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iPhoneで誤って削除したVPNを簡単に復元する方法と手順

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iPhoneユーザーの皆さんは、日々の生活や仕事でVPN(バーチャルプライベートネットワーク)を活用している場面が多いのではないでしょうか。しかし、うっかり設定を削除してしまうと、再度設定するのは面倒に感じるかもしれません。この記事では、iPhoneで誤って削除したVPN設定を簡単に復元する方法と手順をご紹介します。

なぜVPN設定を復元する必要があるのか?

VPNを利用している理由は様々ですが、主にプライバシー保護や地理的制限の回避、セキュリティの強化が挙げられます。VPN設定がないと、インターネット上での活動が第三者に監視されるリスクが高まる可能性があるため、迅速な復元が求められます。また、仕事でVPN接続を利用している場合、削除されたVPNが迅速に復元されないと業務に支障が出ることがあります。

復元方法:事前にバックアップを取っていた場合

iCloudバックアップから復元

もし、VPN設定を削除する前にiCloudバックアップを設定していた場合、復元は比較的容易です。以下の手順で進めてください。

  1. iPhoneの設定を開く。

    • ホーム画面から「設定」を開きましょう。
  2. Apple IDをタップ。

    • 一番上に表示される自分の名前か「Apple ID」をタップします。
  3. iCloudを選択。

    • 「iCloud」をタップし、下の方にスクロールします。
  4. iCloudバックアップを確認。

    • バックアップが取られていることを確認し、「バックアップを管理」から適切なバックアップ日を選びます。
  5. iPhoneを復元。

    • バックアップを利用してデバイス全体を復元することで、削除されたVPN設定も復元されます。

iTunesまたはFinderバックアップから復元

PCやMacを使用してバックアップを取っている場合は、以下の手順で復元が可能です。

  1. コンピュータに接続。

    • iPhoneをPCもしくはMacに接続し、iTunes(WindowsまたはmacOS Mojave以前)またはFinder(macOS Catalina以降)を開きます。
  2. デバイスを選択。

    • 表示されるデバイスリストから自分のiPhoneを選びます。
  3. バックアップから復元を選択。

    • バックアップの中から、VPNを含む最後のバックアップデータを選んで復元を開始します。

VPNを再設定する方法

もしバックアップを取っていなかった場合は、手動で再設定する必要があります。最初の設定を思い出しながら以下の手順に沿って進めましょう。

VPNプロバイダの確認と情報取得

最初に、VPNプロバイダのアカウント情報や設定情報が必要です。プロバイダの公式ウェブサイトにアクセスするか、サポートに問い合わせて情報を再取得します。

手動でVPNを設定する手順

  1. 設定を開く。

    • ホーム画面から「設定」を開きます。
  2. 一般を選択。

    • 下にスクロールして「一般」をタップします。
  3. VPNを選択。

    • 「VPN」をタップし、「VPN設定を追加」を選びます。
  4. VPNタイプを選択。

    • 自分が利用しているVPNタイプ(IKEv2、IPSec、またはL2TP)を選びます。
  5. 情報を入力。

    • プロバイダから取得した情報(サーバー、アカウント、リモートIDなど)を入力します。
  6. 設定を保存。

    • すべての情報入力が完了したら「完了」をタップして設定を保存し、VPNを再度有効化します。

トラブルシューティング

設定を復元または再設定したにもかかわらずVPNが機能しない場合は、以下のポイントを確認してください。

  • 入力情報が正しいか再確認する。
  • インターネット接続が安定しているか確認する。
  • プロバイダのサポートへ問い合わせる。

まとめ

誤って削除してしまったiPhoneのVPN設定も、いくつかの方法を試すことで、安全に復元することが可能です。日頃からバックアップを取る習慣をつけることが大切ですし、手動での再設定もそれほど難しくはありません。このガイドを活用して、安心してネットワークを利用しましょう。

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