを省けます。さらに、3Dムーブアイ機能が部屋の湿度を自動管理し、最適な除湿を行ってくれます。
5. アイリスオーヤマ「JDC-K1」
デシカント方式で低温時でも高い除湿能力を発揮。除湿運転とサーキュレーション運転を組み合わせたCo-Dehumdifyモードで、効率的に湿度を下げます。価格も比較的お手頃です。
購入時に注意したいポイント
購入に際しては、設置予定のスペースや使いやすさ、機能などを事前にチェックすることが重要です。また、口コミや製品レビューも参考にすると良いでしょう。さらに、購入後のサポート体制も確認しておくと安心して長期間使用できます。
湿気対策がしっかりできるサーキュレーター除湿機で、快適な生活空間を手に入れましょう。これらのポイントを踏まえ、自分にぴったりの一台を見つけてください。
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