編み物は、手先の器用さを養うのはもちろん、完成した作品を使ったり眺めることで大きな達成感を得ることができます。特に動物をテーマにした編み物作品は、見る人の心を和ませ、小さな子供や動物好きな友人へのプレゼントとしても喜ばれます。このブログでは、編み物初心者でも取り組みやすい動物をモチーフにした編み物パターンを紹介します。特別なスキルや高価な材料は必要ありません。それでは、可愛くて実用的な作品を一緒に作りましょう!
目次
かぎ針で作る可愛い小さなアニマル
基本素材と道具
かぎ針で動物モチーフを作るには、いくつかの基本的な素材と道具が必要です。初心者向けのプロジェクトには以下の材料を準備しておくと便利です:
- かぎ針(3.0~4.5mm程度が初心者には扱いやすい)
- アクリル毛糸(好きな色でOK。コットン糸もおすすめです)
- 綿(ポリエステル綿で十分です)
- 刺繍糸(目や鼻を作るため)
- 刺繍針
- マーカー(目印として使いますが、初心者は髪ピンなどを代用可能)
- はさみ
簡単なまん丸アニマル
まずは、基本的なラウンドパターンで小さな丸い動物を作ってみましょう。このパターンを覚えれば、様々な動物を簡単に作り出せます。
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輪の作り方: 鎖編みで輪を作る方法、もしくは魔法の輪のどちらか好きな方法を選んでください(魔法の輪は見た目がきれいに仕上がります)。
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増目で形を作る: 輪から徐々に増目していくことで、まん丸の形を作ります。例えば、最初の6目から12目に、その次に18目と、2~3段程度で増やします。
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一定の目数で編み進める: 次の数段は、形を保ちながら一定の目数で編み進めます。これにより、ボール状に膨らんでいきます。
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減目で仕上げる: 形が整ったら、今度は減目を行い、底を閉じていきます。ここで、必要に応じて綿を詰めます。
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完成: 最後の目を引き締めたら、刺繍糸で目や鼻を付け、耳などのアクセントを加えてみましょう。これだけで、キュートな小動物の完成です!
棒針編みで作る動物の小物入れ
初心者にぴったりの小物入れ
棒針編みを使って、動物モチーフの小物入れを作ってみましょう。可愛らしい動物の顔があしらわれた小物入れは、机の上を彩り、収納力もばっちりです。
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ベースの編み始め: 棒針を使い、手元にある好きな色の糸で作りたいサイズ分の目を作り始めます。例えば、20cmの四角を作りたい場合は、適当な目数で編み始めて平方根を考慮しつつ横長に編み進めます。
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編み方の選択: ガーター編み(表目のみ)で底を作り始めるのが良いでしょう。ガーター編みは伸縮性があり、シンプルで強度があります。
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柄の編み込み: 途中でカラーを変えたり、動物の顔を編み込みます。初心者は白黒の模様と口、目などのシンプルな模様からトライしましょう。ここでは図案通りに糸を替えていきます。
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側面の編み方: 横長に編んだスワッチをそのままくるっと巻き、側面として縫い合わせます。
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仕上げ: 四辺を縫い合わせて小物入れの形にしたら、各面に飾りとして耳や角などを取り付けます。動物ごとに違った顔を作る楽しみもありますね。
編みぐるみでさらに存在感UP!
小さなテディ
編みぐるみは少し手間だけれど、そのぶん存在感と達成感があります。今回紹介するのは、小さなテディベアを作るための基本パターンです。
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パーツごとに編む: 編みぐるみは体、手足、耳、目などをパーツごとに編むのが通常の流れです。初心者でも取り組みやすいのは、小さなサイズでやや平たいパーツから始めること。
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体の作成: ラウンドパターンで円を作っていき、自然な形に編み進めます。ここで体、頭をそれぞれ個別に作成すると便利です。
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手足の取り付け: 小さなチューブ状に作った手足を、体に縫い付けていきます。この時、なるべく位置をきちんと合わせるとバランスよく仕上がります。
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細部の仕上げ: 刺繍糸やフェルトを使って、鼻や口を加えたり、目をつけます。ここでは独自の工夫をすることで、個性が生まれますよ。
編み物の世界は色とりどりの毛糸や様々なパターンによって、創造性を刺激してくれます。このブログで紹介したパターンは、すべて簡単に手に入る材料と基本的な技術で完成させることができます。ぜひ、あなたの手で素敵な動物作品を作り出し、日々の生活に温かみを加えてください!
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