初めての保存食作り：瓶詰めえのき茸のレシピと保存方法を親切解説

あなたは今、すこしでもお金を節約したいと思っていませんか？あるいは、季節の野菜を余すことなく利用したい、と考えているかもしれません。どちらの思いにも応えてくれる保存食の作り方を親切に解説します。今回は、シンプルで使いやすい「瓶詰めえのき茸」をテーマにします。料理のアクセントやおつまみとして役立つこの保存食の作り方とラクラク保存方法を覚えて、日々の食事をもっと楽しみましょう。

甘辛い瓶詰めえのき茸のレシピ

材料（4瓶分）

• えのき茸：200g（4パック）
• ダシ（和風出汁）：200ml
• 醤油：大さじ4
• 砂糖：大さじ4
• みりん：大さじ4
• 酒：大さじ2

作り方

1. えのき茸は洗わずに、根元を切り落とし、一つずつに手でばらばらにします。
2. 鍋にダシ、醤油、砂糖、みりん、酒を入れて火にかけます。煮立ったら火を弱め、3分ほど煮詰めます。
3. えのき茸を鍋に入れ、全体が味を吸うまで中火で10分ほど煮ます。時折、全体を混ぜてください。そのまま自然に冷ます。
4. 清潔なガラスジャーにえのき茸をタップリと詰め込み、煮汁も一緒に注ぎます。フタをしっかりと閉め、冷蔵保存します。

この甘辛い瓶詰めえのき茸は、そのまま食べるだけでなく、炒め物や和え物にも使えます。また、冷凍保存も可能なので、大量に作っておくと便利です。

保存食のポイント：衛生管理と適切な保存方法

保存時の衛生管理と適切な保存方法は、保存食を長持ちさせるために非常に重要です。

ガラス瓶の準備

保存食を作る際、特に注意したいのが容器の清潔さ。保存食にはガラス瓶が最適で、これには理由があります。ガラス瓶は清潔に保ちやすく、また保存食の風味を損なうことなく長期保存が可能です。また、密閉性が高く、中身が見えるので保存食の状態を一目で確認することができます。

ガラス瓶を使用する際には、まずはこれを煮沸消毒します。そのまま煮沸すると割れる恐れがありますので、水につけたタオルなどでガラス瓶をくるみ、ひと煮立ちさせたら火を止め、天然乾燥させましょう。

保存のポイント

瓶詰めの保存食における保存のポイントは二つ。保存場所と保存期間です。

まず、保存場所。保存場所は冷暗所が最適です。具体的には、冷蔵庫の中や冷暗所で夏は1週間程度、冬は3週間程度が目安です。

そして保存期間。おいしく食べるには、作った日を含む4～5日が最適な食べごろです。

甘辛い瓶詰めえのき茸を作り、保存することで安心・安全に美味しい一品を楽しむことができます。ぜひこの機会に、自宅で瓶詰めの保存食に挑戦してみてはいかがでしょうか。