家庭の冷蔵庫にある牛乳を使って、手軽に生クリームを作ることができたら便利だと思いませんか?市販の生クリームが手に入らないときや、ちょっと足りないとき、牛乳を使って自家製生クリームを作れば、多様な料理に活用できます。この記事では、牛乳から生クリームを作る方法を詳しく解説し、その活用レシピもご紹介します。
目次
牛乳から生クリームを作る基本の手順
生クリームは、基本的に牛乳に含まれる脂肪分を集めたものです。一般的に市販されている生クリームは35%から40%の脂肪分を持っていますが、家庭で牛乳から作る際は、少し異なる方法を使用します。
準備するもの
- 牛乳(脂肪分を高めに選ぶのがポイント)
- 無塩バター
- ハンドミキサー、またはボウルと泡立て器
作り方
-
材料の計量
無塩バター100gを小さな鍋で溶かします。牛乳200mlを用意します。 -
バターを溶かす
中火にかけてバターを完全に溶かし、火を止めて少し冷まします。 -
バターと牛乳を混ぜる
ミキサーやフードプロセッサーを使って、溶けたバターと牛乳をしっかりと混ぜます。目安は3分間、滑らかになるまで混ぜることです。 -
冷蔵庫で冷やす
泡立てる前に、混ざった液を冷蔵庫で約30分~1時間しっかり冷やします。 -
泡立てる
冷やした後、ハンドミキサーでクリーム状になるまで泡立てます。手動の泡立て器を使う場合は、手早く動かして5分以上かけて泡立ててください。
これで、自家製の生クリームの完成です。
自家製生クリームの活用レシピ
手作り生クリームができたら、次はその使い方です。生クリームは、スイーツだけでなく、料理にも幅広く活用できます。
レシピ1: フルーツとクリームのパフェ
材料:
- 好きなフルーツ(バナナ、ベリー類、キウイなど)
- 自家製生クリーム
- グラノーラやシリアル
- はちみつやチョコレートソース(お好みで)
作り方:
- 各種フルーツを一口サイズにカットします。
- グラスに層になるように、フルーツ、生クリーム、グラノーラを載せていきます。
- トッピングとしてはちみつやチョコレートソースをかければ完成です。
レシピ2: クリーミーパスタ
材料:
- パスタ(好きな種類で)
- 自家製生クリーム
- ベーコンまたはハム
- お好みの野菜(ブロッコリー、マッシュルームなど)
- 塩、こしょう
- パルメザンチーズ
作り方:
- パスタをたっぷりのお湯で茹でます。
- その間、フライパンでベーコンをカリカリになるまで炒めます。
- 好みの野菜を加えてさらに炒め、そこに自家製生クリームを注ぎます。
- 塩とこしょうで味を調整したら、茹でたパスタを加えて全体を絡めます。
- 仕上げにパルメザンチーズをふりかければ完成です。
レシピ3: 生クリームスープ
材料:
- チキンブイヨン
- 玉ねぎ、にんじん、じゃがいも(みじん切り)
- 自家製生クリーム
- 塩、こしょう
作り方:
- 鍋に少量の油を熱し、玉ねぎを透明になるまで炒めます。
- 他の野菜を加え、チキンブイヨンを注ぎます。
- 野菜が柔らかくなったら、ミキサーで滑らかにします。
- そのスープを鍋に戻し、自家製生クリームを加えて弱火で少し煮ます。
- 塩とこしょうで味を調整したら出来上がりです。
コツと注意点
手作りの生クリームは、市販のものに比べて安定性がやや劣るため、直前に使うのがベストです。また、牛乳の脂肪分が少ないと泡立ちにくいため、高脂肪牛乳を選ぶか量を調整するなど工夫が必要です。保存の際は、密閉容器に入れ冷蔵保存してください。
牛乳と無塩バターというシンプルな材料で、生クリームの代用品を準備し、家庭で気軽に楽しみましょう。自己流にアレンジしたレシピで、日常の食卓を豊かにする一助になれば幸いです。
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