自宅で楽しむことが流行っている今、何か新たな趣味に挑戦してみてはいかがでしょうか?季節感溢れる食材を使った自家製の食品作りは、充実感や達成感があり普段の食生活に彩りを添えることが出来ます。今回は、そんな一つの選択肢として「自宅で瓶詰めなめこ」に挑戦してみませんか?野生の味覚であるなめこの作り方と保存方法について、詳しく解説します。
目次
1. なめことは?
そもそもなめことは何でしょうか。なめこは山野に自生するキノコの一種で、日本をはじめとするアジア地域で人々に親しまれています。なめこが特徴的な粘り気は、「ムチン」という成分によるもので、このムチンには抗酸化作用や免疫力向上作用があることが知られています。また、低カロリーかつ高タンパクで栄養価に優れており、ランチョンやスープの具として活躍するのは勿論、肉や魚といったメインディッシュと組み合わせれば、健康フルコースの食事が楽しめます。
2. 瓶詰めなめこの作り方
それでは、まずは瓶詰めなめこの作り方について見ていきましょう。以下が必要な材料と工程です。
【必要な材料】
- なめこ:200g
- 醤油:大さじ3
- みりん:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- 酢:大さじ1
【作り方】
- まずは市販のなめこを使う場合、しっかりと水洗いし、ヘタを取り除きます。野生のなめこを使う際にはしっかりと土を落とし、虫などがいないか確認しましょう。
- 鍋に水を入れ、なめこを煮立てます。なめこが柔らかくなるまで中火で10分程煮ます。
- 別の鍋に醤油、みりん、砂糖、酢を入れ、なめこの煮汁とともに煮立てます。味がなめこに染み込むまで約15分程煮続けます。
- 全体が煮詰まったら、火を止めてそのまま冷まします。その後、瓶に入れて密封し、冷蔵庫で保存します。
3. 保存方法と注意点
次に、瓶詰めなめこの保存方法と注意点をお伝えします。
- 煮詰めたなめこは、冷ましてから瓶に入れて保存します。密封はしっかりと行いましょう。
- 瓶詰めなめこは冷蔵庫で保存します。なめこの発酵を防ぐため、10℃以下の冷暗所が理想的です。
- 開封後は、少しでも早く食べきることをおすすめします。開封後1週間以内に食べ切ることが、新鮮な状態でなめこを楽しむ秘訣です。
以上、自宅で楽しむ野生の味覚、瓶詰めなめこの作り方と保存方法について解説しました。季節感を感じながら、食材自体に触れる楽しみを思う存分味わえる手作り瓶詰めなめこ。自家製だからこその優れた食味と栄養を、ぜひご家庭でお楽しみください。
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