ホーム » 未分類 » 初心者でも簡単!編み物の基本的な閉じ方をマスターするステップガイド

初心者でも簡単!編み物の基本的な閉じ方をマスターするステップガイド

by

in

編み物は趣味としても実用的にも人気のある手作業のひとつです。編み物を始めるときには、編み始めと同様に編み終わりで作品をしっかり閉じる方法を知ることが重要です。編み物の閉じ方をマスターすれば、作品がほつれず、見栄え良く仕上げることができます。このガイドでは、初心者でも簡単にマスターできる基本的な閉じ方をステップバイステップで紹介します。これらの基本を押さえれば、自信を持って美しい作品を完成させることができるでしょう。

閉じ方の基本を理解する

まず、編み物の基本的な閉じ方にはいくつかの方法があります。これらの方法は、作品の種類や使用する糸の種類によって適したものが異なることがあります。しかし、すべての方法において重要なのは、最後の目をしっかり確保し、糸が解けないように処理することです。では、よく使われる閉じ方の方法を見ていきましょう。

手順1: 基本の「伏せ止め」を学ぶ

伏せ止めは、最も一般的な閉じ方のひとつです。この方法はシンプルでありながらしっかりと目を固定できるため、初心者にもおすすめです。

  1. 編み目を均等にする: 最後の編み目まで編み終わったら、全ての目が均等であることを確認します。これにより、仕上がりが整います。

  2. 最初の2目を編む: 右側の針で最初の2目を普通に編みます。これがスタートとなります。

  3. 最初の目をかぶせる: 針で最初の目を取り、次の目の上にかぶせて落とします。こうすることで1目が減ります。

  4. 同じ工程を繰り返す: 針に1目だけが残るように、前の目を次の目の上にかぶせていく操作をすべての目がなくなるまで繰り返します。

  5. 最後の目を締める: 最後の1目になったら、糸を5cmぐらい残してカットし、その糸を最後の目に通します。この糸を引っ張ってしっかり締めます。

手順2: 「ガーター伏せ止め」を試してみる

ガーター編みを使用している場合、「ガーター伏せ止め」が適しています。この方法もやり方はシンプルです。

  1. 2目を裏編みする: 最初の2目を裏編みで編みます。

  2. 左の編み針で持ち上げる: 左針を使って最初の目を次の目の上に持ち上げて落とします。

  3. 同じ操作を繰り返す: また、新たに目が1つ左針に移ったら同じように次の目を持ち上げてかぶせます。

  4. 糸端処理: 最後の目になったら、カットした糸端を引っ張って固定します。

手順3: 「かぎ針を使った閉じ方」

かぎ針を使った閉じ方は、針で目を順に引き抜く方法です。これにより、さらにきつく締めることができ、エッジがしっかりします。

  1. かぎ針で1目を引き抜く: かぎ針を使って、普通にかぎ針編みで目を引き抜くように1目ずつ処理していきます。

  2. 次の目も同様に処理: 次の目も同様に引き抜き、最初の目の上にかぶせます。

  3. すべての目を引き抜く: 最後の1目が残るまでこの操作を続けます。

  4. 糸を結ぶ: 最後の1目を引き出し、糸を切って、目を引き締めて完全に固定します。

トラブルシューティング

編み物の閉じ方で問題が生じた場合の、いくつかの一般的な解決方法を紹介します。

  • 糸が緩い: もし糸が緩いように感じる場合は、編み終わりの部分でのテンションを強くするか、入念に目を確認しながら閉じるとよいでしょう。

  • 目が固すぎる: スムーズに伏せ止めできない場合は、編み針を少し大きめのものに替えるか、もっと緩めに編むことを試みましょう。

  • ほつれが心配: 閉じた後の縫い目がほつれることが心配な場合、最後に糸を数目分裏側で縫い止めることで、安定性を増します。

より美しく仕上げるために

作品を美しく仕上げるために、伏せ止め以外にもいくつかのポイントがあります。また、アイロンを軽くかけて形を整えると見た目も整い、作品としてより魅力的な仕上がりになります。定期的に編み目が締まりすぎていないか確認しながら作業を進めることも、綺麗な作品を作るポイントです。

編み物の閉じ方は、最初は難しいと感じるかもしれませんが、繰り返し行うことで次第に慣れてきます。基本をしっかり学び、実践することで、どんな作品も自信を持って完成させることができるでしょう。試行錯誤を楽しみながら、最高の作品を作り出していってください!

投稿者


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA