一周世界旅行をするように、各国のユニークで珍しい飲み物を体験するのは、冒険心をくすぐる楽しみの一つです。この記事では、特に独特で驚きのフレーバーを持つ飲み物を10選ピックアップしました。それぞれの飲み物がどのように作られ、どのような文化的背景を持つのか探求し、あなたもきっと試してみたくなることでしょう。
目次
1. ペルーのチチャモラーダ
ペルーの伝統的な飲み物、チチャモラーダは、紫トウモロコシを基にした甘くてフルーティーな飲み物です。この飲み物は、紫トウモロコシを水で煮込み、そこにパイナップルやクローブ、シナモンそして砂糖を加えて作られます。鮮やかな色合いと独特の風味は、一度飲んでみる価値があります。
2. 日本の甘酒
日本では、「飲む点滴」として知られる甘酒は、冬の温かい飲み物として馴染みがあります。米麹を発酵させて作られるこの飲み物は、お米の自然な甘みが特徴で、ノンアルコールとアルコール有りの両方が存在します。栄養価が高く、健康志向の方におすすめの一杯です。
3. タイのナムマッポープラムジュース
タイではナムマッポーとして知られるプラムジュースはいわゆる干し梅ジュースです。甘酸っぱく、ほのかに塩味も感じられるこの飲み物は、暑い日にはリフレッシュに最適です。独特なお味で、タイ旅行時にはぜひ試してみてほしい一品です。
4. インドのブーサ
北インドを訪れた際に試してほしいのが、ブーサというヨーグルト系飲料です。タマリンドやジンジャー、砂糖や塩を混ぜた発酵ヨーグルトに似たもので、甘さと酸味のバランスが絶妙です。暑い空気にぴったりな、喉を潤す爽やかさがあります。
5. メキシコのテピチェ
メキシコでは、テピチェという発酵パイナップル飲料が古くから親しまれています。パイナップルの皮にブラウンシュガーを加え発酵させ、ほんのりとした炭酸の効いた爽やかな味わいが魅力です。市場や路上で販売していることが多く、アグアフレスカの仲間として多くの人たちに親しまれています。
6. フィンランドのサーミのキヴィアク
フィンランドのラップランド地方に住む先住民族サーミの伝統的な飲み物がキヴィアクです。アザラシの腸に鳥たち(パフィン)を詰めて発酵させるという極めて変わった方法で作られます。熟成された濃厚な味わいは、地元の風習を感じさせますが、非常にユニークなので体験してみる価値があります。
7. 韓国のシッケ
韓国のシッケは、穀物を使った伝統的な甘い飲み物です。主原料は米で、麦芽水で発酵させてから冷やして飲みます。優しい甘さと米の香りが心地よく、一年を通して楽しめる穏やかな飲み物として知られています。
8. 南アフリカのアマシ
アマシは、南アフリカの伝統的な飲料で、発酵させた牛乳を使います。特有の酸味があり、クリーミーで濃厚な風味が特徴です。地方によっては朝食にパンと一緒に食べられることもあり、その独特の味わいが古くから多くの人々に愛されています。
9. ベトナムの卵コーヒー
ベトナムのハノイで少し異色のコーヒー体験をするなら、カフェトリュン(卵コーヒー)は外せない一品です。生卵を泡立てて甘くしたものを濃いコーヒーに加えることで、デザートのような味わいに変化します。全く新しい形のカフェ体験となること間違いなしです。
10. スイスのリヴェッラ
スイスで有名なレモンソーダとハーブがミックスされたリヴェッラは、地元のスーパーマーケットで見かけるでしょう。ハーブのほのかな香りと爽やかなレモンの風味が絶妙にマッチしたこのソフトドリンクを、スイスの自然の中で楽しむのはまた格別の体験です。
いかがでしたか?これらの飲み物はそれぞれ異なる背景と風味を持ち、あなたの味覚の冒険に刺激を与えてくれることでしょう。「珍しい飲み物を試す」という小さな冒険が、大きな満足感をもたらすことを期待しています。旅先での新しい発見のひとつに、ぜひ加えてみてください。
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