編み物はリラックス効果があり、温かみのある作品を作り出すことができます。その中でもひざ掛けは初心者でも挑戦しやすく、実用的なアイテムです。今回は、初心者でも簡単に作れるふわふわのひざ掛けを手作りする方法を解説します。これから始める方でも楽しみながら編み物を進められるよう、ステップバイステップで説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
必要な材料と道具
糸の選び方
ひざ掛けを作る際には、ふわふわとした肌触りの良い糸を選びましょう。アクリルやポリエステル、アルパカやウールなどの素材が適しています。それぞれの糸の特徴を活かして、好みの糸を選んでください。初心者の場合は特に大きめの糸を選ぶと編みやすくおすすめです。大きな玉で購入すると、途中で糸が足りなくなる心配もありません。
編み針の選び方
編み針には様々な種類がありますが、初心者には棒針がおすすめです。使用する糸に合わせて針の太さを選びます。通常は糸に適した針の号数が記載されているので、それに従って選んでください。竹製の針は手に馴染みやすいため、最初の一本として取り入れてみてもいいでしょう。
基本的な編み方
指で糸を持つ方法
最初に、指に糸をかける方法をマスターしましょう。これは編み物を始める前に必ず学ぶべき基本的なスキルです。左手の人差し指に糸を巻き付け、手のひらから小指にかけて糸を通します。この状態で糸を引っ張ると、適度な緊張を保ちながら編み続けられます。
作り目の作成
ひざ掛けのサイズによって作り目の数は変わりますが、試しに40〜60目から始めると良いでしょう。作り目とは、編み始めるための最初の準備です。かぎ針でループを作り、そこに棒針を差し込みながら目を作っていきます。これを繰り返して必要な数を作成します。
編み方の種類
初心者にはガーター編みやメリヤス編みがおすすめです。ガーター編みは、表も裏も同じ目を編むため、シンプルながらも温かみのある編み地になります。メリヤス編みは表目と裏目を編むことで、表面が平滑で裏面がよりふんわりした風合いに仕上がります。
実際に編み物を始める
スウォッチを作成する
まずはスウォッチを作ってみて、作品の編み地の具合や目のサイズの確認をします。スウォッチを作成すると仕上がりのサイズイメージや好みの仕上がりの調整が可能です。
基本の編み方を習得する
最初の目を作り終えたら、実際に編み始めます。基礎ができるまでは一度に大きな面積を編むのではなく、少しずつ進めながらしっかりと編み目を確認します。糸の張りによる段差や、間違った編み方になっていないかを注意深く観察しつつ、編んだ分を振り返りましょう。
編む際のコツ
均一な目を作るためには、常に同じテンションで糸を引っ張ることが大切です。初心者が陥りやすい失敗として、不均一な力加減で糸を引っ張ってしまい、目がバラバラになることがあります。このため、編み針を持つ手の力加減を心掛けましょう。
アフターケアと仕上げ
仕上げの方法
編み上がった作品は邪魔にならないよう、糸端を結び目で固定し、あまった糸を編み目の中に隠して始末します。さらに、水に濡らすかスチームを当てて、編み地の伸びや形を整えましょう。
完成品の使い方
ふわふわのひざ掛けは寒い冬にぴったりです。ソファにさりげなく置いたり、ベッドサイドにかけておくだけで、インテリアとしてもおしゃれです。また、プレゼントとしても喜ばれるので、友人や家族に手作りのひざ掛けを贈ってはいかがでしょうか。
まとめ
初心者でも簡単に作れるふわふわのひざ掛けは、編み物の楽しさを実感できる良い機会になります。まずは興味を持って材料を手に入れ、基本的なテクニックを身につけることで、あなただけの暖かなひざ掛けを完成させていきましょう。練習を重ねるうちに、より複雑なデザインにも挑戦できるようになるので、ぜひ編み物の世界を楽しんでください。
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