雨の日の旅行は、予定が狂ってしまうこともありますが、実は雨の日だからこそ楽しめる観光スポットも多数存在します。長野県の安曇野は、自然に恵まれた地域として知られていますが、雨の日でも充実した時間を過ごせる施設やアクティビティが豊富です。そんな安曇野の魅力を引きつつ、雨の日でも楽しめる人気観光スポットを7つご紹介します。
目次
1. 大王わさび農場
雨でも問題なしの大王わさび農場は、安曇野で外せない観光スポットの一つです。広大なわさび畑が広がる敷地内は、特に雨の日になると一層幻想的な雰囲気に包まれます。雨が降ることで、鮮やかな緑が引き立ち、わさび畑の上空にかかる水のベールがまるで別世界のような景色を演出します。
雨でも傘をさして散策を楽しむことができ、農場内にはわさびを使用したグルメが楽しめるレストランやショップもあり、わさびソフトクリームは特に人気です。
2. 安曇野アートギャラリー巡り
安曇野は多くのアーティストが集まる地としても知られています。雨の日こそ、アートギャラリー巡りをして、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。碌山美術館や安曇野ちひろ美術館など、この地域には訪れるに値するギャラリーが豊富にあります。
それぞれのギャラリーには多様なテーマの作品が展示されており、絵画や彫刻、彫金など、作家の世界に浸ることができます。静かな環境の中でアートに触れることで、心が豊かになるひとときを過ごせるでしょう。
3. 蔵元見学 – 地酒と味噌
雨でも屋内で楽しめる場所として、酒蔵や味噌蔵の見学もおすすめです。地元で作られる日本酒や味噌は、安曇野の特産品として多くの人に愛されています。寒天酒造や穂高酒造などでは、職人の手による酒造りのプロセスをじっくりと見学できる体験ツアーが用意されています。
試飲が可能な蔵もあるので、お気に入りの一本を見つけることができるかもしれません。また、味噌蔵見学では、伝統的な味噌の作り方を学び、自分だけの味噌作り体験を楽しむこともできます。試食も楽しんで、地元の味を満喫しましょう。
4. あづみ野エフエム – ラジオステーション訪問
雨の日にインドア活動を楽しむなら、あづみ野エフエムのラジオステーションを訪れるのも一つの選択肢です。地域密着型のラジオステーションでは、地元の情報発信や音楽プログラムを聴くことができ、時にはスタジオ見学ができる日も。
地元の文化や旬の話題、イベントなどがどのようにラジオ番組として作られているかを知ることで、安曇野の新たな一面を発見することができます。また、サプライズでパーソナリティと話すことができる機会があると、一層楽しめるかもしれません。
5. 穂高温泉郷 – 源泉かけ流しの癒し
雨に濡れた体を温めるには、温泉が最適です。穂高温泉郷は、アルプスの自然に囲まれた場所に位置し、源泉かけ流しの湯が特徴です。特に雨の日は、静けさと共に温泉の恩恵をより深く楽しむことができます。
数多くの温泉宿や日帰り温泉施設があり、それぞれに異なる趣があります。露天風呂から望む景色は、雨の日には霧に包まれてまた特別なシーンを演出。心身ともに癒されつつ、ゆったりとくつろぎの時間を満喫してみてください。
6. 安曇野ちひろ記念公園 – 自然とアートの調和
雨の日でも訪れたい安曇野ちひろ記念公園は、絵本の原画で知られるいわさきちひろの作品を展示しているちひろ美術館が公園内に位置しています。作品を見るだけでなく、自然の中でアートを楽しむことができる施設です。
室内展示スペースでは、ちひろの繊細で表情豊かな原画に触れることができ、子供から大人まで幅広い世代が楽しめる内容となっています。公園内は美しい緑に溢れており、四季折々の植物を楽しむことができます。雨上がりの新緑や花々の香りも格別です。
7. 碌山美術館
日本近代彫刻の父と称される荻原守衛(碌山)の作品を中心に展示する碌山美術館。美術館自体が自然と調和した雰囲気にあり、静謐な空間が広がります。木漏れ日のさす晴れた日も良いですが、雨の日のしっとりとした環境でじっくりと彫刻作品を鑑賞するのもまた一興です。
碌山が生まれ育った安曇野の風景が存分に活かされた展示施設では、彫刻の他にも絵画や資料が展示されており、芸術を深く理解することができる貴重な機会となります。
安曇野は、晴れの日ももちろん魅力的ですが、雨の日にも多くの楽しみが詰まっています。次に安曇野を訪れる際は、この7つのスポットを参考にして、見つけたすべての魅力を存分に味わってください。雨の日を、「曇り」と捉えるのではなく、一味違った安曇野の楽しみ方を堪能してみましょう。
コメントを残す