編み物初心者の方でも簡単に作成できる「おしゃれなスマホショルダーバッグ」の手順とコツをご紹介します。スマホショルダーバッグは、外出時にスマホを常に持ち歩くことができる便利なアイテムとして人気です。このプロジェクトでは、基本的な編み物スキルを学びつつ、実用的でスタイリッシュなバッグを作りましょう。
目次
必要な道具と素材
まず、編み物を始めるにはいくつかの基本的な道具と素材が必要です。以下に準備するものをリストアップします。
- 糸: コットンやアクリルの中細程度の糸。色や柄はお好みで選びましょうが、初めての方は単色の方が扱いやすいです。
- かぎ針: 使用する糸に適したサイズの針を用意しましょう。通常は5号から7号を選ぶと良いでしょう。
- はさみ: 余分な糸を切るために使用します。
- とじ針: 編み終わりやパーツをつなぎ合わせるときに使います。
- テープメジャー: サイズを測る際に使います。
基本の編み方解説
鎖編み(くさりあみ)
スマホショルダーバッグのスタートは鎖編みからです。鎖編みは編み物の基本で、ほとんどのプロジェクトで使われます。以下の手順で進めましょう。
- 糸の端を指で押さえ、親指と人差し指で輪を作ります。
- かぎ針をその輪の中に入れ、糸を引きます。
- 引いた糸を再度かぎ針で引き抜くことで、最初の鎖編みを作ります。
- この動作を繰り返して、必要な長さまで鎖編みを続けます。
細編み(こまあみ)
細編みは、編み地がしっかりしているため、バッグ本体に適しています。
- 鎖編みが完成したら、2つ目の鎖から針を入れ、糸を引き出します。
- 2本のループが針にかかるので、再度糸をかんで引き抜きます。
- これを続けて、バッグの底の部分を編み上げます。
スマホショルダーバッグの作り方
ここからは、具体的なスマホショルダーバッグの作り方について説明していきます。簡単なデザインで、比較的短時間で完成できるプロジェクトです。
1. サイズを決める
最初に、スマホのサイズに合わせてバッグのサイズを決めます。スマホの長さに5cmくらい余裕を持たせた長さで鎖編みをします。幅はスマホの幅の1.5倍から2倍にするのがいいでしょう。
2. 底部を編む
決めたサイズに沿って、長方形の底部を細編みで編んでいきます。往復で編み、必要な厚みに達するまで続けます。
3. 側面を編む
底部が完成したら、その周りを細編みで一周し、側面を編み始めます。側面はバッグの高さになるまで編みます。
4. 口周りを仕上げる
バッグの高さが希望通りになったら、スマートフォンが落ちないように口周りに装飾を施します。ここでも細編みを使うことで、耐久性を持たせます。
5. ショルダーストラップを編む
最後にショルダーストラップを編みます。長さはお好みですが、通常は1メートル程度が使いやすいです。鎖編みと細編みを組み合わせてしっかりとしたストラップを編みます。
仕上げのコツ
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糸の処理: 編み終わりや糸を替えた時には、しっかりと糸の端を処理しておきましょう。編み地の中に隠すようにして、とじ針を使って丁寧に処理してください。
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仕上がりを確認: バッグ全体の編みが終わったら、一度スマートフォンを入れてみて、サイズ感を確認しましょう。もしサイズ調整が必要なら、側面部分を追加で編むと良いでしょう。
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デザインを楽しむ: 編み込みのパターンや色違いの糸を使用することで、自分だけのオリジナルデザインを楽しめます。スパンコールやビーズを編み込むと、よりおしゃれな仕上がりになります。
編み物の良いところは、失敗しても編み直しが可能な点です。まずは気軽に挑戦し、手を動かして楽しむことが大切です。編み物を続けていくうちに、さらに高度なデザインにも挑戦していけるようになるでしょう。今回のスマホショルダーバッグ作りが、あなたの編み物の一歩目として楽しい体験になることを願っています。
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