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編み物初心者必見!編み図記号の読み方と基本テクニック解説

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編み物は見て楽しい、作って楽しい趣味ですが、初心者にとって最初のハードルとなるのが「編み図」と呼ばれる指示書の読み方です。編み図には多くの記号が使われており、それを理解することで初めて他の作品と同じような結果を得ることができます。本記事では、編み図の基本的な記号の読み方と、それを用いた編み物の基本テクニックについて解説します。これをマスターすることで、すぐに作りたい作品を手に取り、素敵な編み物の世界を楽しむことができるでしょう。

基本的な編み図記号の読み方

鎖編み(Chain Stitch: ch)

鎖編みは、編み物のスタートに使われることが多い基本中の基本です。編み図では通常「〇」や「○」で示されます。この記号が複数並んでいる場合は、その数だけ鎖編みを作る必要があります。例えば、「10ch」という指示があれば、10回鎖編みを繰り返します。

細編み(Single Crochet: sc)

細編みは、布地を密にするのに適したステッチです。編み図では「×」や「┼」で表されることが多いです。この符号は、通常、一つの目の中にフックを差し込んで、指定された回数繰り返し細編みすることを示します。

長編み(Double Crochet: dc)

長編みは細編みよりも高さがあり、編地を早く大きくしたいときに便利です。記号は「T」や「┴」で表されます。この記号がある場所には、糸をかけてからフックを入れ、再び糸をかけてから一気に引き抜く操作を行います。

編み図の読み方をマスターしよう

縦方向と横方向の読むコツ

編み図は基本的に左下から右上に向かって斜めに進むことが多いです。このように読み進めることで、次のステップがわかりやすくなり、慣れてくると自然に目が移動するようになります。編み図には開始点と終了点が明記されていることが多いので、初心者はまずは開始点を見つけ、指示に従って進んでいきましょう。

数字の意味

編み図にはしばしば数字が記載されており、これは大抵、行数や段数を示しています。このように示されていると、どの段階で何をするべきかが明確になります。注意が必要なのは、編み図は目を拾う順番を正確に記載しているため、数字の意味をしっかり理解しておくことが重要です。

基本テクニックで編み物を楽しもう

糸の持ち方

編み物における基本テクニックのひとつは、糸の正しい持ち方です。初心者は特に糸の持ち方がぎこちなく、それが編み地に影響することがあります。糸は親指と人差し指の間に軽く挟み、残りの指で少し張りを持たせるように調整します。これにより、糸の張りを一定に保ちつつ、スムーズに編み進めることができます。

フックの持ち方

フックは鉛筆を持つように握る方法と、包丁のように掴む方法の2通りがあります。どちらの方法も多くの人が使用していますので、自分が楽に感じる方を選ぶと良いでしょう。持ち方が安定していると、ステッチのリズムが崩れることが少なくなります。

フィニッシング(仕上げ)

編み物の仕上げとして、糸始末が重要です。編み終わった糸の端をしっかりと結び、余分な糸を編み地に隠すことで、見た目が綺麗になると同時に、ほころびにくくなります。丁寧に仕上げることで、作品の完成度がぐっと高まります。

まとめ

編み物の世界では、編み図の記号を理解することが自身にとって大きな前進となります。それが理解できて初めて、様々なデザインの自由な表現が可能となります。基本的な編みテクニックを練習し、それらを繰り返し使うことで、少しずつ精度とスピードが上がり、新しいデザインにも挑戦できるようになります。じっくりと時間をかけてマスターしていきましょう。それが編み物をさらに楽しむための大きなステップとなります。

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