デスクワークが続くと、首や肩、背中、腰などがどうしても疲れてしまいますよね。長時間に渡る座り仕事で体が固まってしまうと、集中力も低下し生産性にも影響が出てしまいます。ここでは、椅子を使って簡単にできるストレッチ法をいくつかご紹介します。このストレッチを取り入れて、デスクワークの合間にリフレッシュしましょう!
目次
首と肩のストレッチ
首を横に倒すストレッチ
- 椅子にまっすぐ座り、両手を膝の上に置きます。
- ゆっくりと右耳を右肩に近づけるように首を倒します。左肩が上がらないように注意してください。
- そのまま20-30秒キープして、深呼吸を繰り返します。
- ゆっくり元の位置に戻し、反対側も同様に行います。
このストレッチは首の側面を伸ばし、長時間のパソコン作業で固くなりやすい筋肉をほぐす効果があります。
肩甲骨を引き寄せるストレッチ
- 椅子に腰掛け、背筋を伸ばします。
- 両腕を肩の高さで左右に伸ばします。
- そのまま両肘を曲げ、肘を背中の中心に寄せるようにします。
- 肩甲骨が背中の中央で近づく感覚を持ちながら、10-20秒キープします。
- ゆっくり手を元に戻し、リラックスします。
肩甲骨周りの筋肉をほぐすこのストレッチは、肩こりの予防や改善に非常に効果的です。
背中と腰のストレッチ
前屈みのストレッチ
- 椅子の前方1/3に座り、背筋を伸ばします。
- 両手を椅子の端に添え、ゆっくりと体を前に倒していきます。
- 背中や腰が気持ちよく伸びるのを感じながら、20-30秒間キープします。
- ゆっくりと元の位置に戻ります。
このストレッチは背中や腰の筋肉をしっかり伸ばし、これによりデスクワーク中の疲労感を軽減します。
ツイストストレッチ
- 椅子に座り、背筋を伸ばします。
- 右手を椅子の左側の背もたれに置き、左手を右膝に添えます。
- ゆっくりと体を右にねじり、左肩をさらに後ろに引っ張る感じでツイストします。
- 20-30秒間キープし、呼吸をゆっくりと続けます。
- ゆっくりと元に戻し、反対側も同様に行います。
このツイストストレッチは背骨の柔軟性を高め、腰周りの筋肉をほぐすのに役立ちます。
腰と骨盤周りのストレッチ
椅子を使った腰ひねりストレッチ
- 椅子の前方1/3に座り、右脚を左脚の上に載せます。
- 左手で右膝を押さえ、右手を椅子の後ろに添えて壁を捉えます。
- 背筋を伸ばしながら、腰を左にねじっていきます。
- そのまま20-30秒キープして、深呼吸を繰り返します。
- ゆっくり元の位置に戻し、反対側も同様に行います。
このストレッチは腰と骨盤周りの柔軟性を高め、腰痛の予防や改善に効果的です。
腰を伸ばすストレッチ
- 椅子の前方1/3に座り、両足を肩幅より少し広めに開きます。
- 腰を前に倒し、両手を床に近づけるようにします。達しない場合はすねでもOKです。
- 背中を丸めないようにしながら、腰から太ももにかけての筋肉を伸ばします。
- この姿勢で20-30秒キープし、深呼吸を続けます。
このストレッチは腰の張りを解消し、長時間の座り仕事で固まりやすい筋肉をほぐす効果があります。
足のストレッチ
ふくらはぎのストレッチ
- 椅子に座り、片足を前に伸ばします。
- 伸ばした足のつま先を上に向け、両手を膝の上に置きます。
- ゆっくりと上半身を前に倒し、ふくらはぎが気持ちよく伸びるのを感じます。
- そのまま20-30秒キープし、元に戻ります。
- 反対側も同様に行います。
このふくらはぎのストレッチは、足のむくみを予防し、血行を促進する効果があります。
日常に取り入れやすい椅子を使ったストレッチのポイント
一度に長時間行わずに、1-2分程度の短時間で済むストレッチを頻繁に取り入れる。
- デスクワーク中に毎時間ごとに1-2分のストレッチをすることで、筋肉のこわばりを防ぐことができます。
無理をせず、自分の体調に合わせて行う。
- 痛みを感じたらすぐに中止し、無理をせずに気持ちよく伸ばす範囲で行うことが重要です。
深呼吸を取り入れる。
- 深呼吸を取り入れることでリラックス効果が得られ、精神的なリフレッシュにもつながります。
デスクワークが続くと体はどうしても固まりがちですが、簡単なストレッチを取り入れることでその負担を軽減することができます。これらの椅子を使ったストレッチを日常に取り入れ、快適にデスクワークを乗り切りましょう。
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