暖かな家の中で、友人や家族と楽しい焼き肉のひとときを過ごすことは、特別な体験です。屋外での焼き肉が難しい場合や、気軽に焼き肉を楽しみたいときには、室内で七輪を使った焼き肉が素晴らしい選択肢となります。
しかしながら、室内での火の取り扱いには特別な注意が必要です。
本記事では、「七輪を室内で使う方法」について詳しく探っていきます。七輪を室内で使用する際の安全対策や効果的な使い方、そして周囲の環境への配慮について解説します。
焼き肉の美味しさを堪能しながら、安全を確保するためのポイントをしっかりと理解して、素晴らしい室内焼き肉体験を楽しんでみましょう。
さあ、一緒に室内での焼き肉の楽しみ方と安全な利用法を学んでいきましょう。
目次
煙対策
室内で七輪を使う時に気をつけるべき点は「煙対策」です。
カセットコンロとは違い、通常は七輪では炭を燃やす事になりますが、不完全燃焼が少なからず発生するため煙が発生します。
炭は木材から煙になる成分を取り出した物なので、木材を燃やすのに比べると煙が出にくい素材なのですが、ご家庭で使われているガスコンロやカセットコンロと比べると煙や一酸化炭素が発生してしまいます。
七輪を室内で使用する場合には煙や一酸化炭素が必ず発生するため、十分な換気をする必要があります。
煙が出にくい七輪の使い方
屋内でしたら換気扇の下で使うのがベストですが
- 炭が十分に燃焼して白っぽい状態
- 焼き物の油が炭に落ちないような焼き台の使用(ジンギスカン用の鉄板など)
を注意することで煙が出にくい七輪の使い方をする事ができます。
炭を十分に熱して白くする
炭は燃やし始めに煙が出てしまいます。炭の質によっては独特の匂いが出るのですが、十分に燃焼すれば匂いや煙は発生しなくなります。
見た目としては炭の全体が白っぽい状態になるまで燃やします。
最初の火起こしだけでも屋外で行ったり、炭をガスコンロで火をつける火起こし機を使って煙が出る最初だけ換気扇の下で行う事で、煙が出にくい状態になります。
焼き物の油を炭に落とさない
バーベキューの際に煙が発生する最大の要因は「焼き物の油が炭に落ちる」事で煙が発生します。
これは炭に油を落とさないようにプレートを使用する事で回避できます。
例えばジンギスカン用の鍋や
プルコギ用の油が下に落ちるタイプのプレートを使用することで回避できます。
これらはカセットコンロ用なので、七輪で使う事は想定されていないので注意しながら使用してみてください。
ちなみに、私はプルコギ用のプレートを使用して七輪で焼き肉をしています。
七輪の後始末
後始末には炭用の火消し壺が推奨されています。
一般的な七輪に水をかける事はNGなので、火消しをする時には火消し壺を使用したり、炭を取り出して水の入ったバケツに入れて消化してください。
もしくは七輪の上にヤカンを置いてからベランダや換気扇の下に放置しておく事で燃え尽きるのを待つこともできます。この際には七輪の中にゴミや異物が入り込まないようにヤカンで蓋をしたり、目を離さないようにする事を注意してください。
最後に
以上、七輪を室内で使う方法について解説しました。
ガスコンロに比べて一酸化炭素や煙の対策がメインになります。十分な換気や煙対策を怠らずに良い七輪の使い方を模索してみてください。
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