編み物に興味を持ち始めた方々にとって、かぎ針編みは非常に魅力的なクラフトの一部です。特にスヌードは、簡単でありながら実用的で、おしゃれアイテムとしても大変人気があります。本記事では、初心者の方でも楽しみながら取り組める、かぎ針で作るスヌードの簡単ステップを紹介します。ぜひ、自分だけのオリジナルスヌードを編んでみましょう!
目次
スヌードって何?
スヌードとは、筒状に編まれた襟巻きのことで、スカーフやマフラーと違い、端がなく、すっぽりと頭からかぶって首元にフィットします。寒い季節には防寒用として、またファッションアイテムとしても使えるため、年齢や性別を問わず人気があります。シンプルなだけに初心者でも取り組みやすいのが魅力です。
材料を揃えよう
1. かぎ針
まず必要なのはかぎ針です。スヌードの編み方によりますが、多くの場合、5mmから6mmのかぎ針を使います。このサイズは程よい厚みで編み目も見やすく、初心者に最適です。糸のラベルにはおすすめの針のサイズが記載されていることが多いので、それに従いましょう。
2. 毛糸
毛糸を選ぶ際は、柔らかく肌触りが良いものを選ぶといいでしょう。ウールやアクリルの混紡糸は程よい伸縮性があって扱いやすく、色や質感も豊富です。初心者には中程度の太さの毛糸が扱いやすいです。
3. その他のツール
メジャー、はさみ、段数マーカーがあると便利です。編み物の途中でサイズを確認したり、編み目を記録したりするのに役立ちます。
編み始める前に
ステンレス編みを覚える
まずは基本的な編み方を学びましょう。スヌードを編むには、チェーンステッチ(鎖編み)、シングルクロシェット(細編み)、ダブルクロシェット(長編み)などの技法を覚える必要があります。動画や図解を参考にして、少し練習しておくとスムーズに進められます。
スヌードの編み方ステップバイステップ
ステップ1: 鎖編みでスタート
スヌードのサイズを決めたら、それに合わせて鎖編みを作ります。まず、自分の首周りのサイズに少し余裕を加えた長さで、鎖編みをします。鎖編みの数は4の倍数にすると模様替えがしやすくなります。
ステップ2: 円を作る
鎖編みを一周して、最初の鎖編みの目に引き抜き編みをして輪を作ります。円状になるように注意しましょう。これがスヌードの始まりです。
ステップ3: 編み進める
ここからはお好みの編み方で進めます。初心者におすすめなのは長編みを繰り返す方法で、これを全体に使うとふんわりとした仕上がりになります。最初の段では、一度に2目ずつ編むことで立ち上がりを作ります。
ステップ4: 高さを調整
スヌードの高さを調整するために、好みの高さになるまで追加の段を編みます。一般的には15〜20段程度がおすすめです。段の途中で編み目を数えて、目が増えたり減ったりしていないか確認しましょう。
完成後の仕上げ
最後のトリミング
目数が安定し、好みの高さまで編めたら、最後に糸を切って処理します。糸端は目立たないように編み込み、しっかりと閉じます。
センスを加える
シンプルなスヌードにアレンジを加えるのも楽しいです。ボタンをつけて留められるデザインにしたり、色糸で縁取りを施したりすることで、個性豊かなスヌードに仕上げることができます。
より素敵なスヌードを目指して
色や素材で遊ぶ
同じ編み方でも、毛糸の色や材質を変えるとまったく違った印象のスヌードが出来上がります。季節に合わせた素材を選んで、ぜひいろいろなバリエーションを試してみてください。
初心者が次のステップに進むために
スヌード作りが慣れてきたら、次は模様を入れたデザインに挑戦したり、異なる編み方を組み合わせたりするのも楽しいです。編み物の可能性は無限大ですので、楽しみながらスキルを広げていってください。
編み物は心を落ち着かせ、集中力を高める趣味でもあります。手作りのスヌードが完成したときの達成感や、自分の頑張りが形となる喜びを味わってみてください。思い立ったが吉日、さっそく手を動かして、おしゃれで暖かいスヌードを作り上げましょう!
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